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服屋で店員に話しかけられたくない人に朗報 ファッション人工知能SENSYがリアル店舗で接客中

2015年03月06日 07時00分更新

 ファッションとテクノロジーをつなぐスタートアップ企業カラフル・ボードは、ファッションセンスを自動学習する人口知能“SENSY”を利用し、リアル店舗内で実際の接客を支援する実証実験をスタート。第1弾として、2015年2月18日にオープンしたばかりの店舗“THE EMPORIUM(ジ・エンポリアム)新宿ミロード店”にて、3月5日から3月10日まで接客を行なっている。

SENSY
SENSY

 店頭には人工知能“SENSY”がインストールされたタブレット端末が設置される。お客がアプリで15個のアイテムを“好き”か“嫌い”かで選んでいくにより、好みを自動で学習して、おすすめアイテムをランキング形式でレコメンドしてくれる。画像をタップすれば、アイテムの詳細情報がわかるといった具合だ。接客サービスの向上と、慢性的な人材不足の解消を目的としている。できればそっとしておいてほしいと、店舗で店員に話しかけられるのが苦手という人にも良いサービス。

SENSY
SENSY

 SENSYは2014年11月にiPhoneアプリをリリース、ユーザーのファッションセンスを学習して、世界中の1600以上ブランドのアイテムをECサイトからユーザーの好みぶ合わせて集めてくれる人工知能アプリだ。同社と慶應義塾大学、千葉大学と共同研究開発した。

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