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光学83倍ズームの超望遠デジカメ現る!ニコンが月撮りに本気すぎる

2015年03月02日 19時30分更新

 ニコンがDXフォーマットのデジ一眼『D7200』と、35ミリ換算で24~2000ミリ相当の光学83倍ズームを備えた超望遠デジカメ『COOLPIX P900』を発表した。両機とも3月19日発売予定だ。

D7200
●予想実売価格 ボディーのみ:14万8500円前後、バッテリーパックキット:16万4700円前後、18-140VRレンズキット:18万9000円前後、18-300VRスーパーズームキット:22万4100円前後

D7200

 フルサイズモデルの『D750』と同じく、51点のAFシステムを備えたデジ一眼。有効2416万画素のAPS-CサイズのCMOSを搭載する。

 画像処理エンジン“EXPEED 4”とバッファーの容量を拡大したことで、JPEG撮影時に毎秒約6コマ(最大100コマまで)で撮り続けられるのが特徴。また、ISO感度が常用で100~25600まで向上している。

 SDXCカードスロットをデュアルで備え、RAWとJPEGの分割記録やカード間コピーが可能だ。さらに、WiFiを内蔵したことでスマホからのリモート撮影や写真転送ができる。

COOLPIX P900
●予想実売価格 7万5100円前後

D7200

 35ミリ換算で2000ミリ相当の超望遠ズームレンズを備えた超高倍率デジカメ。最望遠時でも開放F値は6.5と明るめだ。ダイナミックファインズームを併用すれば最大166倍(約4000ミリ相当)、デジタルズームを併用すれば最大332倍(8000ミリ相当)までズームできる。これまでの望遠デジカメと比べ、また一歩、月に近づいたスペックだ。

D7200

 シャッタースピード5段ぶんの高性能手ブレ補正を備え、望遠時に発生しやすい手ブレを減少できる。また、大きな手ブレを効率良く補正できる“ACTIVEモード”を搭載。EVFや液晶の表示ブレも抑えられる。

■サンプル写真(焦点距離357ミリ)

D7200
↑撮像素子は1/2.3型ながら、クレーターがクッキリ描写できているのがわかる。

■関連サイト
D7200製品ページ
COOLPIX P900製品ページ

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