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どう考えても欲しい!『OPPO』のレンズ型カメラが発売

2015年02月20日 08時30分更新

 破竹の勢いで世界市場での存在感を高めている中国のスマートフォンメーカー。でもその成長の裏には、スマートフォン以外にも周辺機器やアクセサリーなどさまざまな製品を販売することで着々と利用者やファンを増やしているのです。ということで今回は、各メーカーから販売されている「こんなものもあるの?」なんて製品をご紹介しましょう。

OPPOなど
↑ファーウェイはテレビも売っている。

 まずはSIMフリースマートフォンでもおなじみのファーウェイから。アジア各国はもとよりヨーロッパやアメリカでも今や同社のスマートフォンはメジャーな製品です。そのファーウェイはなんと中国で『A55』というテレビも出しています。CPUにはHiSiliconのクアッドコア1.5GHzを搭載するスマートTVで、4K対応の55型とリビングの中心に置ける本格的な製品。

OPPOなど
↑もちろんスマホとの連携もばっちり。

 WiFi内蔵でネットにもつながりますし、スマートフォンやタブレットの画面内容をワンタッチでテレビ表示へと切り替えることも可能。ゲームや映画をテレビの大画面で簡単に利用することができます。

OPPOなど
↑シャオミの限定版ルーターがかっこいい。

 さて中国の新興メーカーと言えばシャオミの名前を外すわけにはいきません。低価格スマートフォンで有名な同社ですが、リストバンド型の活動量計やモバイルバッテリーなども人気。ネットワーク関連機器もいろいろ出しています。この木箱に入った製品は802.11ac対応のホームルーターはハードディスクも内蔵できNAS的な使い方も可能。

OPPOなど
↑まるで大人の科学!ルーターを自作。

 木箱の中にはなにやらパーツがいろいろ入っているようですが、実はこの製品はルーター発売時の限定記念版。ルーターの各部品がそのまま入っているんです。購入後はドライバーを使ってルーターを自分で組み立てることができるわけ。日本だとアウトでしょうけど、こんな大人の心をくすぐる製品を出しちゃうあたりもシャオミ人気を支えているわけです。

OPPOなど
↑発売が待ち遠しいオッポのレンズ型カメラ。

 ソニー、ポラロイド、オリンパスなどが次々に製品を投入するレンズ型カメラ。中国でもオッポが『OPPO O-lens1』を間もなく発売予定。本体カラーはホワイトのみでオッポのオシャレなスマートフォンにマッチする色合い。背面のクリップは58〜80ミリの幅で動くのでたいていのスマートフォンに装着できます。

OPPOなど
↑ズームレンズで手軽に撮影。

 性能としては1600万画素、10倍ズームレンズでWiFiでスマートフォンと接続可能、単体でも写真撮影ができます。バッテリーは880mAhとのこと。どの程度の写真が撮影できるかは不明ですが、カメラ回転式や世界最薄などイノベーションのある製品を多数リリースしている同社の製品だけに期待は持てそう。

OPPOなど
↑ヌビアのカラフルなハンズフリー端末。

 カラフルな4色展開のケータイのように見えるこの製品は、ヌビアのBluetoothヘッドセット。スマートフォンと接続して通話ができるほか、カメラのリモートシャッターとしても使えます。でも製品名にある『nubia』のロゴ、どこのメーカー何でしょう?

OPPOなど
↑知らないうちにZTEがオシャレになっていた。

 実はこのヌビアはZTEの別ブランド。カメラを強化したスタイリッシュなスマートフォンをアジア各国で展開中です。ヌビアの製品はZTE製とは思えないあか抜けたデザインなのですが、周辺機器もなかなかいい感じのものを出しているんです。

OPPOなど
↑ジオニーのスピーカーはモバイルバッテリー兼用。

 世界最薄スマートフォンを積極的にリリースしているジオニー。自慢のアクセサリはNFC搭載のBluetoothスピーカー。スマートフォンのハンズフリー端末としても利用できます4000mAhのバッテリーを内蔵し連続20時間音楽再生が出来るほか、スマートフォンなどのモバイルバッテリーとしても利用可能。またUSBでノートPCとつないで外部スピーカーにもできます。旅行の時に持っていくと便利そうです。

OPPOなど
↑赤と白のデザインがいいワンプラス。

 超ハイエンドスマートフォンを低価格でリリースしているワンプラス(OnePlus)。赤と白を組み合わせたシンプルなロゴが目を惹きますが、それを使ったこんなアクセサリも販売しています。ヘッドフォンケーブルの巻き取り器ですね。裏は吸盤でスマートフォンの背面にもはり付けられます。しかもこれでたったの200円。そこらのノーブランド品を買うよりこっちのほうが断然よさそう。

OPPOなど
↑ライバルな100プラスはクッション。

 こちらは100プラス(100+)のアクセサリー。名前は似ていますが同社は2万円以下の低価格高スペック品にフォーカスしたメーカー。アクセサリー類はあまりないのですが、こんなロゴ入りクッションを出しています。自分の好きなメーカーのこの手の商品があればつい買っちゃう人も多いでしょうから、うまい商売かもしれません。

OPPOなど
↑腕時計が1000円、でも買う?

 アクセサリーと言うよりメーカーロゴグッズのようなものはマイナーメーカーほど力を入れているようです。これはシャオミならぬシャオツァイが出している腕時計。お値段は約1000円ですが、同社の激安スマートフォンが8000円で買えることを考えると、この時計を一緒に買う人はいないような。キャンペーンでギフトとして配るためのものだったりして。

OPPOなど
↑たぶん売る気のない空気清浄機。

 そしてこれはシャオラジャオ(小辣椒)が出してきたハンディータイプの空気清浄機。約2000円。ノーブランドでも中国ならどこでも売っている製品だと思います。同社がこれを出したのは、シャオミが昨年、本格的な空気清浄機を出したことに対しての対抗のよう。「この程度の製品で十分でしょ」という、同社ならではのシャレをきかせた製品なんでしょう。なお同社のスマートフォンはどれもシャオミのネーミングやラインアップをインスパイアしたものばかり。シャオミを常に意識しているメーカーなのです。

OPPOなど
↑モバイルバッテリーはすべてのメーカーが販売。

 ところでスマートフォンの必須のアクセサリーともいえる製品はモバイルバッテリーでしょう。日本ではダンボーバッテリーなどキャラクター製品も出ていますよね。一方中国の各スマートフォンメーカーは自社ロゴを入れた自社製品をほぼ全社が出しています。スマートフォンを買ったらバッテリーも同じメーカーのモノを買う、これ今や中国では常識なんですよ。日本で知られていないメーカーのバッテリーを買って使うというのも面白いかもしれませんね

OPPOなど
↑スマホメーカーが副業を強化。

 また自社のキャラクターグッズやTシャツなど、もはやスマートフォンとは無関係な製品も各社から続々と登場しています。以前紹介したシャオミのキャラクター『ミィトゥ』ちゃんのバッテリーのような、実用性を兼ねたものも出てくるでしょう。次から次へと市場参入する新興メーカー、スマートフォンやタブレットなど端末だけじゃなく、周辺機器やアクセサリにも注目したいものです。

●関連リンク
TurtleBack

 

山根康宏さんのオフィシャルサイト
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