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バイクのヤマハが楽器を、楽器のヤマハがバイクをデザイン!?

2015年02月17日 20時30分更新

 ヤマハ発動機とヤマハは、生産・商品化の制約に縛られることなくそれぞれの作法や考え方でデザインを提案する“project AH A MAY(プロジェクト アーメイ)”の活動で4作品を完成させた。

20150217yamaha

 ヤマハ発動機は球体型のドラムス『RAIJIN(God of the Thunder)』およびタンデム(2人乗り)で演奏する『FUJIN(God of the Wind)』を制作。

RAIJIN(God of the Thunder)
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FUJIN(God of the Wind)
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 ヤマハは人と自然と乗り物の一体感を目指したモーターサイクル『√(ルート)』と、自らペダルを漕いで充電する電動アシスト自転車『0±0(ゼロプラスマイナスゼロ)』を制作。

√(ルート)
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0±0(ゼロプラスマイナスゼロ)
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 4作品は、3月12~22日までフランスのサンテティエンヌ市で開催される『第9回サンテティエンヌ国際デザインビエンナーレ2015』の共同ブースに出展される。“project AH A MAY”は、ヤマハブランドを共有する両社がお互いを「鏡」と見立て、デザインを通じてお互いを映し出すことで、相互に刺激を与えあうと同時に両社に共通する「ヤマハらしさ」を見出すことを目的としている。

 生産や商品化は企業の宿命ですが、この制約を「無視」して制作されたデザインは当然ながら個性にあふれ、美しいです。デザイン優先ではコストや実用度が、実用度優先ではデザインが埋没するものが多いプロダクト、両者のいいところ取りの商品が数多く生まれることを期待します!

■関連サイト
ヤマハ発動機
ヤマハ
サンテティエンヌ国際デザインビエンナーレ

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