2015年02月17日09時00分

『ポタ研 2015冬』ポータブルなのにハイエンドすぎるハイレゾプレーヤー多数初披露

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 2月14日に東京・中野サンプラザで開催された、ポータブルオーディオのヘッドフォンイベント『ポタ研 2015冬』。初披露された製品から、その筋の猛者たち注目の新製品をご紹介。

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↑会場内は特価販売コーナー設置の効果もあってか、人、人、人。

 まずハイレゾプレーヤーの新顔として、フロンティアファクトリーのブースに米Acoustic Research社のデジタルオーディオプレーヤー『AR-M2』が日本初披露で展示されていました。画面解像度1280×720ドットの5インチ液晶で内蔵メモリー64GB、マイクロSDで拡張という一見平凡なスペックですが、こだわりどころはその練り込まれた音質。

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↑薄型でスマホのようなデザインの『AR-M2』。Androidベースでつくられたハイエンドのハイレゾプレーヤーだ。

 DACにバー・ブラウンの『PCM1794A』を搭載し、FLAC/WAV/ALACなどのほかDSD再生にも対応。Androidベースらしいつくり込まれたハイレゾ対応アプリがサクサク動作するのも魅力です。

 なお試作機はBletooth搭載ですが、製品版では音質重視の観点から外されるとのこと。Android OSを搭載して予定価格が約13万8000円と、ソニーのウォークマン『NW-ZX2』と正面からぶつりかり合うプライス。日本に1台しかない試作機には音質を確かめる列がズラリと続いていました。

 そのブースのすぐ向かい、トップウィングのブースにはLottoのハイエンドハイレゾプレーヤー『PAWGGold』の兄貴ぶんでもあるポータブルオーディオレコーダー『PAW-VE』が参考出展されていました。

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↑プレーヤーモデルが先に発売されたが、ハイレゾレコーダーを一体化させた『PAW-VE』。

 『PAWGGold』と言えばスイスの放送機材メーカーNAGRAの設計・製造を手がけるLottoが実売28万円台で昨年12月に発売し、某店では「プロの録音エンジニアさんが仕事で使っている機材と同じ音を聞けるからと購入していく」と語っていた、あまりにガチ過ぎる筋の人にウケてしまっている逸品。『PAW-VE』はそのベースモデルの位置づけですが、ボディーをプラスチックにするなどハイエンド度は控え目でマイクを一体化した録音対応仕様で登場とのこと。2015年春発売予定でガチ過ぎる方は注目です。

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↑弟ぶんの『PAWGGold』は昨年12月から発売中。実売28万円台のハイエンド仕様だ。

 OPPOのブースでは、前日発表されたばかりの薄型デザインがカッコイイ、ポタアンの注目モデル『HA-2』も、手持ちのiOSデバイスなどと試聴可能な状態で展示が行なわれていました。同時に発表された平面磁界駆動型ヘッドフォンの『PM-3』の展示にも早くも試聴の列ができていました。

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↑OPPOが13日に発表したポタアンの『HA-2』。革ジャケ一体型のデザインもカッコイイ。
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↑密閉型でポータブルユースも考慮した『PM-3』も試聴可能。

■海外ブランドのヘッドフォン発表会も同時開催
 
 ヘッドフォンでは米国の著名ケーブルブランドのAudioQuest社が初のヘッドホン『NightHawk』の発表会を開催しました。セミオープン方式のオーバーヘッド型ヘッドホンで、50㎜のハイエクスカーションドライバーを搭載。イヤーカップには木の繊維を溶かして鋳造したリキッドウッドを採用。内部のディフューザーには3Dプリントで製造とさまざまな新技術を用いて製造されています。発売は3月下旬で約8万円を予定と、自宅用のハイエンド仕様ヘッドフォンとして注目です。

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↑米AudioQuestから開発社を招き発表会を開催。
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↑セミオープン方式のヘッドフォンで素材と構造に工夫をこらした。

 『PORTAPRO』で日本でもよく知られる米KOSSも、同社のスタジオヘッドフォンの新モデル『Pro4S』、『SP330』、『SP540』の発表会を開催。最大の特徴は、耳の形と合わせることでフィット感を高めるという“D”型のハウジング。『Pro4S』は音楽制作の現場に向けた機能として左右両出しのケーブル、そしてケーブルのデイジーチェーンによるモニタリングも対応します。モニター用のヘッドフォンなのでKOSSの重低音重視のサウンドというよりフラットな音指向にまとめています。なお、同時に同社の『ProDJ200』をベースにしたBluetoothヘッドフォン『BT540i』も発表されました。

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↑KOSSの新スタジオモニターヘッドフォン『Pro4S』。
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↑KOSSのオーバーヘッドヘッドフォン『SP540』。
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↑Bluetoothヘッドフォン『BT540i』はスライドのみ紹介。

 初披露の大ネタをピックアップするとそんな『ポタ研 2015冬』ですが、もちろん発売中の製品の試聴・展示もあり、ジャンク品のセールあり、テスト品の販売あり、DACの組み立てキットの展示アリの、私物のポータブルプレーヤーを展示したコーナーありの、手づくり感も満載。何より、展示しているメーカーよりも来場者のもっている私物プレーヤーの本気度がヤバ過ぎるイベントなので、ぜひいちど、その目でお確かめあれ。

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↑カスタムイヤーイヤフォン『FitEar』で知られる須山歯研のブースでは中国・SHANLING製のヘッドホンアンプ『H1』をテスト販売。
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↑ユーザー出展のブース。すべて私物のポータブルアンプなのでご自由にお試し下さいとのこと。

■関連サイト
ポタ研2015 冬サイト(フジヤエービック)

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