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グーグルがSprintとT-Mobileの協力を得て無線プロバイダ市場に乗り出した

2015年02月01日 09時00分更新

このテクノロジーの大企業がこの世のあらゆる所にネットアクセスを提供しようとしている。

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The Informationのレポートによると、グーグルは携帯ネットワークを使った音声及びデータ通信のサービスプランを消費者に直接販売しようと考えている。

この件に関わりの深い情報提供者の話によると、グーグルはSprintおよびT-Mobileに、彼らのモバイルネットワークの利用料を支払うという。

更にウォール・ストリート・ジャーナルの報道によれば、もしSprintとの契約で十分な数のグーグルのモバイル顧客が流入することになれば、Sprintは条件を考え直すともいうことだ。

このニュースはグーグルがこの世のありとあらゆる所にインターネットを提供したがっているという事を更に裏付けるものである。先週の初め、グーグルはイーロン・マスクの宇宙開発スタートアップ企業であるSpaceXに対し、ネットアクセスを提供できる人口衛星の開発を進めるため、10億ドルの投資を行うことで会社の一部を買収した。

23日、グーグルは米連邦通信委員会に高周波数帯電波のアクセスの拡大を要求する手紙を送った。このグーグルの要求が通ることで、熱気球やドローンから地上へ向けたブロードバンドでの電波通信が可能になるというのだ。この書状は12月の終わり頃に送られた電柱へのアクセス要求についで送られたものだ。この電柱の話については、通ればグーグルはGoogle Fiberの敷設をこれまでの1/10のコストで行えるようになるという。

Richard Procter
[原文]

 

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※本記事はReadWrite Japanからの転載です。
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