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RealSenseカメラを搭載した6ミリの極薄タブレット『Venue 8 7000』を速攻レビュー!

2015年01月22日 18時15分更新

 デルがインテルの“RealSense Snapshot Depthカメラ”を備えた8.4インチAndroidタブレット『Venue8 7000』を国内で発表した。1月27日より発売する。直販価格は4万8980円(送料込、税別)。昨年のIDF2014でお披露目され、今年頭のCES2015で正式に発売がアナウンスされた話題のタブレットだ。

Venue8 7000
Venue8 7000

 ボディーの厚さは6ミリと薄く、重量は305グラムと軽量。8.4インチ有機ELディスプレーは解像度が2560×1600ドットで高精細だ。また、前面にステレオスピーカーを備え、動画を高画質かつ高音質で楽しめる。CPUはクアッドコアのAtom Z3580を採用し、メモリー2GB、16GB eMMCを搭載する。OSはAndroid4.4。

 しかし何といっても最大の特徴は背面にあるRealSense Snapshot Depthカメラ。3D写真の撮影や、『Lytro ILLUM』のようにピント位置を変更(リフォーカス)できたり、写真上で被写体と背景の距離などが計測できるユニークなカメラだ。発表会の会場で早速試してきたのでご紹介したい。まずはリフォーカスから。

Venue8 7000

リフォーカス前

Venue8 7000

リフォーカス後

Venue8 7000

 リフォーカス前は奥にピントがあり、手前の白クマの人形をタッチするとピントが手前にくる。触っていてすごく楽しい機能だった。お次は距離計測。

距離計測

Venue8 7000

 奥から手前にどのぐらい距離があるかを計測。確かに4フィート(約1.2メートル)ぐらいだった。部屋の模様替えのときに便利そうだ。

Venue8 7000
↑設定から“Depth Camera”を有効にすると3D撮影ができる。
Venue8 7000
↑Depth Cameraがオンの状態なら、3基ある背面カメラのプレビューが表示される。
Venue8 7000
↑側面にピンで開けるタイプのマイクロSDカードスロットを発見。
Venue8 7000
↑8インチのWindows版Venue 8とのサイズ比較。本機の方が液晶サイズは大きい。

 5900mAhの大容量バッテリーと、距離計測などカメラ機能も含めて、作業現場などでも活用できそうだ。

●主なスペック
CPU Atom Z3580(クアッドコア、最大2.3GHz)
ディスプレー 8.4インチ有機EL(2560×1600ドット、359dpi)
メモリー 2GB
ストレージ 16GB eMMC
通信機能 IEEE802.11ac、Bluetooth4.0ほか
カメラ 背面:800万画素、前面:200万画素
インターフェース マイクロSDXCカードスロット、マイクロUSB2.0、ヘッドホンジャック
バッテリー容量 5900mAh
サイズ/重量 124.4(W)×6(D)×215.8(H)mm/305g

■関連サイト
デル

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