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賞金200万円を巡る欲望むき出しのボーダーブレイクの大会が大盛り上がり!

2015年01月13日 08時00分更新

ボーダーブレイク

 セガは1月11日にベルサール秋葉原で、同社のアーケードゲーム『ボーダーブレイク』の“第3期エースボーダー最終決戦”とスクランブルバトルの王者を決定する“BBGP2015”を開催。同ゲームでどっぷりつかっている私がレポートします!

 ボーダーブレイクとは、10対10のハイスピードロボットチームバトルがウリのセガの人気タイトル。エースボーダー最終決戦は、2014年の10月31日から11月3日まで、S5ランク以上が参加できる全国のゲームセンターで予選イベントで、上位100位に入賞した中から選ばれた40名で競われる大会です。

 ちなみに、予選大会の様子は以下のような感じ、最低でも250ポイント以上は取らないと100位以内には入れないと言われていました。万年S5の低ランカーである私のプレイなので、ニコニコ生放送YouTube Liveで放映された決勝戦と見比べてみると、エースの実力がいかにスゴイかわかっていただけるでしょう。

 さて、実際の第3期エースボーダー最終決戦ですが、レッド、ブルー、イエロー、グリーンと4チームで競う初めてのトーナメント戦となり、大いに盛り上がりました。

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↑解説にはお馴染みの面々。右から元開発の名物男“牛マン”、プロデューサーの三上氏、ディレクターの叶氏、サバゲーアイドルの梨蘭さん、声優の白石稔氏。
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↑また、エースパイロット“ゼラ”を演じる白石稔氏が発足したチームゼラ石に参加しているHカップグラドルの吉田早希さんもセクシーな牛ウーマンとして登壇。
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 第1回戦では事前予想1位のブルーチームと第2位のレッドチームが激突。先に2戦した方が勝利するところ、第2回エースボーダーであり、予選イベント1位通過の“まめまめ”選手率いるブルーチームが2回戦こそキルデス戦で辛勝したが、結果2敗して敗退という波乱の幕開け。続く2回目の準決勝では、事前予想4位のグリーンチームが、見事な連携でコアを攻撃して優勢をキープして勝利したものの、決勝戦ではレッドチームの地力に押しきられて惜敗しました。

 レッドチームは第2期エースボーダーの“イタチ”選手、昨年行なわれたJAPAN GAMER'S LIVE(以下、JGL)王者の“許してヒヤシンス(笑”選手など、過去の大会で実力を示した選手が多くいたのが大きかったのか、要所要所をきっちり押さえていた印象が強かったです。

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 自身のアバターに似せた格好でコスプレする人など、パフォーマンスで魅せる人も大勢いました。左はマスクを被った“神影狙撃者”選手、右はコラボイベントのあったニンジャスレイヤーをイメージした“あるかど”選手。

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 第3期エースボーダーに選ばれたレッドチームには、『猛き閃光の雷帝』が授与。

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 さらに、雷のエフェクトが追加された『ペネトレーター/雷帝』がプレゼントされました。

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 前半戦ラストを飾ったのは、ニコ生で新情報をリークすることでお馴染みの仮面の男“三代目アレックス”。新ブラスト“ジーシェン・パイロン”を紹介。もちろん、配信は“明日”ということで1月12日に決定。もはやこれは様式美。

 そして、15時半より行なわれた後半の“BBGP2015”では、総勢40名が10人でポイントを競うスクランブルバトルで、ひとつの椅子を巡って争われました。

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↑ボーダーブレイクの楽曲を制作するBBサウンドチーム“メタセコイア”の演奏のもと登場した、総勢40名の猛者たちは圧巻だ。

 出場者の入場時には、各プレイヤーに意気込みなどを聞いたPVが流れました。まるでボクシングの試合前のPVを見ているような、アオリやおもしろい語りといった凝った演出に大興奮です。

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 大会は準々決勝4回、準決勝2回、決勝は特別ルールにて行なわれました。第1期、第2期エースボーダーやJGL王者にして第3期エースボーダーになった“許してヒヤシンス(笑”選手などが、ポイントの変動が激しく入れ替わり脱落していくという大激動の展開に。

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 手に汗を握る大会を制したのは、第2期、第3期エースボーダーに輝いた“イタチ”選手。3位は強襲兵装で決勝の1回戦で1位に輝いた“天照大御神”選手、2位は“まさきにゃん”選手。

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 3位の“天照大御神”選手は賞金の20万円をでんぱ組.incの“古川未鈴”さん(左)から、2位の“まさきにゃん”選手は50万円をサバゲーアイドルの梨蘭さん(右)から贈られました。

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 そして1位の“イタチ”選手には、超デカイ優勝トロフィーと賞金200万円が手渡されました。

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 大会の最後には元開発の名物男“牛マン”さんがプロデューサー昇格となることが発表されました。去年の3月に行なわれた“ボダりな祭”で切り落とされた角も七色に輝くギミックとともに復活。

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 さらに、新バージョンとなる4.5の新要素が発表されました。

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 第3世代ブラスト・ランナー『F3ブラスト』が登場。

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 すべてのブラストに、一定のダメージを肩代わりする“ニュード・ディフレクター”が追加。この機能は機体のボディーの性能に準ずるようです。

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 体力ゲージの右横にあるディフレクターゲージは、自陣のベースまたはプラントから一定距離内にいると自動回復。こちらは、期待の頭部の性能により変化。

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 腕パーツの性能によって変わる“予備弾数”は、主武器、副武器の所持弾数が変化。これは、弾数が少ない武器を愛用するボーダーに朗報だ。

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 脚部パーツが影響する“加速”は、ダッシュを継続するとスピードアップ。中、遠距離移動に効果ありとのことで、屈キャン(屈伸キャンセル)を使わないホバー使いにとっては重要かも。

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 また、協力プレイのユニオンバトルには新難易度“SUPER HARD”が追加、新型プラントやマッチングシステムが改良されることも発表されました。

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 新バージョンのロケーションテスト(ロケテ)は1月15日と、すぐ始まるといううれしい情報も。ロケテを行なう店舗近くに住んでいる人は、要チェックです。

●『ボーダーブレイク スクランブル Ver.4.5』ロケテ開催店舗一覧
・クラブセガ新宿西口
・クラブセガ秋葉原 新館
・セガ池袋GIGO
・セガ神楽坂
・セガ金山
・セガワールド布施
・セガ難波アビオン

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 大会最後は恒例の“スモイ”コールで終了。参加したセガスタッフとともに、会場に訪れたすべての人との記念撮影も行なわれました。

 また、大会終了後にBBGP2015で優勝した“イタチ”選手が取材陣からの質問に、以下のように応えてくれました。

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取材陣 ズバリ勝因はなんですか?
イタチ 前日まで2~3時間ずっと練習してきた結果だと思っています。

取材陣 予選から数えて4回1位を取られていたかと思うのですが、秘訣はなんですか?
イタチ ニュード採掘が重要なので、足を速くしてニュードを取り、こちらに来た敵を迎撃すれば、撃破によりまたニュードが入ってくるので、それを繰り返して決勝まで来ることができました。

取材陣 1番キツかったのはどの試合でしたか?
イタチ 1番はやっぱり決勝戦の1試合目でしたね。ガール メイ キルさんに落とされてからがキツかったです。

取材陣 1試合目はノーポイントで、2試合目で1位になられましたが、気持ちの切り替えなどで意識したことなどはありますか?
イタチ オルグレンよりホープサイドの方がニュード採掘ポイントが多いので、ニュードをたくさん回収できるので、迎撃をしっかりやるというのを意識して戦いました。

取材陣 この相手が1番厄介だったなぁ~、と印象に残った方がいらっしゃったら教えてください。
イタチ 夢・出逢い・魔性さんは練習の時も思ったのですが、エイムもスゴくて勝てないことが多かったので。

取材陣 優勝賞品の使い道と今後のBBに求めるものは何かありますか?
イタチ 優勝賞品は親孝行に使いたいと思っています。BBには現状で満足しているので、特に求めることはありません。バージョンアップ情報も発表されて、いろいろと考えることが増えたので、楽しみです。

●関連サイト
ボーダーブレイク スクランブル公式サイト
特番ニコニコ生放送
特番YouTube Live

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