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ROOT FIVEやGeroの美声に酔いしれた ニコニコ国会議ほぼ完全レポその3

2014年12月17日 08時00分更新

 その1その2に続いて、2014年12月5日~7日にシンガポールで実施したniconicoの海外イベント“ニコニコ国会議”のレポートをお届けしよう。今回は、祭りの核ともいえる“歌ってみた”についてまとめてみた。

■本当に素人!? な現地ユーザーを掘り出したカラオケステージ
 niconicoの真髄は、まだ世の中の多くが知らないキラリと光る才能に触れられるところにもある。その点でいうと、カラオケステージでは、海外の“野生のプロ”が多数出演した絶好のコーナーだった。歌はもちろん、日本語も「本当に現地の人?」と驚くぐらいに上手で、生放送でも賞賛のコメントが寄せられていた。

ニコニコ国会議その3

↑momochhannさんと、シンガポールのオタ芸チーム“WOTAROID”のグループ。日本のアイドル“Cheeky Parade”の曲に合わせたコールが客席から鬼のようにかけられ、謎の一体感を醸成していた。生放送でも「現地のアイドル?」とコメントが投稿されるほどの盛り上がりでした。

ニコニコ国会議その3

↑日本の音楽をカバーする4人組グループの“JUNE”。写真の『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。』のED曲『secret base ~君がくれたもの~』を歌った女性3人のほか、グループ唯一の男性、Usagiさんもカラオケステージに参加。全員がプロ顔負けの美声を見せつけて、コメントを大いに沸かせいました。

ニコニコ国会議その3

↑初日には、niconicoのカラオケ大会でおなじみのDr.熱血さんもなぜか日本からやってきて出演していました。その1でも紹介した桜ミクコスプレの“さくら”さんもそうですが、なんというエネルギッシュさ!

■黄色い声が飛び交いまくる 歌ってみたパート

ニコニコ国会議その3

↑歌ってみたの出演者は、男性歌い手が中心だった。まずは蛇足さん、ぽこたさん、みーちゃんさん、けったろさん、koma'nさんという人気歌い手5人で結成されたボーカルユニット“ROOT FIVE”。

ニコニコ国会議その3

↑2日目には、“I LOVE SG”と書かれた5色のTシャツで出演していました。昨年には台湾でワンマンライブを実施するなど、海外でも人気が非常に高いです。

ニコニコ国会議その3
ニコニコ国会議その3

↑セットリストは、1日目が『キミノミライ』と『Mr.Music』、2日目が『Love Hunter』と『キミノミライ』、3日目が『地球最後の告白を』と『千本桜』。

ニコニコ国会議その3

↑力強い歌声とアツいシャウトが耳に残るGeroさんは、『NO WAY OUT』や『BELOVED×SURVIVAL』、『うどん』、『金曜日のおはよう』などを熱唱。

ニコニコ国会議その3

↑ユーモアたっぷりなのもGeroさんの魅力です。名前の由来について、マーライオンと説明してみせたり……。

ニコニコ国会議その3
ニコニコ国会議その3

↑お客さんに「日本語わかりますか? My name is Gero、オッケー? not ぐるたみんよ」と自己紹介したりして、コメントも現地の観客も爆笑させていました。

ニコニコ国会議その3
ニコニコ国会議その3

↑2日目には、そのGeroさんとROOT FIVEのメンバーである蛇足さんのユニット“蛇下呂”も出演。息ぴったりの掛け合いで『DaRoWay』を歌い上げていました。

ニコニコ国会議その3

↑生放送には出てませんでしたが、天月(あまつき)さんも現地を大いに沸かせていました。さわやかで甘い声で歌い上げるのは、『ホシアイ』や『ストリーミングハート』など。

ニコニコ国会議その3
ニコニコ国会議その3

↑海外公演でいえば、天月さんは昨年、香港と台湾(台北/高尾)にて行なわれたライブイベント“ASIAN NEW STORY LIVE”に招かれて、伊藤歌詞太郎さんらと参加していました。国をまたいでも女子の心を惹くイケボは強い!

ニコニコ国会議その3

↑キツネのお面が印象的な伊藤歌詞太郎さん。レフティーモンスターさんとのユニット“イトヲカシ”での路上ツアーが有名で、昨年はタイやシンガポール、フランス、オランダ(そして狭山)と世界中を回っていました。

ニコニコ国会議その3
ニコニコ国会議その3

↑そのシンガポールに今年も帰って来た! こちらも生放送には出てませんでしたが、『ピエロ』や『rain stops, good-bye』などを、ややハスキーでビブラートの効いた歌声で披露していました。

ニコニコ国会議その3
ニコニコ国会議その3

↑MCとして呼ばれて、見事な英語で説明していたDancing Dollsの“みぃ”さん。3日目のみ本来の歌手としてスペシャルステージに出演し、『深海少女』を伸びやかな美声で歌い上げていました。

ニコニコ国会議その3
ニコニコ国会議その3

↑同じくMCの百花 繚乱さんは、なぜかカラオケパートに出演して、美少女戦士セーラームーンの『ムーンライト伝説』を熱唱。PCFのメンバーが振り付けを誘導して、客席に渦ができる一幕も。

ニコニコ国会議その3

↑3日間、エンディング前には大合唱パートを用意していました。1日目はONE PIECEの『ウィーアー!』、2日目はデジモンアドベンチャーの『Butter-fly』、3日目は『千本桜』と、niconico世代なら誰もが知ってる名曲ばかり!

ニコニコ国会議その3

↑会場のディスプレーに英字で歌詞が表示されていて、お客さんも一緒に歌ってました。この一体感、言葉では言い尽くせないほどの熱量です。

ニコニコ国会議その3

↑国内のニコニコ町会議でもおなじみの集合写真でキメッ! 3日間たっぷりと取材していて感じたのは、やっぱりエンターテインメントは国境を越えるということ。海外に来てるのに、アウェー感がまったくないのは謎でした。来年もまたぜひみなさんの笑顔とお会いしたいです。

■関連サイト
ニコニコ国会議

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