スマホを音や光に向けるだけでオトクになる？さまざまなデータ通信技術が登場

　QRコードやNFC、iBeaconなど、データを無線でカンタンにやりとりする技術が身の回りに増えていますが、さらに“音”と“光”が追加されます。

　JJホールディングスが発表した『マネポ』は、テレビ番組やCMをスマホにきかせるだけで、クーポンやポイントをもらえるアプリとサービス。特定の音声データをスマホが認識し、サーバーから関連情報をもってくるという仕組み。超音波でも認識できるので、静かな場所でも使えるのがメリット。

　同社はクレディセゾンとの共同企画で、対象のテレビ番組やCMを聞かせると永久不滅ポイントをもらえるキャンペーンを実施します。


 

　いっぽう富士通の新技術は、LED照明の光のなかにデータを埋め込み、照らされている物体を撮影して認識することで、データをやりとりするもの。こちらもクーポンやポイントサービス、展示物の説明情報の表示などに利用できます。

　どこにでも当たり前のようにある“光”を使うため、ユーザーに違和感を与えることなく使えるのがポイント。こちらは2015年以降の実用化を目指しています。

●関連サイト

・富士通 モノに情報を付与できるLED照明技術の開発に成功（プレスリリース）
・マネポ（iOS向けアプリ）
・マネポ（Androidアプリ）