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撮影後にフォーカスを変更できるLYTRO ILLUMを加賀ハイテックが取扱い開始

2014年11月05日 15時45分更新

 加賀ハイテックはライトフィールドカメラ『LYTRO ILLUM(ライトロ イルム)』の国内代理店として、12月上旬より全国のカメラ専門店などで販売を開始することを明らかにした。税別価格はおおよそ20万円前後となる見込みだ。

Lytro
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 LYTRO ILLUMはレンズに入る光の束を方向まで含めて記録することで、撮影後でも任意の場所(距離)にリフォーカスできる視差効果のある写真が撮れるユニークなカメラ。記録形式はLight Field RAW(.lfr)という独自のRAW形式となる。記録メディアはSDXCカード。

Lytro
↑奥にリフォーカスした場合。
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↑手間にリフォーカス。
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↑全フォーカス。

 1/1.2型CMOSを採用し、出力画素数は400万画素(2450×1634ドット、3:2)光学8倍ズームレンズの焦点距離は35mm判換算で40~250mm)。最短撮影距離はレンズ前面より0mm。ホットシューを備え、外部ストロボも利用できる。

Lytro

 背面には4インチバックライト付きTFT液晶を搭載。2軸ヒンジのチルト式で下方10度、上方90度で可動。マルチタッチに対応し、リフォーカスビューがカメラ単体でできる。バッテリーは3760mAhで、撮影可能枚数は約400枚。無線LANも備え、IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz、5GHz)に対応する。サイズは145(W)×166(D)×86(H)mm、重量は940g。

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↑USB3.0ケーブルやレンズカバーなどが付属する。

■関連サイト
加賀ハイテックニュースリリース
米Lytro(英語ページ)

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