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WG-M1:ケースなしで10メートル防水のアクションカメラ|デジギア一点突破

2014年10月02日 15時00分更新

文● 週アス編集部 撮影●岡田清孝

WG-M1
リコーイメージング
●予想実売価格 4万円前後
10月中旬発売予定

WG-M1

小さいボディーに液晶搭載で撮影の失敗が激減

 全天球カメラの『THETA』や、豊富なカラバリを選べる小型一眼『Q-S1』など、ユーザーの心をつかむ個性的な製品を多数発売しているリコーイメージングから、アクションカメラが登場した。同社の“タフネスカメラ”で共通となる“WG”の名を冠しているのは伊達ではない。水深10メートルの防水、2メートルからの耐落下衝撃性能、マイナス10度~40度まで動作する耐寒・耐熱構造など、悪環境でもハウジングなしで使えるタフなボディーが特徴だ。

WG-M1
↑付属の“水中レンズプロテクター”への交換は必要だが、本体のまま水中撮影ができる。

 アクションカメラとしては珍しく、小型ながらも液晶モニターを搭載。撮影時に範囲や構図、モード設定などを確認できるので、撮影の失敗を大幅に減らせるのがうれしい。また、ステレオマイクを装備しており、迫力のあるシーンを立体感がある音とともに撮影できるのも魅力のひとつだ。

WG-M1

 もちろん、悪環境で使う場合でも防水ケースは必要ないため、音がこもったりする心配はない。ただし、左右のマイクが近いので、正面から少しずれた程度ではステレオ効果は薄い。音が大きく変化する、車が横切るようなシーン、周囲の歓声を入れたい場合に効果的だ。

背面ももちろん防水仕様
WG-M1
↑背面カバー内にマイクロUSBやマイクロHDMI、バッテリー、マイクロSDスロットを装備。
豊富なオプションも魅力のひとつ
WG-M1
↑付属の『粘着マウント』を使って壁面に設置。
WG-M1
↑付属のアダプターに『アングルアダプター O-MA1532』(予想実売価格1000円前後)を取り付け。撮影の自由度が格段にアップする。

 競合製品と比べると撮影性能で見劣りしてしまうが、防水・耐衝撃性に優れ、激しいスポーツでも安心して使えるのが最大の魅力。アウトドアでの利用を考えているなら、第一候補に挙げたい製品だ。

●おもなスペック
撮像素子 1/2.3型CMOSセンサー
有効画素数 約1400万画素
レンズ 単焦点 (35ミリ換算約16.8mm、F2.8、最大画角137度、1280×960ドット動画時)
動画記録 フルHD/30p(MOV/H.264)
液晶 1.5インチLCD(約11.5万ドット)
無線通信 IEEE802.11b/g/n
記録メディア マイクロSDHCカード、内蔵メモリー(約100MB)
インターフェース マイクロHDMI、マイクロUSB2.0
サイズ/重量 66.5(W)×89.5(D)×42.5(H)mm/約190g(バッテリー込み)

■関連リンク
『WG-M1』製品サイト

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