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元SUPER GTレーサーの道上選手とアカザーがエンジンR/Cカーでガチバトル!?

2014年09月24日 16時45分更新

先日、電気自動車のフォーミュラカーによる、世界初のレース『フォーミュラE』開幕戦が、中国・北京で開催されました。ご覧になったモータースポーツファンも、多かったと思います。従来のフォーミュラカーレースに比べると、まだ迫力不足という印象は否めませんでしたが、モータースポーツ界の今後に大きな可能性を示した、記念すべき第一歩にはなったはずです。

そのフォーミュラE開幕戦の決勝レースが開催された翌日、神奈川県厚木市にある京商サーキットでは、『F-GPX 2013 グランドファイナル大会』が開催されました。

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京商製のフォーミュラカーR/Cモデルで争われる、この大会。エンジンカーレースの「KF01クラス」と、電動カーレースの「プラズマフォーミュラクラス」という、2クラスが行なわれました。メインは、エンジンカー『KF01』のワンメイクレースであるGPクラス。

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2010年に始まったF-GPXのGPクラスは、「やっぱりモータースポーツの醍醐味は、あの排気音=エキゾーストノートだぜ!」というフォーミュラカーファンのR/Cカー好き達が、こぞって参戦。各自が思い入れのあるボディを載せたマシンで、しのぎを削ってきました。

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テールから白煙を吹き上げながらコーナーを駆け抜けていく姿は、1/10スケール(=約40センチ)ながらフォーミュラカーレースそのもの。

F-GPXでは、1年ごとのシーズン制を採用しており、各参加者のシリーズ戦ごとの累計ポイントによるドライバーズランキングはもちろん、2人1チームのコンストラクターズランキングもあります。エンジンR/Cカーで、リアルな“F1ごっこ”を楽しめる唯一の大会として、存在感を示してきたのがF-GPXでした。

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そして今回のグランドファイナル大会は、2013年度シーズンに全国各地で開催された、シリーズ戦の上位入賞チームだけが参加できる年間チャンピオン決定戦。さらにF-GPXは、今大会が最後の開催になるとのことで、出場者達はこの4年間の集大成をぶつける意気込みで参加したはずです。

これまでグランドファイナル大会には、「エンジョイパートナー」として実車のレーシングチームやレーシングドライバーなどが、参戦してきました。今大会にも、この方が参戦。

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昨年までSUPER GTで活躍した、現役レーシングドライバーの道上龍選手です。今年は、新チーム『DRAGO CORSE(ドラゴ コルセ)』を結成。全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第6戦(9月27~28日、スポーツランドSUGO)、第7戦(11月8~9日、鈴鹿サーキット)に参戦します。

2週間後にレースを控えた大事な時期にもかかわらず、今回のF-GPX グランドファイナル大会にも参戦。撮影の申し出にも嫌な顔ひとつ見せず、笑顔でVサインを決めてくれたナイスガイの道上選手が持ち込んだマシンのボディは、当然DRAGO CORSEのカラーリングです。

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しかもKF01クラス(手前のマシン)とプラズマフォーミュラクラス(奥のマシン)のダブルエントリー。そうです道上選手は京商がスポンサーについているほどの、R/CカーエキスパートでありR/C好きなのです。

大のR/Cカー好きといえば、ついでにこの人も紹介しておきます。週刊アスキーのR/Cバカことアカザーさんです。

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R/C仲間からおすそ分けいただいた梨を食べて、ご機嫌のアカザーさんは、翌週に締め切りを控えた大事な時期にもかかわらず、エンジョイパートナーとしてチーム週刊アスキーとして参戦していました。もっとも週刊誌の編集者なので、締め切りは毎週あります。

メディア対抗R/Cカーレースなどでは、ブイブイ言わせるアカザーさんですが、全国から強豪が集まるこのF-GPX グランドファイナル大会では、練習走行からヒイヒイ言わされてました。

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そして、どこかで見たことがあるこのツーショット。同じくエンジョイパートナーとして、『グッズプレス』の大竹良選手(左)も参戦していました。

R/Cカーレースでは、因縁のあるこの二人。アカザーさんは「先月のメディアレースのチャンプなんだから、無様なレースは見せられないっスよねぇ!」などと“口ラジコン”を仕掛けていました。が、大竹選手は、予選中に発生したマシントラブルの修理に必死で、ほとんど聞いてませんでした。

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ちなみにGPクラスでは、レース中に燃料を給油したり、マシントラブルの応急修理をしたり給油を担当するピットクルーが各選手に付きます。

アカザーさんの手前で水分補給しているのは、アカザーさん専属のピットクルー大道氏。のはずなんですが、アカザーさんは、この専属クルー大道氏にも「決勝レースは、ピットワークで2~3台は抜かねぇと話にならねぇなぁ!」との暴言を吐く始末。アカザーさんの口ラジは、もはや敵も味方も見境ありません。

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