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パズドラTCGの“らしさ”は落ちコンと進化にあり ゲームシステムを解説

2014年09月18日 20時00分更新

 『パズドラ』を題材にしたトレーディングカードカードゲーム(TCG)『パズル&ドラゴンズTCG』の体験会に行ってきました。ゲームのルールは、相手プレイヤーにモンスターで攻撃して、相手のライフポイントをなくすと勝ちになります。いたってシンプルなゲームですが、ほかのTCGにはない面白いシステムを紹介しようと思います。

パズルでのコンボ

 『パズドラ』と言えばパズルとコンボです。『パズドラTCG』では、見事に再現されています。システムの説明の前にゲームに使うカードを説明します。

 ゲームに使うカードは大きく分けて2種類です。“モンスターカード”と“スキルカード”です。両方に"ドロップ"が記載されており、同じ色の"ドロップ"を3つそろえるとコンボが成立します。原作と同じですね。

パズドラTCG解説
パズドラTCG解説
↑カードの下に“ドロップ”が描かれている。

 次に、モンスターを戦わせたり、パズルを行う“場”を見てみましょう。“ドロップエリア”と書かれている場所がパズルをする場所です。“ドロップエリア”に置かれたカードに、山札や手札からカードを重ねて置くことでコンボをつなげていきます。

パズドラTCG解説
↑“ドロップエリア”にはカードを置く場所が3か所ある。

 さて、どのようにコンボをつなげるか説明しましょう。まず、山札の上から1枚カードを公開し、3ヵ所ある“ドロップエリア”から好きな場所のカードに重ねて置きます。その後、手札からカードを1枚好きな“ドロップエリア”のカードに重ねて置きます。

パズドラTCG解説
↑山札と手札から1枚“ドロップエリア”にカードを重ねて置く。

 最初に説明したカードの下部には“ドロップ”がありましたね。カードを重ねて置くときに少しずらして置いていくと、ドロップが並んで行きます。ここで同じ色が繋がっていれば“コンボ”が成立します。成立しているコンボの数だけ山札の上からカードを公開し、コンボが成立している“ドロップエリア”のカードの上に重ねます。

パズドラTCG解説
↑火と光のドロップがコンボ成立しているので、2枚のカードを山札から公開して重ねて置く。

 さらに、新しくコンボが成立すると、同じように新しく成立したコンボの数だけ山札を公開し、コンボが成立している“ドロップエリア”のカードに重ねます。これをコンボが成立しなくなるまで行います。まるでスマホ版の“落ちコン”のように連鎖していくので、なかなか爽快感がありますよ!

パズドラTCG解説
↑新しく水のドロップがコンボ成立したので、1枚山札を公開してカードに重ねる。
パズドラTCG解説
↑コンボは最大で6コンボまで成立する。

“進化”でモンスターをパワーアップ

 魅力的なモンスターもパズドラの醍醐味のひとつです。特に、育て上げたモンスターを“進化”させる瞬間は感慨深いのではないでしょうか。

 もちろん“進化”も実装しています。場のモンスターに進化先のモンスターを重ねるだけで“進化”できるのですが効果は絶大です。いちばん大きな恩恵は“攻撃力”と“防御力”がアップすることです。“攻撃力”が高ければ相手にダメージを与えやすく、“防御力”が高ければ逆にダメージをもらわずに済みます。単純にモンスターが強くなります。

パズドラTCG解説
↑相手より強いモンスターを出せば圧倒できる。

 また“進化”することで発動する効果をもつモンスターや、ダメージを受けることで進化するモンスターなど、強くなるだけではない多彩なカードもあり、どこでどのモンスターを“進化”させるかが戦略のカギになってくるようです。

パズドラTCG進化
↑“ボルケーノドラゴン”から進化する“メテオボルケーノドラゴン”は5コンボ以上で相手に2ダメージ与える攻撃的なモンスターだ。

 パズドラならではのシステムをしっかりと残しているので、いろいろなTCGをプレイしてきた筆者ですが「そうきたか!」と驚いてしまいました。TCGプレイヤーはもちろんのこと、TCG初心者のパズドラプレイヤーも楽しくプレイできると思います。発売日が待ち遠しいですね。

※カードデザインやゲームシステムは2014年9月17日時点のものです。今後、変更になる可能性があります。

(c)GungHo Online Entertainment, Inc.
(c)KADOKAWA CORPORATION 2015

■関連サイト
パズドラTCG 公式サイト
パズドラTCG 公式Twitter

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