レノボがジョイスティックなどを同梱するテーブルPC『HORIZON2』を日本で発売

2014年09月17日 11時00分更新

　レノボは27インチの『Lenovo HORIZON2』と21.5インチの『Lenovo HORIZON 2e』などを日本で発売することを発表した。

Lenovo HORIZON2

　机に水平に倒して利用することもできるマルチモードPC。10月下旬発売予定で、予想実売価格は20万円前後。

　360度どの角度からでも複数の人で操作可能なユーザーインターフェース“Aura（オウラ）”を搭載し、本体を囲んで写真や動画、音楽などを楽しんだり、オフィスや学校ではディスカッションを行なったりできる。約3時間のバッテリー駆動も可能。

　“ジョイスティック”やエアホッケーで使う“ストライカー”といったアクセサリーを同梱し、プリインストールされている“Air Hockey”や“Fishing Joy”といったゲームをゲームセンター感覚で楽しめる。

　HORIZON2専用アプリ“Aura app for Android 4.2”をGoogle Playからダウンロードして使用すると、スマホやタブレットの中にある写真や動画を共有することも可能。

　また、本体背面のスタンドを立て、付属のキーボードやマウスを使えば、通常のデスクトップPCとしても利用できる。Microsoft Office Home and Business 2013をプリインストールするため、メールやオフィス文書の作成も可能だ。

　初回1000台にはピクセラ製のテレビチューナーも同梱し、テレビ視聴もできる。

　専用となるマルチテーブルはレノボ・ショッピングでの販売を予定。マルチテーブルは本体をセットしたまま角度の調整や高さを調整できるほか、キーボードやジョイスティックなども収容できる。

●おもなスペック
ディスプレー：27インチ（1920×1080ドット、79dpi）
CPU：Core i5-4210U（2コア/4スレッド、1.7GHz、最大2.7GHz）
メモリー：8GB
ストレージ：1TB HDD
グラフィック：NVIDIA GeForce GT840A
インターフェース：USB3.0×2、HDMI入力ほか
同梱物：ジョイスティック×4、ストライカー×4、キーボード、マウス
OS：Windows 8.1

Lenovo HORIZON 2e　

　HORIZON2eは21.5インチの省スペース版。ユーザーインターフェースはHORIZON2と同様AURAを採用し、ジョイスティックやストライカーも同梱。Microsoft Office Home and Business 2013もプリインストールする。10月下旬に発売予定で、予想実売価格は13万円前後。

　ただし、マルチモードテーブルには対応していない。

●おもなスペック
ディスプレー：21.5インチ（1920×1080ドット、103dpi）
CPU：Core i3-4030U（2コア/4スレッド、1.9GHz）
メモリー：4GB
ストレージ：1TB HDD
インターフェース：USB3.0×3、HDMI入力ほか
同梱物：ジョイスティック×2、ストライカー×2、キーボード、マウス
OS：Windows 8.1

Lenovo N308

　Android 4.2.2を搭載した19.5インチ液晶のテーブルPC。色は黒と白の2色。机の上に水平に置いて使う以外に、角度を付けて利用することもできる。約3時間のバッテリー駆動も可能。

　9月19日から発売予定で、予想実売価格はバッテリーなしで4万5000円前後、バッテリーありで5万2000円前後。

●おもなスペック
ディスプレー：19.5インチ（1600×900ドット、94dpi）
CPU：NVIDIA Tegra4（1.8GHz）
メモリー：2GB
ストレージ：320GB HDD＋8GB eMMC
インターフェース：USB2.0×3、6in1カードリーダー、LAN（100BASE-TX）ほか
通信機能：IEEE802.11a/b/g/n、Bluetooth4.0
サイズ/重量：約489（W）×33（D）×323（H）mm/約4.6kg（バッテリー内蔵時）

ThinkStaion P500