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新高級デジカメdp1 Quattroと望遠レンズをシグマが発表:Photokina2014

2014年09月12日 14時00分更新

dp1 Quattro
シグマ
●予想実売価格 11万円前後
10月発売予定

SIGMA_0912

 35ミリ換算28mmの広角レンズに、APS-Cサイズの撮像素子を搭載した高級コンパクトデジカメ。

 搭載する撮像素子は“Foveon X3ダイレクトイメージセンサー Quattro”。3層のフォトダイオードを配置して色分離する独自技術により、偽色が発生しないため、ローパスフィルターが必要なく、光と色の情報を余すことなく表現できるのが特徴。

 その有効画素数はスペック上は2900万ドットだが、3900万ドットに相当し、他を寄せ付けない圧倒的な高い解像度を誇る。

SIGMA_0912

 いちばん上で掲載した写真は、別売アクセサリーの新LCD ビューファインダー『LVF-01』を装着したモノ。カメラの背面液晶に装着することで外光をカット。液晶表示を2.5倍に拡大することで、ピントの確認が容易になるとのこと。LVF-01は価格、発売日ともに未定。

●おもなスペック
撮像素子 Foveon X3ダイレクトイメージセンサー(CMOS、23.5×15.7mm)
有効画素数 約2900万画素
レンズ 単焦点(35ミリ換算28mm、F2.8~16)
記録媒体 SDXCカード
ISO感度 100~6400
測距点 9点
液晶 3インチ(約92万ドット)
バッテリー 約200枚撮影可能
サイズ 161.4(W)×87.1(D)×67(H)mm
重量 約425g

 また、3本のズームレンズも発表。うち2本の超望遠ズームレンズは、同じスペックながら、使用用途で仕様に変化をつけた。

 

SIGMA_0912

150-600mm F5-6.3 DG OS HSM(写真右)
●価格、発売日未定
●対応マウント シグマ、キヤノン、ニコン、ソニー

 持ち運びや、長時間の手持ち撮影を考慮した小型軽量モデル。望遠側の画質に特に配慮し、ズーム全域での収差も補正。フィールドでの手持ち撮影に向く。

●おもな仕様(シグマ用)
レンズ構成 14群20枚
絞り羽根枚数 9枚円形絞り
最大倍率 1:5
最小絞り(ワイド端) F22
フィルターサイズ 95mm
画角 16.4~4.1度
最短撮影距離 280cm
最大径×全長 105×260.1mm
重さ 未定

150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports(写真左)
●予想実売価格 28万円前後
●10月発売予定
●対応マウント シグマ、キヤノン、ニコン、ソニー

 防塵防滴、焦点距離ごとのズームロック機構、撥水コートレンズ、加速度センサー採用の新手ブレ防止機構など、プロ向けにつくりこまれた1本。

●おもな仕様(シグマ用)
レンズ構成 16群24枚
絞り羽根枚数 9枚円形絞り
最大倍率 1:5
最小絞り(ワイド端) F22
フィルターサイズ 105mm
画角 16.4~4.1度
最短撮影距離 260cm
最大径×全長 121×290.2mm
重さ 2680g

 そして、16.6倍の高倍率ズームレンズ。
18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM
●予想実売価格 9万1000円前後
●10月発売予定
●対応マウント シグマ、キヤノン、ニコン、ソニー

SIGMA_0912

 広角から望遠まで、これ1本におまかせ! の万能レンズ。約3.5段分の手ブレ補正機構や同社の光学技術を織り込んだAPS-Cサイズセンサー搭載向けの製品。レンズ単体でも最短撮影距離39センチ、最大倍率1:3、レンズ先端から被写体まで約14センチまで寄れるというマクロレンズに近い性能をもつ。別売りで新開発のクローズアップレンズ『AML72-01』と組み合わせることで、倍率は1:2にとアップ。
 ズームリングを動かすことで、“ズームマクロ”としても利用できるマルチな1本。

●おもな仕様(シグマ用)
レンズ構成 13群17枚
絞り羽根枚数 7枚円形絞り
最大倍率 1:3
最小絞り(ワイド端) F22
フィルターサイズ 72mm
画角 76.5~5.4度
最短撮影距離 39cm
最大径×全長 79×101.5mm
重さ 585g

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