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デルの8.4インチタブレット『Venue 8 7000』が欲しすぎる:IDF2014

2014年09月10日 13時45分更新

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 IDF14の基調講演中に発表されたデルの8.4インチ有機ELディスプレー(2560×1600ドット)搭載Android4.4タブレット『Venue 8 7000』。会場には早くもデモ機材が展示されていた。

Venue 8 7000

 Venue 8 7000はAtom Z3500シリーズを採用するわずか厚さ6mmの薄型タブレット。11月に発売予定で、価格は未定とのこと。しかし、いわゆる低価格路線ではなく、高解像度ディスプレーや狭額縁、カメラ機能がウリの高級路線になるだろう。

Venue 8 7000
Venue 8 7000
Venue 8 7000
↑背面はツートーンデザイン。
Venue 8 7000

 最大の特徴は3つの背面カメラ。上2つは720p、下は1080pに対応する。この3つのカメラで撮影することで、写真に奥行情報をもたせることができる“Intel RealSense Snapshot”に対応。有効範囲は2~30メートル程度とのこと。

Venue 8 7000
↑まずは普通に撮影。
Venue 8 7000
↑撮影後、アプリを起動してピントを合わせたい位置(顔)をタップすると、奥の背景をぼかせた。

 上記のように奥行情報を認識することで、ピントを撮影後に任意に変更したりできるのがおもしろい。さらにアニメーションを自然に合成したり、写真中で罫線を引くと、その間の距離を計測することもできる。

Venue 8 7000
↑雪を降らせるアニメーションもあった。
Venue 8 7000
↑雪の量はスライダーで調節できる。
Venue 8 7000
↑リスのアニメーションを写真に合成。2匹のリスがテーブルを認識し、動きまくる。フォトフレーム的に使いたいアプリ。
Venue 8 7000
↑スワイプで引いた写真中の罫線間の距離を瞬時に測定。間取りを撮影すれば、メジャー要らずになりそうだ。

 このように、Intel RealSense Snapshotではさまざまな写真の新しい楽しみ方/活用の仕方が可能になる。発売が楽しみな製品だ。

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