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“速さ”特化のゲーミングマウス『G402』はプロゲーマーを唸らせる出来だった!

2014年08月01日 19時30分更新

G402

 8月8日に発売が予定されているロジクールのゲーミングマウス『G402』。同社のゲーミングブランド『Logicool G』の新製品として注目を集めるこの製品は240~4000dpiとマウス感度が高く、“速さ”を追求している。

 実際にどれだけスゴイのか、eスポーツで活躍するプロゲーマーのStanSmith氏(スタンスミス)にその魅力について存分に語ってもらった。

G402
↑StanSmith氏。2008年10月『WarRock日本最強クラン決定戦2008』優勝。その後も数々の大会で華々しい活躍をするプレイヤー。eスポーツの実況解説なども行なっている。

編集部:『G402』は型番から見ても『G400s』の後継といった位置づけにある製品かと思いますが、実際どのように違うのでしょうか。

StanSmithそうですね、主に長さが変わっています。背面部分が長くなったぶん、なだらかな傾斜を描き、全体的に重心が下がりつつ持ちやすくなっています。また、クリック感が良くなっていますね。クリックボタンは0.1ミリくらいしか沈み込まないのですが、そのぶんレスポンスも速くなっています。

編集部:0.1ミリと聞くと誤動作が気になりますが、その点はいかがですか?

StanSmithしっかりと押してからの反応が良いという感じで、誤動作などもなくタップ撃ちもしやすいです。サイドボタンも押しやすい位置にあるのも良いですね。また、マウスを動かす速さの耐性が高いのも魅力です。

編集部:スペック上は420IPSとなっていますが、500IPSまでは耐えられる設計になっているとか。

StanSmithカーソルがしっかり追従しているかというのはプレイしている間はわかりませんが、1ミリでもズレていたらFPSでは弾が当たらない可能性が高いので、より高いスペックであればあるほど安心感につながります。G400sと比べると2倍近く動きの速さに耐性があるので、ローセンシのプレイヤーの方でも安心して使えるはずです。

編集部:ケーブルの仕様なども気になる人もいるかと思いますが、その辺り気になる点とかありますか?

StanSmith僕は布巻が好きなのですが、結構癖がついたりするので、マジックテープなどで補強していたりしました。その点G402のケーブルは癖がつきにくく、また接合部分が断線しにくい頑丈なつくりになっているので、激しい動きでも安心して使えます。

編集部:ん~、でも自分がどれだけ激しく動かしているかは、はたから見ていないとわかりづらいですよね。

StanSmithG402にはおもしろい機能があるんですよ。レーシングゲームのように自分がマウスを動かした際の速度を計測してくれるソフトがあるんです。

編集部:それはおもしろい。

StanSmithマウスの高速移動を正確に追従する“高速フュージョン・エンジン”をオンにしたときと、オフにしたときの速度の違いが計測できます。

 実際にStanSmith氏が実践してもらったのがこちらの動画。

編集部:これだけ見ているだけでもおもしろいですね。

StanSmith距離を動かすほど数値が大きくなります。たとえば、僕の場合はFPSで真後ろに振り向く距離でピッタリ止まるように練習をしているので、その距離でいかに速く動かせるかが大切です。

G402
↑StanSmith氏が実践してくれた数値。右が高速フュージョン・エンジンをオンにした場合で、左がオフにした数値。機能をオンにした方が1.5倍くらい高い数値を記録した。

編集部:マウスパッドでプレイが変わったりもするんですか?

StanSmith人によって好みがあったり、ゲームによっても変わってきますね。たとえば、僕の場合重いマウスだったらプラスチック製、軽いマウスだと布のマウスパットを使っています。プラスチック製だと滑りやすいので、ピッタリ止まらなかったりするんですよね。そのため、軽いマウスは布で、重いマウスは初動が速くなるプラスチック製を使っています。

編集部:最後にG402に注目している人にひと言頂けますか。

StanSmithG402はFPS向きではありますが、非常にスペックが高く、安心して使える製品なので、ぜひPCゲームをプレイする入門用としても使っていってもらいたいです。

●関連サイト
G402製品情報ページ

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