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モバイルバッテリーで動くベアボーンLIVAの新モデルが1万8980円

2014年08月01日 00時00分更新

LIVA

 リンクスインターナショナルは台湾のマザーボードブランドECSを展開するElitegroup Computer Systems Co.,Ltdとの代理店契約締結を発表した。説明会ではECSのマザーボードを展示し、小型ベアボーン『LIVA』の新モデルも取り扱うことを発表した。

LIVA
↑LIVAの新モデル『LIVA-C0-2G-64G-W』(1万8980円前後で、8月9日に発売する)。新たにカラーが白になった(前モデルは黒)ほか、eMMCが32GBから64GBに倍増した。
LIVA

 LIVAはNUCやBRIXなどよりも小さく、価格は2万円を切る超低価格ベアボーン。CPUはBay Trail-MのCeleron N2807、2GBメモリー(DDR3L)と64GB eMMCをオンボードで搭載と、ハード面で言えばタブレットに近い存在だ。インタフェースはHDMI出力、D-Sub15ピン出力、ギガビットLAN、USB2.0、USB3.0を備え、M.2コネクターのIEEE802.11ab/g/n無線LAN/Bluetooth4.0モジュールまで装備する。

 OSだけ別途インストールすればPCになり、DSP版Windows8.1と合わせても3万円ほどで組めるのが魅力的だ。

LIVA
↑マイクロソフトのクライアントリモートというソフトを使って、iPhoneに画面を無線出力しているデモ。LIVAの電源口はマイクロUSBで、モバイルバッテリーからでも給電できる(5V3A)。

 性能はというと、ブラウジングやメールチェックなどの軽作業は余裕で、艦これも問題なく動作する。また、PowerPointなどのMSオフィスソフトも使える。実際に当日のプレゼンはLIVAから出力しており、動作が重い印象はなかった。

 用途としては、XBMCなどのフリーソフトと組み合わせてスマホへの動画/音楽ストリーミングサーバーにしたり、セカンドマシンとしてブラウジング専用機にするなど、さまざまな活用を紹介。

 LIVAは月2000台販売し、年間2万4000台を目指すという。また、リンクスインターナショナルはLIVAを機に、ECSの認知を広げ、マザーボードも積極的に展開していく予定だという。

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↑会場にはLIVAのほか、Z97-PKなどのマザボードも展示されていた。

●関連サイト
LIVA製品情報

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