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古いiPhoneでお留守番中のペットを超カンタン監視!カワイイ姿に悶絶|Mac

2014年07月24日 21時00分更新

 自宅で小動物を飼っているのですが、毎日こうも暑いとさすがに心配です。もっとも暑い日中はタイマーでエアコンをつけていますが、ちゃんと活動しているのだろうか…。会社から遠隔でようすを確認したくなってきます。「カメラ一発! CS-W06N」などの便利なネットワークカメラもありますが、今回はいますぐスマホを使って導入できる方法をご紹介します。

留守番カム
留守番カム

「Rusuban Cam」というアプリを使えば、使わなくなった古いiPhoneやAndroid端末をカメラ代わりにして留守中の自宅の監視ができます。撮影用と閲覧用のスマホをQRコードで認識するだけで接続できて超簡単!

Rusuban Cam
●Morpho, Inc.
●無料(利用料は324円/30日)
公式サイト

留守番カム
留守番カム

 写真は、我が家のスナネズミ。ハムスターによく似た生き物で「動物のお医者さん」を読んだことのある人はご存じのハズ。週刊アスキー8/5号(7月22日発売)の表紙になっている石原さとみちゃんが印刷された、ふんわり鏡月のオマケのグラスが入っていた箱がなんだか気に入ってしまったようで、スッポリと入ってます。

留守番カム
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iOS版
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Android版
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 Rusuban Camを使うには、クランプや吸盤付きのスマホスタンドを使うと便利。自由度の高いクネクネスタンドを1300円程度で購入しました。バッテリー消費が大きいので、スマホは常に充電した状態にします。

留守番カム
留守番カム

 長方形のケージの全体を写すため、台をクリップで挟んで横から狙いました。

留守番カム

 こんな感じで設置完了!

留守番カム

 お気に入りの植木鉢を中心に、ケージの全体が写ります。

留守番カム

 設定はかなり簡単です。ネットワークカメラというとダイナミックDNS設定が付き物ですが、そういった難しい設定はゼロです。

閲覧側スマホを設定

留守番カム

 Rusuban Camではカメラ側と監視側、2台のスマートフォンを利用します。まずは普段使っている監視側のスマホにアプリをインストールし、「閲覧モード」を選んでユーザー登録します。

QRコードを表示させる

留守番カム

 閲覧モードで「カメラの追加」を選び、カメラに名前を付けます。「追加する」ボタンをタップすると、撮影用スマホとペアリングするためのQRコードが作成されます。

カメラ側でQRコード認識

留守番カム

 カメラ用のスマホにアプリをインストールしたら「撮影モード」を選び、先ほど閲覧側に表示させたQRコードを読み込ませます。スナネズミの監視カメラなので「スナっちカメラ」。

 これで設定は完了し、撮影が開始できました!

留守番カム

 撮影モードは、一定間隔で撮る「定期撮影」と「動体検知撮影」が用意されています。「定期撮影」は15分〜24時間までの範囲で定期的に写真を撮影可能。曜日や時間帯の指定も行えるので、不在にしている平日の昼間のみや、閉店後のショップなどの監視に使えます。「動体検知撮影」では、中央の枠内の画像が変化しているときに撮影。寝ている時間の長いペットなどにお勧め。シャッター音をオフにできるので、警戒心の強い動物でも安心です。

留守番カム
留守番カム

 使わなくなったiPhone 5をカメラ側に、Xperia Z Ultraを閲覧側に設定し、実際にスナネズミで動体検出モードを試してみました。撮影対象が小さな動物ということもあり、「しきい値」は一番小さな「1」、「撮影遅延時間」は0秒にしました。

 すると、土管(※水道用の塩ビ管)からピョコッと顔を出した姿が撮れて、飼い主悶絶でした。撮影されると閲覧側のスマホに通知が来るので、半々くらいの確率で姿が写っているのがうれしかったです。動きが速いため、検知してからシャッターを切るまでの間に箱や土管などカメラの死角に隠れてしまうこともあります。

留守番カム

 動画によるリアルタイム監視では、見ているときに動物が一切動かないということがよくありますが、動体検知の場合は必ず動きが発生しているというわけです。

 ペットの監視だけでなく、留守宅の防犯や新聞受けに配達物が届いたかどうかをチェックするなんて用途にも使えそうです。本記事は、MacPeople9月号(7月29日発売)の第1特集「夏のモバイル活用術」から一部を抜粋しました。本特集ではこのほかに、旅行や帰省、出張に役立つMacやiPhoneの活用術を紹介しています。夏のお出かけ前に要チェックです。


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