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Google+実名使用ポリシー廃止 ソーシャルライター田口の厳選ニュース15本

2014年07月21日 07時00分更新

 『Google+』で長らく堅持されてきた実名登録ポリシーがようやく解除され、ニックネームなどでの登録が可能になった。ペンネームや通称などの使用を認められずにアカウントを停止されてしまう事例も多く見られ、やや遅きに失した感もあるが、ようやくこれで登録する人も増えてきそうだ。

【7/10】

■Google、中国でのサービス遮断から復旧
 6月4日の天安門事件25周年デモを前にGmail、Google検索、GoogleマップなどのGoogleのサービスがアクセスできない状態になっていた中国で、1ヵ月以上ぶりにアクセス可能になったとの報告があった。中国では依然Facebook、Twitterはアクセスできないほか、LINE、Flickrなども遮断されている。

■MSのナデラCEO、社員に送付したメールでXbox事業の継続を明言
 米マイクロソフトのサティア・ナデラCEOは、社員に宛てた長大な所信表明メールで、同社を「モバイルファースト、クラウドファースト世界における、生産性&プラットフォーム企業だ」と規定した。また、家庭用ゲーム機Xboxのプラットフォーム構築は継続すると、売却の噂を否定した。(関連サイト

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■FTC、子どものゲーム内課金問題でAmazonを提訴 
 米連邦取引委員会(FTC)は、『Kindle Fire』のAmazon Appstoreでダウンロードできるゲームにおいて、未成年が保護者に無断でアイテムなどを購入できてしまう仕組みに問題があるとしてAmazonを提訴した。同様の問題で提訴されたAppleは和解金をユーザーに支払っているが、Amazonは提訴内容に不服を示し、司法の判断に委ねる旨の書簡を出したという。(関連サイト

 

■Amazon、企業向けクラウド型ファイル共有サービスを発表
 米Amazon傘下のAmazon Web Services(AWS)は、企業向けクラウド型ファイル共有サービス『Amazon Zocalo』を発表した。価格は1ユーザー当たり月額5ドル(ストレージ容量は200GB)。昨年発表した仮想デスクトップサービス『Amazon WorkSpaces』とも連携しており、同サービスユーザーは無償で利用できる。また、マイクロソフトが提供するActive Directoryとの統合も可能になっており、既存のシステム上でのユーザー管理もできる。Box、Dropboxなどが競合サービスだ。(関連サイト

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【7/11】

■ハッシュタグ“#アマゾンポチ”でカートに追加
 Amazonは、Twitterと連動した新機能“Amazonソーシャルカート”サービスを開始した。AmazonアカウントとTwitterアカウントを連携させた上で、Twitterで共有された商品リンクの付いたツイートに、専用ハッシュタグ“#アマゾンポチ(米国では#AmazonCart)”を付けてリプライすることで、その商品が自動的に自分のカートに追加され、後から購入できるようになる。(関連サイト

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■親の7割以上が子供のネット端末利用に不安
 デジタルアーツによる“未成年の携帯電話・スマートフォン利用実態調査”によると、10歳から18歳のスマートフォン所有率は59.1%と前回から横ばいで、フィルタリングの使用率が過去最高の44.6%となった。また、スマートフォンなどインターネットに接続した端末を子供が持つことに、73.3%の親が不安と回答し、子供の40%を上回った。(関連サイト

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■日本でも「OK Google」で検索スタートが可能に
 Android版『Google検索』アプリがアップデートし、「OK Google」と話しかけることで音声検索を開始することができるようになった。ただし『Nexus5』にプリインストールされている“Googleホーム”以外のホーム画面では、あらかじめGoogle検索アプリ・ウィジェットで検索窓をタップしてから発声しないと認識されない。また、英語版では任意の画面とロック画面から呼び出すことも可能になっている。(関連サイト、Google Play

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【7/14】

■iPhoneユーザーに朗報、ついに『Ingress』iOS版が配信開始
 昨年11月にAndroid版が公開されるや、多くの廃ユーザーを生み出していたGoogleの位置情報を使ったAR陣取りゲーム『Ingress』のiOS版がとうとう配信された。これでiPhoneユーザーも心置きなく“ポータル”を探しに歩きまわることができるぞ。(関連サイト、App Store

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■ヤフー、死亡時にデータを削除するサービスを提供開始
 ヤフーは、人生の最期に関する総合ポータルサービス『Yahoo!エンディング』をスタートした。サイトには自身が死亡した時に備える「生前準備」、葬儀の見積が取れる「葬儀手配」、相続税や遺言状などの知識を得られる「相続・遺言」などのコーナーがあり、ユーザーが死亡した時に知人に送付されるメッセージを作成したり、自動的に課金の停止、データの削除などを行なう機能も用意されている。(関連サイト

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【7/15】

■LINE、東証および米SECにIPO申請、日米同時上場か
 LINEは、東京証券取引所に株式新規公開(IPO)を申請、続けて米国証券取引委員会(SEC)にニューヨーク市場にも上場を申請したことが明らかになった。これにより、11月にも日米同時上場の可能性が高まってきており、時価総額は1兆円を超えると見られている。

■アップルとIBM、企業向けモバイル分野で提携
 アップルとIBMは、企業向けモバイル分野で業務提携を行なうことを発表した。提携により、IBMのビッグデータ分析技術やクラウドサービスと、新たに開発されるiOS向けアプリを組み合わせ、小売業、銀行、旅行、交通、通信、保険など100以上の業界に特化したソリューションを提供。IBMは企業顧客向けにiPhoneやiPadの販売を行なう。(関連サイト

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■『Google+』の実名使用ポリシーがようやく廃止される
 Googleは、同社のSNS『Google+』において立ち上げ当初から掲げられてきた実名使用ポリシーを解除し、ニックネームなどでの登録を認めると公式アカウントへの投稿で発表、同ポリシーによって迷惑を被ったユーザーに対して謝罪した。また、ポリシー解除の理由のひとつとして、YouTubeのコメントスパム問題がアルゴリズム改善によって対処可能になったことがあるともコメントした。(関連サイト

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■ワールドカップで検索された選手ベスト11は?
 Googleは、FIFAワールドカップ2014大会期間中に検索された回数の多い選手のランキングをベストイレブン形式にしてTwitterで発表した。ブラジルのネイマールやアルゼンチンのメッシと並び、日本代表の内田篤人がサイドバックでランクインしている。また、ワールドカップ中の検索に関するほかの話題もまとめて、Googleトレンドの特集ページで紹介している。(関連サイト

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■Box、ビジネスプランで容量制限を撤廃、Officeとの統合も
 企業向けクラウドストレージサービスのBoxは、これまで月額4200円の『Enterprise』プランユーザーのみに提供されていた容量制限を撤廃したストレージを、月額1800円の『Business』プランについても全ユーザーに提供すると発表した。また、、MicrosoftのOffice365およびOfficeアプリケーションとの統合を進めることも発表された。(関連サイト

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【7/16】

■ニコ動MP3DLサイト『にこ☆さうんど』の運営者に有罪判決
 ニコニコ動画に投稿された動画から音声だけを抜き出してMP3ファイル化するサービス『にこ☆さうんど』の運営者に対し、札幌地裁は著作憲法違反の罪で懲役3年(執行猶予4年)、罰金500万円(求刑懲役3年、罰金500万円)の判決を言い渡した。このような“寄生型”サイト運営者が有罪判決を受けたのは今回が初めてとなる。調査によると、運営者はこのサービスでこれまでに1億3000万円もの収益を得ていたことがわかっている。

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