週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

親子でパソコンを組み立てる旅、あるいは桃とニットと古墳と夏休み

2014年06月24日 18時00分更新

 その年の夏休み、ボクと父さんはパソコンを組み立てる旅に出たのだった。みたいな感じの書き出しのラノベになりそうな催し物が行なわれるようです。題して『2014年富士通パソコン組み立て教室』。これは実際に富士通のパソコンを組み立てている工場で、親子で組み立てを体験しようというハートフル(?)な企画。実施は7月26日で、現在参加者を募集しています。

 組み立てるパソコンは、市販もされている『ESPRIMO WH77/M』。スペックはこんな感じ。

CPU コア i7-4702MQ(2.2~3.2GHz)
メモリー 8GB
HDD 約2TB
グラフィック インテルHDグラフィックス4600
光学ドライブ スロットインBDドライブ
ディスプレー 21.5型ワイド液晶(1920×1080)タッチパネル
OS ウィンドウズ8.1 64ビット版
付属ソフト Office Home and Business 2013など

富士通パソコン組み立て教室

 液晶一体型のなかなかハイスペックなデスクトップパソコンです。液晶ディスプレーを横に62度まで倒すことができるようで、タッチパネルということもあり、大きなタブレットといった印象もあるマシンです。実売価格は23万1223円(富士通 WEB MART価格)。
 組み立てるのが、よくある箱型の自作パソコンじゃないってところが、自作魂をそそりますね。

 ただし、組み立てるのはあくまでお子さんがメイン。募集要項を見ると次のようになっています。

開催日 2014年7月26日(土曜日)
開催場所 富士通アイソテック(福島県伊達市保原町)
定員 30名
応募条件 小学校5年生から中学3年生(保護者同伴)
参加費 13万3000円

 あ、お金はかかるのね。とはいえ、自分で組み立てたパソコンは持って帰る(というか後日自宅に送られてくる)ことができるので、上記パソコンを4割引きくらいで買えた上にパソコン組み立て体験もできて、親子の思い出:プライスレス、って感じでしょうか? 何を言っているかわからないかもしれませんが、ラノベの8割くらいはこんな感じだと思います。

 下の写真は某F社に裏から手を回して特別に入手した昨年の同教室の様子です。

富士通パソコン組み立て教室2014
↑会場全体図。たしかに教室っぽい。正面にでっかいプロジェクター用スクリーンがありますね。これでパソコンのしくみや各パーツの働きなどを説明してもらえるのかな。
富士通パソコン組み立て教室2014
↑メモリーを挿しているところ。なんの根拠もありませんが、たぶん、小学6年生女子です。少なくともいわゆる“自作PC”程度には本格的に組み立てる感じのようです。
富士通パソコン組み立て教室
↑これはSATAのケーブルを挿しているところでしょうか? いろんなケーブルがあるので迷いがちですよね。そんなときこそお父さんの出番ですよ!


 写真にはありませんが、本当に富士通のパソコンを組み立てている所なので、工場見学も行なわれるそうですよ。それはそれでそそられるなー。

 応募締切は7月7日とのこと。夏休みの予定がまだの人、家族旅行のついでに申し込んでみてはいかがでしょうか? 
 あと、自宅のウィンドウズ7マシンをそろそろウィンドウズ8マシンに買い替えたいんだけど、奥さんの許可が下りないという人もぜひ説得材料に使ってみてはいかがでしょう? 奥さんがここ見てませんように!

詳細はこちらのウェブページから:2014年富士通パソコン組み立て教室(関連サイト)

富士通パソコン組み立て教室2014

 ちなみに今ググって見たところ、会場の伊達市は、宮城県と接する福島県北部の市で、保原桃とニットが有名、縄文時代の土器や住居跡や古墳が多いとのこと。夏休みの研究にもいい感じ? せっかくなので仙台まで足をのばしたいところですね。

関連サイト
伊達市ホームページ 
富士通ESPRIMO WHシリーズ 

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう