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夏休みの自由研究にも役立ちそう!キッズが家族紹介ムービー作成に挑戦|Mac

 Apple直営店では、さまざまな体験型のワークショップを無料で開催しているが、毎年ゴールデンウィークには、恒例となったキッズ向けプログラムが用意されている。今回、5月4日に開催されたワークショップを取材できたので、一部始終をレポートしよう。

夏休みの自由研究にも役立ちそう!キッズがiMovieで家族紹介ムービー作成に挑戦|Mac

 今回取材したApple Store銀座店は、言わずと知れた日本における基幹店。実施されるワークショップの数や質も日本一だ。

夏休みの自由研究にも役立ちそう!キッズがiMovieで家族紹介ムービー作成に挑戦|Mac

 キッズワークショップには専用のポスターが用意される。今年はiPadを4枚使った鯉のぼりのポスターだった。

 今回取材したワークショップのお題は、iPadとiMovieを使って、家族の紹介ムービーを作ろうというもの。全員が私物のiPadに、あらかじめ家族が映ったムービーを多数録画して持ち寄るスタイルで始まった。今回のワークショップには、5歳から13歳までの9人のキッズたちとその親御さんが参加したのだが、あくまで主役はキッズたち。親御さんたちはあくまでサポートという役割だ。

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 参加キッズたちには、お揃いのゴールデンウィーク限定オリジナルTシャツがプレゼントされた。ワークショップ参加者だけに配れるレアものだ。

夏休みの自由研究にも役立ちそう!キッズがiMovieで家族紹介ムービー作成に挑戦|Mac

 ちなみに、ワークショップはApple Store銀座店5階で開催される。普段公開されていないレアな部屋に入れるチャンスでもあるのだ。

 iMovieには、専門知識のない初心者でも見栄えがするムービーを作れる便利な機能「予告編」がある。簡単に言えば、アップルがあらかじめ映画の予告編風に作ったテンプレートがあって、そこに適切な長さのムービークリップを投げ込んでいけば、誰でもちゃんと場面転換やBGM、スーパーインポーズなどを備えた格好いいムービーが作れるというもの。

 今回のワークショップではこの「予告編」機能を使って家族のムービーを作るのがお題だったのだが、こうしたワークショップに参加するだけあって、キッズたちは全員がiPadの操作に習熟しており、操作そのもので引っかかることは一度もなかった。

 ちなみにこの「予告編」機能、本当に簡単に、見栄えのいいムービーが作れる。どこにどんな絵を入れればいいかという絵コンテまで用意されているので、後から素材を用意するのも容易だ。予告編をいくつか作ってみると、なんとなく「こういうシーンの次は、こんな構図の絵が来るといいんじゃないか?」という勘が働くようになるので、ゼロからムービーを作るときの参考にもなる。騙されたと思って、ぜひ一度使ってみてほしい。

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 キッズたちは手慣れた手つきでどんどんアプリを操作していく。スワイプする手つきに迷いがまったくない。そこらの大人よりよほど習熟している。

夏休みの自由研究にも役立ちそう!キッズがiMovieで家族紹介ムービー作成に挑戦|Mac

 画面左側に絵コンテが用意されているので、右側に表示されたムービーの中からクリップを当てはめていくだけの簡単操作で約1分のムービーが作れてしまう。

夏休みの自由研究にも役立ちそう!キッズがiMovieで家族紹介ムービー作成に挑戦|Mac

 足りないシーンはその場で撮影。被写体となったお父さんたちもノリノリだ。キッズたちの大半がiPhone/iPadでの撮影経験者だった。

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 完成したら、レンダリングしてAppleTV経由で飛ばして皆で鑑賞。インポーズの言葉もどんどん置き換えてオリジナルムービーがすぐにできる。

 今回のワークショップは90分だったが、あっという間に時間がすぎたと感じられるほど充実したものだった。予約制ではあるが、これほど高いレベルのワークショップが無料で利用できるというのは、本当に驚異的だ。

 個人的にはiMovieについてはよく知っているつもりだが、初めて触れるキッズがサクサクとムービーを作っていくさまを見るにつけ、改めてiMovieのポテンシャルの高さを再確認させられることになった。家族や友人と楽しむムービー作りはもちろん、例えばお子さんの夏休みの自由研究のレポートにムービーを組み込めば、紙の写真よりもグンと説得力のある成果が得られるだろう。親子で取り組めば、きっと素晴らしいものができるはずだ。

 なお、Apple直営店ではキッズ向け以外にも、無料のワークショップが毎日のように開催されており、iLife、iWorkなどの使い方が紹介されている。Apple直営店が職場や家の近くにあるという方は、ぜひ一度足を運ばれてはいかがだろうか。


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