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最前面に張り付くOS Xの「ヘルプ」を控えめにするターミナルコマンド|Mac

2014年04月30日 21時00分更新

 本連載では、Macの「ターミナル」アプリにdefaultsコマンドを入力して、OS Xの隠し設定を引き出す方法をご紹介しています(関連記事はこちら)。

 OS X向けのアプリの多くは、メニューバーからヘルプ画面を呼び出せます。基本的な使い方や機能に関する解説が読める親切な機能なので、一度は目にしたことがあるはずです。

 しかし、ひとたび呼び出すとデスクトップの最前面に張り付き、肝心のアプリ画面が背後に回ってしまいます。こうなるとヘルプとアプリウィンドウを重ねずに表示する必要があるため、MacBook Airなど画面の小さなマシンでは操作しづらくなるのです。

terminal_help

 操作中のアプリウィンドウをヘルプ画面よりも前に出したければ、次のとおりターミナルでdefaultsコマンドを実行しましょう。

defaults write com.apple.helpviewer DevMode -bool true  [enter]

terminal_help

 以降、起動するすべてのアプリで、ヘルプ画面の上にほかのウインドウを重ねられます。

terminal_help

 続いて、元に戻します。

defaults delete com.apple.helpviewer DevMode  [enter]

terminal_help

 これで、ヘルプ画面を見ながらの操作性が格段にアップします!

 ほかにも、「OS X Mavericks対応 defaultsコマンド活用術 I」では、OS Xの隠し設定を引き出すための必須コマンドを紹介しています。AmazonでKindle版が好評発売中です(外部サイト)。


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