2014年04月23日18時00分

Xperia Z2+DACアンプを使ってハイレゾ音源を聴いてみる!

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 日本での発売も期待される『Xperia Z2』。ノイズキャンセリングへの対応は完了(関連記事)したので、高音質の極めつけのハイレゾ音源への対応を、“ソニーが基本的に好き。”の君国氏が海外版で試してみました。


Xperia Z2

 『Xperia Z2』の高音質化の極めつけは、ハイレゾ音源への対応。

 ハイレゾ音源に対応するウォークマン『NW-ZX1』、『NW-F880シリーズ』に続く第3のポータブルプレーヤーが、Xperia Z2に! と言いたいところだけれれど、実際には、本体だけで自力でハイレゾ音源を再生できるわけではなくて、USB-DACやヘッドホンアンプ、アンプ内蔵スピーカーといった機器の力を借りる必要があったりして。

 でもハイレゾ音源に対応してるというからには試してみたい。

■ハイレゾ音源をXperia Z2に転送

Xperia Z2

 『Media Go』が音楽配信ストア“mora”と連動しているから自分の場合、主にそこからハイレゾ音源“FLAC(24bit、サンプリングレート44.1kHz~192kHz)”を少ないながらも買い込み中。

 そのMedia Goで管理しているハイレゾ音源を、ウォークマン同様、Xperia Z2へと転送。

Xperia Z2

 ハイレゾ音源で隠れたハードルというか、実は一番大変なのは、なんといってもデータ容量。

 1曲あたり例えば、FLAC(24bit、サンプリングレート96kHz)、4分23秒の曲で、約144MB。12曲、1アルバム単位になると、一挙に約2GB近くまでになる。

 Xperia Z2のストレージ容量は約16GBで、使用領域は約12GB。ここに転送してたらあっという間にストレージがなくなってしまう。

 幸いな事に、microSDカードにも転送できるから、ハイレゾ音源をある程度入れておこうと思ったら64GBくらいの大容量のmicroSDXCカードは必須かもしれない。

■Xperia Z2でハイレゾ音源を再生する

Xperia Z2 Xperia Z2

 流れとしては、Xperia Z2にプリインストールされている『WALKMAN』アプリで、ハイレゾ音源(96kHz/24bitのFLAC/WAV)をデコードして再生。

 “設定”の“音設定”に、【USB経由のハイレゾオーディオ】にチェックを入れることで、Xperia Z2のmicroUSBからデジタル出力、USB DAC/DACアンプを使用して高音質オーディオを再生ができるようになる。

Xperia Z2

 ソニーのハイレゾ音源に対応したUSB DAC/DACアンプはというと、USB DAC アンプ『UDA-1』やワイヤレススピーカー『SRS-X9』、ポータブルヘッドホンアンプ『PHA-2』といった機器。

 まずはワイヤレススピーカーのSRS-X9につないでみる。

Xperia Z2 Xperia Z2

 接続する際に、Xperia Z2とSRS-X9とを単純に接続すれば良いというわけではないのが注意点。

 一般的なmicroUSBケーブルは、その反対側の端子がUSB Aのオスになっているのだけど、だからといって、これをそのままSRS-X9のUSB A端子に接続してもハイレゾ音源の再生はできない。

 Xperia Z2からSRS-X9にデジタル入力させて、ハイレゾ音源を再生しようとした場合、ケーブルを変換して、USB B端子に接続しなければいけない。

Xperia Z2 Xperia Z2
Xperia Z2 Xperia Z2

 用意するのは、“microUSB オス - USB Aメス 変換ケーブル”(画像のものは、サンワサプライ USBホスト変換アダプタケーブル『AD-USB18』)。よくAndroidスマートフォンやタブレットでmicroUSBから、USB Aメスに変換して、USBマウスを使いたいといった場合によく利用する変換ケーブルだ(Android端末をホストとして、USBマウスをデバイスとして操作する)。

 Xperia Z2と、“microUSB オス - USB Aメス 変換ケーブル”、“USB Aオス - USB Bオス”とつないで、SRS-X9のUSB B端子に接続。

Xperia Z2

 これで、ホストとなったXperia Z2のWalkmanを操作、再生すると、SRS-X9から音声が流れてくる。 そして、Xperia Z2でハイレゾ音源を再生すると間違いなく豊かな心地良いサウンドが響き渡ルーシェ・レンレン♪

 さすがにハイレゾ音源が初めて出てきたときは感動、「スマホから出てるよ!」と……。

 家の中でハイレゾ音源を手軽に聴きたいと思ったらわざわざPCと接続するまでもなく、ウォークマンと同じくXperia Z2を利用してワンボックスにまとまったワイヤレススピーカーで聴くというのも一つのリスニングスタイル。

Xperia Z2

■外出先でもXperia Z2でハイレゾ音源を楽しみたい!

Xperia Z2の強化されたノイズキャンセル機能を使ってみる

 だがしかーし、Xperia Z2はそもそも外に持ち運んでナンボのスマートフォン。できれば外でもハイレゾ音源を聴きたい!

 こんな時に力を借りるのがポータブルヘッドホンアンプ『PHA-2』、もしくは『PHA-1』。

 

Xperia Z2 Xperia Z2
Xperia Z2 Xperia Z2

 ポータブルヘッドホンアンプと接続するケーブルの経路は? というと、先ほどと同じく、“microUSB オス - USB Aメス 変換ケーブル”を利用して、“USB Aオス - microUSB”とつないで、ポータブルヘッドホンアンプのmicroUSB端子に接続してやれば良い。

 ただし、この時の注意点としては、音楽を聴かないときにポータブルヘッドホンアンプの電源をオフにしてると、ホストとデバイスの関係になってしまっているためにXperia Z2からヘッドホンアンプに電源を供給をしている様子なので使わないときは、ケーブルは抜いておいたほうがよさげ。

Xperia Z2

 ポータブルヘッドホンアンプのPHA-2の入力切り替え(AUDIO IN)をmicroUSBに切り替えて、ハイレゾ音源に対応したヘッドホン(ここでは「MDR-1RMK2」)を接続してやるとXperia Z2からデジタル出力したハイレゾ音源をヘッドホンで聴けた!

 これで、外に持ち運んでもハイレゾ音源を聴くスタイルが完成! ぶっちゃけモノモノしいけれども(苦笑)。

Xperia Z2 Xperia Z2

 ちなみに、前モデルのPHA-1との接続でもXperia Z2とのハイレゾ音源の再現が出来たのを確認。

 いちおう、PHA-1とPHA-2の機能的な違いは、USB DACとして動作した場合、PHA-1が“24bit/96kHz”までなのに対して、PHA-2が“24bit/192kHz”までをサポート、さらに、PHA-2は、DSDファイルの再生や、ウォークマンのデジタル接続にも対応する。

 ポータブルヘッドホンアンプのポテンシャルとしてはこの違いだけを比べてみても、当然新モデルのPHA-2が良いのだけど、Xperia Z2での出力が“96kHz/24bit”のFLAC/WAVどまりなので今回の組み合わせに限ってはPHA-1でも十分だったりする。

Xperia Z2

 これでできたー! のは良いとして、「じゃ、これを持ち運ぶのはどうするんだ?」という話が……。

 ひとまず、付属のシリコンベルトでポータブルヘッドホンアンプに縛りつけプレイ。後は、Xperia Z2のヨコから出たケーブルをいかにまとめるか(ここは、エレコムの『TB-MAMBZ03BK』に変えてもいいかも)。

 ヘッドホンまで含めると、なんたる非ポータブル性……。

Xperia Z2

 とてつもなく冷静に考えると、Xperia Z2とポータブルヘッドホンアンプをつなぐくらいなら素直にウォークマンZX1のほうがむしろ安上がりだったり、コンパクトだったり、ストレージ容量128GBと大きかったり…。

 いやっ! そんなそもそも論を考えちゃダメだっ! 可能性があったらやってみる事こそオトコのロマン!

 やりきった感いっぱいで実際に運用するかどうかはおいといて……(笑)。

 このハイレゾ音源の再生は、タブレット新モデルの『Xperia Z2 tablet』でもできるのでデカ画面オペレーションで遊んでみてもおもしろいかもしれない。

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ソニーが基本的に好き。該当記事

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