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計算式を手描きすると答えが出るiPadアプリに惚れた!

2014年04月11日 12時00分更新

MyScript Calculator

MyScript Calculator - 手書き電卓
バージョン:1.2.0
App Store価格:無料
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)

 計算式を手描きするそばから、たちまち答えが浮かびあがるぅー。まるでSF映画のようだけど、決してキワモノじゃない。実用性ある電卓として便利なのが『MyScript Calculator - 手書き電卓』だ!

手書きで計算できちゃう
MyScript Calculator

 使いかたなんてややこしいものはない!紙に書くような感覚で画面に計算式を手描きするだけ。初回起動時に表示される簡単な日本語チュートリアルを閲覧するまでもなく、画面上の好きな場所に好きなサイズ、好きな順番で計算式を手描きするとあら不思議。手描き文字が次々と認識され、即座に正解が表示される。

クシャクシャすると削除
MyScript Calculator

 手描きの認識精度はバッチリ!かなり乱雑な文字でも1回で正しく認識してくれる。加えて、計算式の任意の部分を、まるで消しゴムで消すときのようにクシャクシャっとなぞると削除できる。さらに削除した部分を書き直すと自動的に再計算してくれたりと、おそろしく自由度が高い。もう従来のボタン式電卓には戻れないかも。

消費税計算にも便利
MyScript Calculator

 感動したのは、割引や消費税などの計算がしやすい点。例えば「5980円の商品を15パーセントオフ」のような計算が苦手な場合は「5980x(1-0.15)」とていねいに手描きしてもかまわない。けどね、「5980-15%」と手描きしたほうが直感的でわかりやすい。同様に消費税なら「100+8%」と手描きすれば「108」と答えが出る!出た答えを別アプリで利用したい場合は右上ボタンから“コピー”を選択。

“?”と書くと自動計算
MyScript Calculator

 虫食い問題も解ける!例えば「5616円は消費税抜きだといくら?」てな場合は、不明部分を「?」とし「?×1.08=5616」と素直に手描きしよう。不明部分は「5200」と即座に表示される。「右辺の5616を左辺の1.08で割ればいい」的な頭を回す必要がなく、マジでラクチン!

数式のルールもバッチリ
MyScript Calculator

 個人的に好きなのは、四則演算の計算結果が期待どおりというか。「1+2×3」の答えを「9」ではなく、掛け算を優先し「7」と表示する点。「158円のミカン2個と、218円のリンゴ3個で合計いくら?」といった計算が瞬時にできる!答えの部分に次の計算式を上書きすれば続けて計算できるので、買い物の際に重宝しとります。ちなみに足し算を優先したい場合は「(1+2)×3」と手描きしよう。

計算のタイミングは任意へ切り替え可能
MyScript Calculator

 なお長く複雑な計算式を手描きする場合は、左上の“三”ボタン→“設定”で“自動計算”をオフにするといいよ。自分の好きなタイミングで右下の“計算”ボタンを押すと、答えを求められる。

 分数をよく利用する人にとって残念なのは、計算結果を分数で表示できない点。分数の認識と表示はできるんだけどね。また、複数の計算結果を並べ、比較できないのも価格比較の際に痛い。せめて履歴を閲覧できると助かるので、今後の対応よろしくです!

MyScript Calculator - 手書き電卓
App Store価格:無料
(価格は記事掲載時点のものです)
作者:Vision Objects

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