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PC+液晶を単3形電池だけで動かしてみた!!

2014年04月01日 14時30分更新

文● みやさとけいすけ 撮影●篠原孝志(パシャ)、岡田清孝 編集●大佐藤

『DN2820FYKH』
●インテル
●実売価格 1万7000円前後

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 せっかく本体が小型なんですから、構成もシンプルにいきたいもの。ということで選んだ液晶が、テックウインドの『On-Lap1502I』という製品です。

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 この液晶、15.6インチながらもフルHDで、しかもタッチ対応なんです。

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 さ・ら・に、なんと電源はUSBバスパワー。つまり、PCの電源さえ確保できれば使えるという、非常にステキな製品なのです。

 ついでに電流を測ってみたところ、0.3~0.45アンペアくらいで、USBから取る電力としては安全圏です。……って、3ワットも消費しないことにビックリですよ。なにこれスゴイ。

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↑液晶にどのくらい電流が流れるのか調べた結果、0.3〜0.45アンペアくらい。びっくりするほど省電力。

 電力といえば、ベンチ中の消費電力で10ワット以下だったのですが、実はそのときに考えたのが、
「12ボルトだと1アンペア以下だから、電池で動くのでは?」
 ということでした。ノートを動かせるような大型バッテリーなら動くことは目に見えているので、ここはあえて、単3形電池でチャレンジしてみましょう。

 まずはNi-MH充電池。

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↑電池ボックスに外径5.5ミリ内径2.5ミリの電源用コネクターを半田付けした、お手製バッテリーです。

 1本あたり1.2ボルトなので、10本直列に接続します。電源ボタンを押してみると……

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 見事に起動!

 無線LANを使ったウェブ巡回テストをやったところ、約2時間40分ほど動作しました。冗談のハズがまさか乾電池で動くとは……。
 調子に乗って液晶もUSB給電で動かしてみたのですが、こちらも問題なし。液晶がタッチ対応なので、ごっついタブレットPCみたいな感覚です。まー、本物のタブレットPCと違ってバッテリー残量が不明なので、いつ電源が落ちるのかという恐怖はありますけど。

 

 ということで、今週発売の週刊アスキーテストレポートのページでは、電池駆動のNUC+液晶のほかに

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 となっております。ぜひ、こちらのレポートもご覧あれ。

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