週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

スナイパーな『SP-100EE』オリンパスのデジカメがカッコE~:CP+2014

2014年02月14日 10時30分更新

 やってきました『CP+2014』。で、いきなり目の前にあったのがオリンパスブース。「そういえば、ドットサイト式照準器ってどうなのよ?」って、ちょっとナナメに構えた感じでコンパクトデジカメのコーナーに行ったら、『SP-100EE』がカッコいいのなんのなのでご紹介。

STYLUS SP-100EE
●予想実売価格 5万5000円前後
●3月下旬発売予定

100EE

●おもなスペック
撮像素子 1/2.3型CMOS
有効画素数 1600万画素
レンズ 光学50倍ズーム(35mm換算24~1200mm、F2.9-6.5)
ディスプレー 3インチ(約46万ドット)
ファインダー EVF(約92万ドット)
動画記録 MOV/H.264(1920×1080ドット/60p)
記録メディア SDXCカード、内蔵メモリー(37MB)
サイズ/重量 121.2(W)×133.2(D)×91.3(H)mm/589g(撮影時)

 

100EE

 一見、ふつーの高倍率ズーム機。でもフラッシュ部をパカッと上に跳ね上げてみると、ふつーはないはずの半透明ミラーが!

100EE

 で、のぞいてみると、まごうことなき照準器!!

 おぉおーと驚く俺の目に飛び込んだのが、目の前にある製品紹介パネル。あぁ、製品名最後の“EE”は被写体を捕捉する鷲の目こと“Eagle's Eye(イーグルズアイ)”の頭文字なのね。あぁカッコEE!

 手前に装備したLED光源から、半透過ミラーにドットスポットを投影する仕組み。

100EE

 ミラーには赤いドットスポットが表示されるので、そのドットスポットを、狙う被写体に重ねると照準が完了。あとは背面のフレーミングを確認してシャッターを押すだけ。かんたんにいうと、半透過ミラーの赤い点を被写体に合わせてシャッター押せばオーケー、ということ。

100EE

 試し撮りしてみると、近くのパネルはもちろん、遠くに映る宮﨑あおいちゃん(もち“看板”、2つの意味で)もバッチリ捕捉。

100EE

 そう、何を隠そう、この『SP-100EE』は光学50倍ズーム機。ドットサイト式照準器は、高倍率機でよくある、遠くを高倍率で見てるうちに被写体を見逃しちゃって、アワワアワワとワケわかんなくなる、というあの現象を防ぐための機能なのだ。

100EE

 肉眼で半透過ミラーから被写体にドットスポットを当てることで、おおまかなフレーミングをアシスト。あとは液晶上に映る被写体を見つつ、フレーミングをバッチリと決めればオーケー。しかもドットスポットは被写体の明るさに応じて、明るさが自動調整&AFが合わないときには点滅までしてくれるって、これは親切設計!

 

 肝心要のAFは、センサーを120fpsで駆動する『OM-D』ゆずりの“FAST AF”を搭載。ズーズーとゆったりめAFだった高倍率機の弱点まで克服。

100EE

 もち“Eagle's Eye”搭載のデジカメは世界初。スナイパー&ハンターはもちろん、照準器好きは、ぜひこの週末にCP+2014に行くべし!!


CP+2014
開催期間 2月13日~16日まで
時間 10:00~18:00
※16日は17時まで

CP910

■関連サイト
オリンパス
CP+2014

週刊アスキーはNewsstandでも配信中!
Newsstand 電子雑誌をダウンロード

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう