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プレデター目線で見たらMac Proが買いだとわかった|Mac

2014年02月08日 16時00分更新

 何度テレビ放映されても、つい最後まで見てしまう映画といえば『コマンドー』。その双璧の作品が『プレデター』でしょう。もう何度目かわからない再放送ですが、2月10日(月)13時25分~15時25分まで、テレビ東京の午後のロードショーで放送となります。1月末に、『プレデターズ』が放送されたばかりなので、ファンはたまりませんね。

 プレデターが大人気な理由のひとつが、凝ったギミックの個人装備でしょう。光学迷彩やプラズマキャノンが印象的ですが、このプラズマキャノンはヘルメットとリンクしています。照射されるレーザーサイトに向けて自動で射撃するという、『エイリアン2』のセントリーガンとならぶ、SF映画2大リモートガンですね。

 このヘルメットにはもうひとつ特徴があって、ゴーグル部にさまざまなフィルター機能がついています。そのため、プレデターは隠れている人間を簡単に見つけることが可能なわけですね。その映像は衝撃的なんですけど、よくよく考えれたら普通のサーモグラフィーではないですか。

 ということで、今回はプレデターの目線でMacのハイエンドマシン、Mac Proを見てみましょう。

MacPeople

 Mac Proの実機は非常にコンパクトで、高さはiPadくらい。何より特徴的なのは、「南部鉄器 圧力極め炊き」とかシールがついていてもおかしくない、ユニークで真っ黒な外観です。当然ですがこの外観、単にデザイン重視ではありません。CPU100%駆動にした状態をご覧ください。

MacPeople

 オレンジのちょっとしたグラデーションに見えるのが、Mac Proの外装です。最も高温なのが上部の濃いオレンジの部分ですが、ここの温度が36.1度。6コア12スレッドを全開にしても、これくらいの温度なんです。しかも驚きなのが、ファンの音がほぼしないくらい低速回転なこと。だいたい800回転/分くらいです。非常に冷却機能が高いことがわかります。

 アルミのケースを外してみましょう。

MacPeople

 さずがに高温で、いちばん高いピンクの部分が50度弱です。CPUダイが60度くらいなので、まぁ、それなりの温度がフレームに伝わっています。それを筒状のアルミカバーが熱を均一に分散させ、効率よく冷却しているわけですね。

 このプレデター画像は、日本アビオニクスのサーモグラフィーで再現しています。

MacPeople

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実売価格:115万円
メーカーサイト(外部リンク)

 この人肌ほどの温かさで、どの程度の性能かというと、これがまた驚きです。『LuxMark v2.1』ベンチで、Mac Proの12コア/8コア/6コアと、iMac 27インチ、MacBook Retina 15インチと比較した結果が以下。

MacPeople

 断トツですね。「まぁ、特定のベンチだけ見ればそういう結果もあるさ」という意見もあろうかと、ほかのベンチでも試してみましたよ。

MacPeople

 画像がちょっと小さいので見づらいかと思いますが、絶賛発売中のMacPeople3月号(1月29日発売)に大きく掲載しています。ベンチ条件やスペックなどの詳細はこちらをご覧ください。

 その他、全方位のサーモグラフ画像も必見です。熱がどのように冷却されているか、ものすごくよく分かります。

MacPeople

 そんなMacPeople3月号ですが、実は第1特集はMac生誕30周年記念ということで、40ページの特大ボリュームで歴代Macを紹介しています。これは完全保存版。

 そして最新MacとしてMac Proも40ページで完全攻略しています。合わせて80ページですが、まだ全体の1/3程度。iPhoneで制御するスマート家電や、Chrome、Safari、Firefox用のブラウザー拡張も特集するなど、今月もページマシマシの250ページでお届けいたします。

3月号は初代Macと最新Mac Proが目印
MacPeople_2014_03
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 なお、次号もちょっとした30周年ページがあるので、今月買っておかないと、Macヒストリーが中途半端で気持ち悪いかもしれません。

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