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ふつうの写真が風情ある水彩画に一変するiPadアプリに惚れた!

2014年02月07日 12時00分更新

Waterlogue

Waterlogue
バージョン:1.0.1
App Store価格:300円
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)

 写真を読み込むだけで◯◯風にしてくれるアプリって無数にあるけど、水彩画風にするなら『Waterlogue』が最強すぎる!

テキトーな写真でもこの出来栄え
Waterlogue

 Waterlogueは、iPad上の写真を読み込んで水彩画風に加工、その後で画像をiPadに保存したり、Twitterなどで共有できるアプリ。

 コミック風とかイラスト風にはできないけど、水彩画専用なだけに出来映えがパネェ!例えば筆者がテキトーに撮影したスカイツリーの写真だってご覧のとおり。ほんの数秒で、まるで水彩画の先生が描いたような風情のあるタッチに大変身。もはや「筆者が絵の具で描きました」ってウソついても瞬時にはバレないレベル。

被写体で使い分けよう
Waterlogue

 フィルターは全12種類。どれもセンスがよく、美しいので「あとはどうぞご自由に!」と手放しでオススメできたら最高なんだけど、じつはちょっとしたコツというか経験則がありまして。被写体がヒトの場合は、輪郭線が目立たない“Natural”か“Luminous”を、風景や建物、乗り物などの場合は輪郭線が強調される“It's Technical”か“Travelogue”を選択すると見栄えがよくなるよ。

プレビュー画面との比較が便利
Waterlogue

 見た目の美しさに加え、操作じたいが楽しいのもグッド!加工終了までは数秒かかるんだけど、待ち時間に水彩画を描く途中のアニメーションが表示されるので退屈しない。選択したフィルターは、右下のウインドウでプレビューしてから加工できる。万が一「前のフィルターのほうがよかった」となっても、スワイプで直前の画像を呼び戻したりと、ビフォーアフターで比較できるのが便利。

切り出しもカンタン
Waterlogue

 「さすが、わかってるねー」と感心したのが、加工後の画像をInstagramで共有する際に四角く切り出せる点。枠線に合わせ画像をピンチ操作で拡大・縮小・移動するだけと切り出しかたも超カンタン!

世界中に郵送ができる
Waterlogue

 ユニークなのが、完成した水彩画像を世界中に郵送できる点。1枚の料金は、送料や印刷代などすべて込みで日本宛てが2.99ドル(約312円)、米国宛てが1.99ドル(約208円)。米国外への郵送は2〜3週間かかるので、例えば季節の挨拶状なんかを送る場合は、余裕をもって送信しよう。支払いにはクレジットカードが必要なんだけど、何かの記念日にこんなハガキをもらったら絶対にうれしい!

 元の画像をクリップボードからも取り込めたり、メイン画面右下のハートボタンから設定画面を開いて画質やサイズを設定できるなど、細部まで抜かりはない。これからは“趣味は水彩画”じゃなくて“アプリでの水彩画づくり”って人が増えちゃうかも!?

Waterlogue
App Store価格:300円
(価格は記事掲載時点のものです)
作者:Tinrocket, LLC

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