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iPhoneデベロッパーインタビュー/RucKyGAMES|Mac

2014年01月08日 18時00分更新

 みなさん、こんばんは。MacPeople編集部、元編集長の吉田でございます。さて、今回はiPhoneデベロッパーのインタビュー記事をお送りします。実はMacPeopleは、週アスPLUSの姉妹サイトであるiPhonePLUSというブログメディアの運営に携わっています。現在、iPhonePLUSでは、アプリ開発者の方が自ら記事を投稿できる企画を実施中で、すでに150名以上の開発者にご登録をいただいています。その中からヒット作を飛ばした著名な開発者にインタビューを実施しました。

 なお、そんな企画初めて聞いたという開発者の方は、iPhonePLUSのサイトでご登録いただけます(関連サイト)。

RucKyGAMES

 今回は「くんまのやぼう」などでおなじみのRucKyGAMESさんに話を聞いてきました。

RucKyGAMES 外部サイト
2009年7月にリリースした「i大富豪」が累計100万ダウンロードのヒットとなった個人開発者。すさまじいスピードでアプリを配信することでも有名。ご当地アプリ「ぐんまのやぼう」のヒットにより、群馬県の観光特使にも就任した。


趣味で始めたアプリ開発ヒット作の誕生で起業

─iPhoneアプリを開発されたきっかけを教えてください。
RucKyGAMES 前職はなめこの会社((株)ビーワークス)だったのですが、趣味でFlashのゲームを作っていたんです。次はXbox などの専用機のゲームを開発して収益が得られないかなと模索していました。そのタイミングでiPhoneのアプリが作れることになったのでチャレンジしてみたんです。当時は小遣い稼ぎの感覚でした。
─起業したきっかけは?
RG アプリを作り始めたのが2009年4月で、前職を辞めたのが翌年の2010年3 月末なんですけど、ちょうど1年ぐらい続けてみて手応えを感じました。
─具体的には?
RG 当時は、有料アプリの「i大富豪」が数万本もダウンロードされましたし、広告ありの無料版も好調でした。これならやっていけるんじゃないかと。
─開発ペースが早いことでも有名ですが、どれぐらいの頻度なんでしょう?
RG 会社勤めしてたころのほうが、リリースペースが早かったんですよ。当時は月に必ず1 本は出そういうモチベーションでやってました。プログラミングだけだと1週間程度ですね。
─アプリのアイデアはどういうところから浮かぶのですか?
RG ゲーム雑誌を読んだり、ウェブサイトのゲーム系の情報を見たりとか、さまざまなゲームの情報を取り入れて着想しています。もちろん、夜寝られないときにムダに考えた結果、アプリとして完成したものもあります。
─配信アプリは100 本超ですが、メンテナンスはどうされていますか。
RG アプリが動かなければすぐに対応しますが、あとはダウンロード数を見ながら機能追加を考えます。とはいえ、最初に作った段階である意味やりきった感があるので、実際のところ機能追加などのアップデートは少ないです。
─「ぐんまのやぼう」の機能強化には驚きました。
RG 反響がすごすぎたんで、無理やりバージョンアップしちゃったんです。実はほかにアップデートを予定して作ったものもあったんですが、予想に反して売れませんでした。アップデートによる機能追加でダウンロード数を稼ぐというやり方は自分には向かないなぁと。

『とどうふけんのやぼう』
バージョン:1.0.2
価格:無料
(バージョンと価格は記事作成時のものです)
(c)RucKyGAMES

RucKyGAMES

AppStore アプリをダウンロード

RucKyGAMES
RucKyGAMES

 インタビューの後半では、個人のアプリ開発者の悩み、売れないアプリの見分け方などについて語ってもらいました。インタビューの完全版はMac People 2月号に掲載されています。2月号ではインタビュー記事のほかに、アプリ開発歴や月額最高収入はいくら?など気になる質問を含んだアンケートを100人超の開発者の方に回答をいただきました。誌面には、この結果や開発者の皆さんのアプリを紹介しています。

MacPeople 2月号
MacPeople 2月号

 そのほか、特集記事を、巻頭特集を含めてなんと8本用意しました。ついに登場した新Mac Pro速報、iPhoneアプリ開発者100人アンケート、MacとiOSのセキュリティー、SIMロックフリーiPhoneの買い方と活用法、Wi-Fi機能でiPhoneと一緒に使えるカメラ、Mac&iOSのハイレゾ化、iOSアプリ開発の基礎ともりもり盛りだくさんです!

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