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ずっと前に登録したサービスのパスワードが思い出せない時の対処法|Mac

2013年12月03日 21時00分更新

アカウント情報は「キーチェーンアクセス」が管理

 最新のMavericksに限らず、歴代のOS Xは「キーチェーンアクセス」というアプリを搭載しています。各種のウェブサービスやサーバーなどのアクセス時に必要なアカウント情報(ユーザー名とパスワード)を一括管理してくれるアプリです。
 

131203_moro_keychain

 初めて利用するサービスでアカウント情報の入力を求めらると、上図のようなダイアログが表示されます。ここで「このパスワードをキーチェーンに保存」にチェックを入れておけば、「キーチェーンアクセス」に情報が記録され、次回から自動で入力されるようになります。
 

アカウント情報の手入力が必要な場合も

 ただし、別のパソコンやスマホから同じサービスにログインしたい場合は、アカウント情報の手入力が必要になります。MacとiOSデバイス間であれば、「iCloudキーチェーン」機能でキーチェーンの情報を同期できるのですが、それができるのはMavericksを搭載したMacとiOS 7を搭載したiOSデバイス間のみです。

 また、サービス側がユーザー管理システムを変更した場合なども、キーチェーンの情報が使えず、改めてアカウント情報の入力を求められる場合があります。以前設定したパスワードがどうしても思い出せないということもあるでしょう。そんな時は「キーチェーンアクセス」に尋ねればいいのです。

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 さっそく、「アプリケーション」→「ユーティリティ」フォルダーに入っている「キーチェーンアクセス」を起動しましょう。

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 すると、キーチェーンに登録したアカウント情報がズラズラと表示されます。

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 登録数が多すぎる場合は、画面右上の検索欄にキーワードを入力して絞り込みましょう。
 

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 目的の項目が見つかったら、それを選んでダブルクリック。すると小さなウィンドウが表示されます。このウィンドウに、そのアカウントの登録情報が記載されているのです。

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 パスワード情報を確認するには、このウィンドウの左下にある「パスワードを表示」にチェックを入れます。すると、ログインパスワードの入力を求められます。現在そのMacを使用しているユーザーのログインパスワードです。正しいパスワードを打ち込めば、無事パスワードが表示されるはずです。

 つまり「キーチェーンアクセス」では、各種アカウントのロックを解除するための「マスターキー」としてログインパスワードを利用しているわけですね。すべてのロックを解錠できるキーチェーン(鍵束)というのは、なかなか正鵠を射たネーミングですね。
 

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