不安な無料WiFiスポットでも安全に通信できるAndroidアプリがイカス！

2013年12月05日 11時30分更新

HotspotShieldVPNWiFiセキュリティ

『Hotspot Shield VPN WiFiセキュリティ』
作者：AnchorFree GmbH
バージョン：1.6.5
対応OS：2.0以上
Google Play価格：無料
（バージョンと価格、対応OSは記事掲載時のものです）

　不特定多数が利用する無料WiFiスポットを使って、スマホから通信することはよくあること。海外の安宿では、暗号化されていないアクセスポイントしか提供されていないことも多いし、キャリアが提供しているアクセスポイントでも、利便性をとって暗号化されていなものがある（auのWi2やWi2premiumなど）。

　簡単にWiFi回線を利用できて便利な一方、悪意あるユーザーが、同じアクセスポイントに接続した端末から通信データを抜き出すことができてしまうため、仕事で利用するにはセキュリティー面で大いに不安が残る。


セキュリティのかかっていない無線WiFi

　そんな通信環境でも、安心して接続できるようにするのが『Hotspot Shield VPN WiFiセキュリティ』。仮想専用ネットワークであるVPN接続サービスが利用でき、トラフィックを匿名化して通信できる。しかもHTTPS暗号化によってデータは保護されているので、通信中のデータを抜き出されても解読は不可能だ。


アプリの使い方はカンタン

　アプリの使い方は、メイン画面から“保護を有効にする”をタップするだけと、いたって簡単。これだけで、専用のVPNサーバーへと接続できる。


安全に通信が可能

　VPNサーバーへの接続が完了すれば、以降の通信は保護され、安心してネットが使えるのがイカス！
　また、画像や動画はVPNサーバーで圧縮して送信されるので、トラフィックを軽減する効果もある。


有料サービスで速度アップ

　無料版のままでも、ここまでの機能は利用可能だが、VPNサーバーの接続先変更などは、有料のMonthly subscriptionへの申し込みが必要。料金は毎月4.99ドル（約505円）、または年間29.99ドル（約3035円）となっている。※2013年11月25日時点。
　また、12月6日には、1年間利用できるパッケージ版の同製品『Wi-Fi セキュリティ』が直販価格2980円でソースネクストから発売される予定だ。


接続先を日本に

　Monthly subscriptionに申し込むと、VPNサーバーの接続先をアメリカ以外にも、日本とイギリスが選べるようになる。日本のIPアドレスからしか利用できないウェブサービスを海外からも利用したいときなどに使える機能だ。
　また、Monthly subscriptionのユーザーは専用サーバーを利用するため、無料版とくらべて通信速度も数倍速くなっている。


起動時に接続

　メニューボタンの“設定”から“再起動時に開始”をオンにしておけば、端末移動時に自動的にVPN接続へと変わる。わざわざアプリを起動させる必要がないのが便利。

　機能としてはシンプルだが、導入するだけで通信の安全性は格段にアップする。外出先から、仕事で気密性の高いデータを扱うことが多いユーザーは、是非ともインストールしておきたいアプリだ。

『Hotspot Shield VPN WiFiセキュリティ』
作者：AnchorFree GmbH
バージョン：1.6.5
対応OS：2.0以上
Google Play価格：無料
（バージョンと価格、対応OSは記事掲載時のものです）
※Android端末は多くの機種・バージョンがあるため、特定の機種によっては誤動作・不具合などが発生する可能性があります。必ずご使用の機種で正常に動作することをご確認ください。