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「クルマの近未来はどうなる?」答えは東京モーターショー2013に!

2013年11月24日 13時00分更新

 東京ビッグサイトで12月1日まで開催されている“第43回東京モーターショー2013”には、国内14社(15ブランド)、海外18社(20ブランド)のクルマメーカーが参加しています。モーターショーといえば、先進のテクノロジーやカッコいいデザインのコンセプトカーが勢ぞろいする“夢の舞台”。会場を彩った“ちょっと未来”を感じさせるクルマたちをご紹介します!

トヨタ『FCV CONCEPT』

東京モーターショー2013
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 2015年の市販開始を予定する燃料電池車のコンセプトモデル。セダンタイプのボディーは“空気から水への流れ”をイメージしたデザインだそうです。自社開発の新型燃料電池や高圧水素タンク2本を床下に効率よく配置し、実用航続距離は500キロ以上を達成。水素充填に要する時間は3分程度と、ガソリン車並みの短時間です。

ダイハツ『FC 凸 deck』

東京モーターショー2013
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 かなり奇抜なデザインが目を引く軽規格FCVのコンセプトモデル。ダイハツの独自技術を使った貴金属フリーの液体燃料電池システムを採用し、レアメタルなどを使用しないために環境に優しいのが特徴です。また、コンパクトかつ低コストというメリットもあります。同じシステムを応用した発電機も展示されていました。

マツダ『MAZDA3 SKYACTIV-CNG CONCEPT』

東京モーターショー2013
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 圧縮天然ガス(CNG)とガソリンの両方を使用可能なエンジンを搭載するコンセプトモデル。このところ、シェールガスの生産が本格化して天然ガスへの関心が高まっていますが、このモデルはそれに対応するもの。実用化への期待が高まります。

トヨタ『FV2』

東京モーターショー2013
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 テーマは“直感で通じ合えるクルマ”というコンセプトカー。人間とクルマが“ココロ”と“カラダ”で通じ合うことができ、さらにパートナーとして成長もするクルマという設定です。ドライバーの体重移動により前後左右に直感的な運転操作が可能で、周辺の車両や交通インフラと通信してドライバーに危険回避を促すこともできます。

日産“自動運転技術”

東京モーターショー2013

 人間のミスをカバーして安全を促進し、運転をサポートして負担を軽減してくれる技術。すでに市販化されているテクノロジーをベースにして開発が進行中で、日産は2020年までの商品化を目指しています。展示車両はEV『リーフ』ですが、今後は複数車種に搭載していく予定だそうです。

デンソー『インタラクティブ・コミュニケーション・コクピット』

東京モーターショー2013
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 人間に合わせる“対話”型コクピット。現実の前方風景と重ねて、運転に必要な情報を映し出す大型ヘッドアップディスプレーは、視線をそらさず確認できるのが特徴です。また、ハンドルを握ると内蔵された生体センサーが心電や脈拍を計測し、ふだんと違う数値の場合にはドライバーに知らせる機能も搭載。さらに、ダッシュボードにいる小型ロボット“Hana”が、ドライバーの安全運転のサポート役や話し相手になってくれます。

スズキ“空冷式燃料電池システム”

東京モーターショー2013
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 水冷式と比べて補機類が少なく、コンパクトな空冷システムを採用して二輪車への燃料電池システムの搭載を実現。低コスト化できるメリットもあるそうです。

■モーターショーの“華”

 モーターショーといったら、やっぱりコンパニオンのみなさんも“名物”ですよね。会場を歩き回ってヘトヘトの心身に癒やしを与えてくれました。

東京モーターショー2013
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●関連サイト
第43回東京モーターショー2013

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