2013年11月16日10時30分

【SIMフリースマホと26日間欧州ぐるぐる旅4】広いアパートを借りてパリジャン気分

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■4ヵ国目:フランス(9月18日~9月21日)

 秋の欧州をぐるぐる回ってしまおうという今回の旅。ドイツからポーランド、ウクライナと東へ移動してきましたが、一転して西へ、フランスはパリに向かいます。パリでの目的はふたつあり、ひとつはすでに週アスPLUSでもレポートしている、9月20日のiPhone5s/5c購入です(関連記事)。

パリでiPhone5sを買う
SIMフリースマホと26日間欧州ぐるぐる旅4
↑小雨の中一晩並んだアップルストア・オペラ座店。

  もうひとつの目的は、ちょうど同じ時期に欧州に来ている、旅行作家の吉田友和さん、松岡絵里さん夫婦と合流すること。ふたりは世界一周旅行中で、エチオピアからパリにやってきて1泊するというので、それなら部屋をシェアしようという話になったのです。(これまでにも何度か一緒に旅行をしているので、吉田さんの作品の中にも“やーまん”という名前で登場しています。興味のある人はぜひ読んでみてください。)

 筆者のほうが半日ほど早くパリに入っていたので、まずはモバイル通信環境の確保からスタート。フランスはヨーロッパの中でもプリペイドSIMが買いにくい国なので、基本的には街中のキャリアショップまで出向いて、手に入れる必要があります。

 ひとまず空港から街に行くまでは、つなぎとしてドイツで購入したblauのSIMのローミングを利用。blauには、EU圏用に50MB/4.99ユーロ(約670円)のデータローミングパック(7日間有効)が用意してあります。これをあらかじめウクライナで登録しておいたわけです。

blauのローミングを使う
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↑blauのウェブサイトから申し込む必要があるので、使用前に登録を。

 とりあえず、これで一時的な通信は確保。さらに、キャリアショップ検索用にGoogleマップをオフラインでも使えるよう、マップデータを保存しておきます。

 保存の仕方ですが、iOSならGoogleマップアプリで保存したい地域を表示し、“ok map”と入力して検索を実行。Androidの場合は、同じく保存したい地域を表示して検索ボックスをタップし、画面を下までスクロールさせ、“この地図をオフラインで使用する”を選ぶだけです。

iOSは“ok map”
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↑検索ボックスに入力すると、表示していた近辺の地図データを保存してくれる。
Androidも検索ボックスから
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↑検索ボックスに文字が入力されていると、オフラインに使用するの項目が出てこないので注意。

 日本など一部の地図は非対応ですが、ひとまずこれでオフライン状態でも地図データの表示が可能になります。海外旅行に行く際に、ネットは宿の無線LANだけ利用すればいいという人でも、宿の無線LANを使って地図データをダウンロードしておけば、屋外でも現在位置を地図上に表示できるので便利ですよ。

 さて、blauのローミングだけでは当然足りないので、現地キャリアのプリペイドSIMを入手します。今回はオレンジというキャリアを利用しました。

オレンジで購入
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↑店名のとおり、オレンジ色の看板が目印。パリ市内ならあちこちにあります。

 SIMの購入時には本人確認証としてパスポートが必要。また登録や開通作業などもあり、基本的には店員さんがやってくれます。オレンジではSIMの価格が9.9ユーロ、500MBのデータパックが10ユーロで、合わせて19.9ユーロ(約2700円)でした。SIMのサイズも標準、micro、nanoと3種類が用意されていて、iPhone5以降のユーザーも問題なし。

 APNなどの設定項目は下記の通り。

 APN:orange
 ユーザーID:orange
 パスワード:orange


 500MBを使い切ったら、またキャリアショップにきて追加登録してもらえばオーケーとのことです。

オレンジのSIMパッケージ
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↑厚手のビニールを使った、かなりしっかりしたパッケージ。デザインもカッコイイ。

 通信環境が整ったので、次はアパートへ移動。あらかじめGoogleマップでアパートの位置をマークしておいたため、スマホを見ながら移動します。アパート前でしばらく待っていると、管理会社の人が来て、鍵の受け渡しと部屋の案内を受けました。

 ここでちょっと説明。最近は海外、特にヨーロッパでは、アパート形式の宿が増えてきています。個人が住んでいる部屋を一定期間貸し出すといったパターンもありますが、多くは不動産会社が持っている空き部屋を貸しているというのが一般的。そのため、以前は個人とのやりとりや、現地に行って不動産屋と交渉する必要がありましたが、現在ではホテル予約サイトへの掲載が増えてきているので、ネットでカンタンに予約できるんです。

宿泊先としてアパートを探す
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↑Booking.comでは、絞り込みの項目に“アパート”があり、探しやすい。
とっても広々としたリビング!
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↑アパートの広いリビング。ソファーはベッドにできるので、ここでひとり寝られます。

 アパートタイプのメリットは

●同価格帯のホテルと比べて部屋が広い
洗濯機のある部屋が多い
キッチンや冷蔵庫などがあり自炊できる

 といったとこころ。デメリットとしては

毎日の掃除やシーツ、タオルの交換はない
●トイレットペーパーなどの消耗品はなくなれば自費で購入
●チェックイン時間などを事前にメールで打ち合わせする必要あり
●早朝や深夜だとチェックインできない場合がある

 です。海外取材などは1週間くらいの長期滞在が主なので、洗濯機があるととても重宝します。それだけで持って行く衣類をだいぶ減らせますからね。いちばんのデメリットはチェックイン時間。予約後、英文メールで担当者と待ち合わせ時間などをやりとりする必要があります。

 今回泊ったアパートはセーヌ川を挟んでルーブル美術館の対岸という好立地。1泊230ユーロ(約3万1000円)でしたが、吉田・松岡夫妻と3人でシェアしたので、ひとり76ユーロ(約1万円)です。ちなみに、同じ立地でホテルを探すとなると、トランクも広げられないような狭い部屋のビジネスホテルが、100ユーロ(約1万3500円)近くするので、断然おトク。

キッチン完備で自炊も可能 ベッドはクイーンサイズ
SIMフリースマホと26日間欧州ぐるぐる旅4 SIMフリースマホと26日間欧州ぐるぐる旅4
↑十分すぎるキッチンも完備。長期間滞在する場合、パリは外食は高いので、さっと自炊できるのがポイント高いです。 ↑リビングとは別に、寝室がもうひと部屋。つまりこれで1LDKのアパートでした。

 チェックイン後、スーパーで買い出しなどをしていると、吉田・松岡夫妻からパリ到着のメッセージが届きました。アパートの近くの駅まで迎えに行き、荷物を置いたら、みんなで楽しい食事です!

吉田・松岡夫妻と晩ご飯
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↑合流した夫妻と乾杯。2人は10日間の世界1周旅行中ですが、実はこれが3度目の世界一周とのこと。
大好きな羊肉!!
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↑ラムチョップ。羊肉大好き!! おいしいですが、円安もあって25ユーロ(約3300円)とお高め。

 食事が終わると、すでに深夜。アパートに戻り、スーパーで手に入れておいたビールで部屋飲み。リビングが大きいので、ちょっとしたパーティー気分で楽しめます。これから卒業旅行などで友人たちと海外渡航を計画しているなら、ホテルよりも断然アパートのほうが楽しいと思います!

朝食をつくってみた
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↑前日に買っておいた食材で、朝食をつくってみました。ホテルっぽくビュッフェ形式に並べてみたり。

 ちなみに、このアパートは1泊だけ。翌朝には吉田・松岡夫妻はポルトガルへ向かいました。流石にひとりで宿泊するには230ユーロは高いので、深夜販売に並ぶ予定があるアップルストア近くのホテルへ移動。

 その後のパリ生活は、既報の購入記でどうぞ(関連記事)。無事iPhone5sはゲットできたものの、帰国便を予約している日まで残り6日。パリは宿代や物価が高めなので、ほかの都市へ、ふらりと移動することにしました。

 帰国便の出るフランクフルトに近く、まだ行ったことのない国……という条件でホテルを探してみると、ベルギーのブリュッセルに安めのアパートを発見! 次の訪問国が決まったところで、ベルギー行きの列車が出る時間まで少し時間があったため、観光をしながらパリ北駅に向かいます。

快晴のなかの凱旋門
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↑パリ観光定番その1、凱旋門。この旅でやっと快晴に。最近雨男で困ってます。
エッフェル塔周辺にはご注意
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↑パリ観光定番その2、エッフェル塔。公園には「ミサンガ結んであげるよ!」って勝手に手にミサンガ付けてくる人がいますが、あとでお金取られるので要注意。
ルーブル美術館も(ただし外観のみ)
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↑パリ観光定番その3、ルーブル美術館。この地下にもアップルストアが1軒あります。
赤い列車でベルギーへ
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↑パリ北駅からブリュッセルへ向かう高速列車タリス。真っ赤なボディーがカッコイイ!!

 パリからブリュッセルは、1時間半ほどの乗車時間。一等車の普通運賃だと141ユーロ(約1万9000円)と割高ですが、列車指定の割引運賃なども用意されているので、70ユーロ前後から購入できます。フランス国鉄のサイトからも予約できるので、旅程が決まっている人は、あらかじめ予約しておいたほうがいいかも。

Wi-Fiサービスはあまり使えず
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↑1等車には無料のWiFiサービスもある……のですが、移動中はほとんどつながりませんでした。

 というわけで、次回はブリュッセル編です!!

【11月19日11:30】位置表記に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

■関連サイト
Booking.com 
フランス国鉄 

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