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ウィルコムから“だれとでも定額パス”ふうに使えるPHSなど2機種を発表

2013年11月06日 10時45分更新

 ウィルコムはPHS専用端末『LIBERIO 2 WX11K』と『WX12K』に加え、“モバイル迷惑電話チェッカー”などの新サービス3種類を発表した。

『LIBERIO 2 WX11K』

LIBERIO 2 WX11K&WX12K

 LIBERIO 2は防水、防じん、耐衝撃(MIL規格)に対応したストレート型端末。2011年に発売した『LIBERIO WX03K』の後継機種にあたり、後述する“緊急速報メール”や“モバイル迷惑電話チェッカー”にも対応。カラバリはブラック、ホワイト、レッド、グリーンの4色。

LIBERIO 2 WX11K&WX12K

 また、スマホとBluetoothでつなげて連携する“スマートフォンリンク機能”も搭載。スマホへの着信を受けたり、スマホの番号を使って発信することが可能。さらに、BluetoothヘッドセットなどをLIBERIO 2につなげてハンズフリー通話を楽しむこともできる。

●おもなスペック
ディスプレー:2インチ(240×320ドット、200dpi)
カメラ:インカメラ31万画素
おサイフケータイ:─
赤外線:○
防水:IPX5/7
防じん:IP5X
Bluetooth:2.1+EDR
サイズ/重さ:42(W)×11.8(D)×126.5(H)mm/78g

LIBERIO 2 WX11K
メーカー:京セラ
キャリア:ウィルコム
発売日:11月14日予定
予想実売価格:5000円前後


『WX12K』

LIBERIO 2 WX11K&WX12K

 WX12Kは、今年2月に発売した『WX09K』の後継機種にあたる折りたたみ式のPHS端末。京セラ独自の“ソニックレシーバー”や“ゆっくり&はっきり通話”を搭載する。カラバリは、ブラック、シルバー、ピンク、ネイビー×ゴールド、ホワイト×ゴールドの5色。

LIBERIO 2 WX11K&WX12K

 WX11Kと同じスマートフォン連携機能に加え、Android端末側からPHS発信が可能になる“だれとでも定額パス アプリ”や下り最大400Kbps、上り最大340KbpsのPHS回線を利用したテザリングにも対応する。

●おもなスペック
ディスプレー:3インチ(240×320ドット、133dpi)サブ:0.9インチ有機EL
カメラ:500万画素(インカメラなし)
おサイフケータイ:─
赤外線:○
防水:IPX5/7
防じん:IP5X
Bluetooth:2.1+EDR
サイズ/重さ:50(W)×16.4(D)×110(H)mm(暫定値)/113g(暫定値)

WX12K
メーカー:京セラ
キャリア:ウィルコム
発売日:11月14日予定
予想実売価格:1万円前後


 また、ウィルコムは11月14日より新サービス“緊急速報メール”と“災害用音声お届けサービス”、“モバイル迷惑電話チェッカー”を開始する。

 緊急速報メールと災害用音声お届けサービスは、他キャリアも提供している災害発生時向けのもの。どちらも月額使用料は無料。

 モバイル迷惑電話チェッカーは今年7月に発表した『迷惑電話チェッカー WX07A』の機能をフィーチャーフォンに移植したもので、迷惑電話の疑いのある番号から着信した場合に警告を表示する。こちらの使用料は月210円。

 今回発表の端末はこれらのサービスはすべて対応するが、発売済み機種への対応に関しては検討中としている。新機種は安くて音質のいいPHSを、より安全に便利に使えるようになったと言えるだろう。

●関連サイト
ウィルコム

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