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enchantMOONな清水亮と元月刊アスキー遠藤がパソコン少年の夢とアスキーと未来を語る!

2013年10月30日 13時00分更新

enchantMOONな清水亮と元月刊アスキー遠藤がパソコン少年の夢とアスキーと未来を語る!

 2013年10月31日(木)に、UEI清水社長と月刊アスキー元編集長の遠藤諭が、五反田ゲンロンカフェでパソコンについての熱い想いを語りつくします。『週刊アスキー』巻末コラム“神は雲の中にあられる”でもおなじみの遠藤は、これのために1977年の月刊アスキー創刊号を会社の保管庫から引っ張りだし、清水社長のために自身が編集長だった時代の15周年記念の1992年7月号をヤフーオークションで落札して持ち込むとのこと。

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 1977年創刊号の目次を見ると、音声認識やら、コンピューターミュージックやら、コンピューター犯罪という言葉が出ていて、あまり時代は変わっていないような気分にもさせられます。“What's New”というコーナーでは、当時、マイコン自作派が入出力装置に使ったIBMゴルフボールタイプライターなんかが紹介されています。取り扱い店のソーゴーはWindows95の発売数週間前まで、秋葉原で“IMSAI・ALTAIR”と看板を掲げていましたね。

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 本の紹介ページを見ると、安田寿明氏の『マイ・コンピュータ入門』(講談社ブルーバックス)。創刊号の記事と同じく、著者は、このときすでに音楽やら通信やらさまざまなことにフル活用しています。あとがきでマイコンが知識社会に与えるインパクトに触れている点できわめて印象深いです。コンピューターが、いまのように我々の知とエンターテインメントと創造性にかかわるものと、先達たちは喝破していたのです。

 1992年7月号は、特集が“2002 未来コンピュータ”。過去、月刊アスキーでは“極楽(Heaven)”という名称で、パーソナルコンピューターの未来像を発表していましたが、15周年号の未来予測は、液晶やフラッシュメモリーが実用化した時代。記憶・表示の両用のフィルムを閉じて使うノート型デバイスで、ヒンジ部のボール型のポインティングデバイスとペンで操作する。実は、UEI清水社長はこの特集を読んでいて、同社の話題の端末enchantMOONを作ることになるきっかけのひとつとなっているという……。

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 1977年のマイコン最初期と、1992年の未来コンピューター、そして、enchantMOONを比較検討しながら、熱いトークはウェアラブルもインビジブルもぶっ飛ばす未来予測にもなりそうです。

イベント概要と申し込み
■[ハッカーズカフェ]アスキー総研遠藤諭xUEI清水亮「さらばアスキー!月刊アスキー元編集長とアスキーを愛した元パソコン少年がアスキーについて語る!」PODCAST アキバ系!電脳空間カウボーイズ公開収録 @hortense667 @shi3z
■2013/10/31(木) 19:00〜21:00
■前売2500円(1ドリンク代付き)
http://peatix.com/event/21270

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