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「原点に帰る」「ありのままに見る」のが僕のルール――英語講師 関正生

2013年10月24日 11時25分更新

ルールを変えようキャンペーン

 1週間に2000人が受講するという大人気英語講師の関正生さんに、「大切にしている自分ルール」や「ルールについての考え方」をお聞きしました。

 

 こんにちは。『世界一わかりやすい授業』シリーズを書かせていただいています関正生と申します。

 今回は「ルールを変えよう!」と、既成概念に囚われないようにということなんですけど、僕は普段、丸暗記のないような英語、できるだけ、ネイティブだから、決まりだからということのないような英語をお伝えしているわけです。

 読者の方に「目からウロコ」だとか、ありがたいことを言っていただくんですが、なぜそういう考え方を気づいたかというと、ちょっと逆説的になりますが、僕の場合は「原点に戻ろう」ということですね。
 これが僕のルール。

 英語をありのままに見ようということ。

 例えばGood morningという表現がありますよね。これどういう意味でしょうか。
 「おはよう」だと、みなさんすぐに言ってしまうんですが、これは固定概念に囚われています。

 Good morningを訳してみると、「よい朝」ですよね。
 僕のルールにあてはめて考えてみる。その考えるプロセスというのは非常に長くなりますので、今回は割愛させていただきますが、考えた結果、結論は「よい朝があなたに訪れるように私はお祈りしていますよ」ということなんだと思います。
 ですので、Good morningは「よい朝」、それを真正面から見た、「おはよう」という固定概念に囚われないことによって、このお祈りという考え方に行き着いたわけで、英語っていうのは真正面から見るのが大事だと、ありのまま見てみようというのが僕のルールです。

 これが英語以外にどう生きてくるのかというと、なかなか難しいんですけど、例えば、空を見たとき、太陽が何色であるかと。

 ずっと赤だと思っていたのが、実際本当に自分の目で太陽を見てみると、赤じゃないと。
 白だとか、黄色だと。実際、欧米圏では太陽が黄色で描かれていたりする。
 そういういろんな文化の違いに気づくんですね。

 ですので、ありのままに見るというのが、僕が普段心がけているルールですので、どこかで使えることがあったら是非、と思っています。

 

関正生(せきまさお)

1975年7月3日 東京生まれ。埼玉県立浦和高校、慶応義塾大学文学部(英米文学専攻)卒業。リクルート運営のオンライン予備校「受験サプリ」講師、秀英予備校・秀英BBS(ブロードバンドスクール)講師。予備校デビュー1年目から出講校舎すべてで、常に最多の受講者数・最速の締め切り講座数を記録。現在も記録を更新中。授業は、200人教室が満席。その授業は遠隔受講システムで、全国の校舎にライブ中継される。1週間で2000人以上の大学受験生を指導している。著書に、『世界一わかりやすい英文法の授業』『大学入試 世界一わかりやすい 英文法・語法の特別講座』『世界一わかりやすい 英語の勉強法』などがある。

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英語講師 関正生

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