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世界初のスマホを使った映画鑑賞――映画「貞子3D2」プロデューサー 今安玲子

2013年10月18日 11時25分更新

ルールを変えようキャンペーン

 絶賛公開中の映画「貞子3D2」。昨年公開に続いての第2弾となった今作は、スマートフォンと連動、「映画館で携帯電話を使いながら鑑賞する」という世界初のスタイルを実施しました。既存のルールから飛び出し、新しいチャレンジをおこなった同作プロデューサーからメッセージをいただきました。

世界初のスマホを使った映画鑑賞──映画「貞子3D2」プロデューサー 今安玲子

 「1作目『貞子3D』を超える驚きを届けたい、それも全国の皆様が楽しめるかたちで」という想いから新しい映画鑑賞スタイルへのチャレンジがはじまりました。

 限られた条件の中でできるプラスアルファの仕掛けを検討しては、断念しての繰り返しでした。そして、様々なアイディアの中から、残った案が誰もが持っている携帯電話を使ったもう一つのD、「スマ4D」でした。

 映画、アプリ、音声認識技術のそれぞれの分野の違うスタッフが、お互いの持つ力を持ち寄りかたちにしていきました。それが結果的に世界初の試みとなりました。

 初期の想いに今一番合ったスタイルがスマ4Dであり、それは「映画館で携帯を使ってはいけない」というルールが普及している日本だからこそできたことでもあると思っています。

 これからも時代の変化と共に映画もどんどん進化していけると面白いと思っています。その挑戦を続けていきたいと思っています。

 

■「スマ4D」とは?
 専用の無料スマートフォンアプリをダウンロードし、アプリを起動させながら鑑賞していただきます。スマ4D本編に反応し、上映中にアプリがさまざまな恐怖を与える仕掛けがあり、観客は本編とは違った恐怖を手元で体感できるという、世界初の試みです。

 

今安玲子(いまやすれいこ)

1981年生まれ。角川書店 映像企画局 プロデューサー。
「貞子3D」「貞子3D2」をプロデュース。新しい映画鑑賞スタイル“スマ4D”を提唱中!10月25日(金)には日本科学未来館にて「世界初のスマホ連動映画『貞子3D2 スマ4D』はどのように作られたか!?」というトークイベントも実施します!(入場無料/関連サイト

■関連サイト

映画『貞子3D2』公式サイト

映画『貞子3D2』スマ4D特設サイト

『貞子3D2』驚きのスマ4D体験!「マナーモードを解除し、音量は最大に!」(NewsWalker)

角川EPUB選書 創刊記念 ルールを変えよう!キャンペーン 特設サイト

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