2013年09月18日13時00分

BlackBerry 9720を日本語化して有終の美を飾りたい:週間リスキー最終回

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※週間リスキーは、アックン・オッペンハイマーが地下の倉庫の隣の部屋からひっそりとお届けするもので、大半の方にはどーでもいい情報を扱っているコーナーでございます。

 BlackBerry社に関して、もはや何も言いますまい……。ドコモからの新機種登場も、もはや絶望的……。とはいえ根強いファンは残っており、編集部でもつばさちゃん始め……つばさちゃんがiPhoneと一緒に大事に持ち歩いていました、少なくとも昨日までは。私個人的にはBlackBerry 10なんてブレたOSつくらず、同社らしさ全開の端末をつくり続けていたほうがとも思うのですが、何も言わないって言っておきながらうるさいですね。

 らしさ全開といえば、BlackBerry OS7搭載の新端末が海外で発売になりました。型番にはありませんが、Curveの位置づけですね。こんなことになっていなければドコモから順当に発売されていたかもしれないモデルです。日本ではジャパエモさん(外部サイト)が4万円弱で扱っております。てなわけで、さっそく取り寄せましたので、普段のリスキー以上にほとんどの方にどーでもいい情報とは思いますが、日本で使えるかなどをひとり寂しく検証していきたいと思います。

OS7搭載
BB9720
↑OS7というと、アレのせいでなんとなく最新の感覚に陥りますが、BB界では旧OS。魂を売る前の"ブレてない”OSとも言えますな。スペックなんて書いても意味ないですが800MhzシングルコアCPU、2.8インチ液晶(480x360ドット)、カメラはAF無しの500万画素と、もはやスマホではないと言っても過言ではない。実際、海外でもいまやケータイに近い位置づけで販売されています。元祖スマートフォンとも言えるブランドだったのですが……。
さすがのキーボード
BB9720
↑ストレート型フルキー端末をつくらせたら右に出る者は無し。その完成度たるや、さすがのひと言です。たいへん打ちやすいし、クリック感も心地いい。廉価モデルですが、一切妥協は感じられません。
背面はマット
BB9720
↑これはブラックモデルなので見栄えしませんが、iPhone5c並みにパステルなカラバリをそろえています。
SIMはノーマル
BB9720
↑懐かしのミニSIM(いわゆるノーマルSIM)を採用。新興国狙いのためでしょう。私の手元にはもはや割礼SIMしかないのでゲタ装着でございます。

 さて、気になる日本語化です。BlackBerryは海外でしか出てないモデル向けにも日本語の入ったファームウェアが用意されていたりして(Nokiaもそうでしたね)、機種によっては日本語での利用が可能でした(手順はかなり複雑ですが)。iPhoneやAndroidはロケールという概念で一括設定なので、このシステム自体が旧式ではありますが、マニアな人たちはこの作業自体を楽しんでいた節もありますな。して、9720はいかがでしょ? どうもJ付きROMはあるようなのですが……。

J付きROMがある?
BB9720
↑OSのアップデート情報を見られるアプリ『My BB OSUp』でチェックすると、日本語ROMを意味する"J付き”バージョンが複数、確認できます。
PCでJ付きROMをダウンロード
BB9720
↑リストにあったJ付きROMを片っ端から試してみました。
日本語セットは……ない?
BB9720
↑通常の海外版→国内版書き換え手順に従ってApplicatiton Loaderを起動すると、ん〜日本語セットが見当たらず……。
とりあえず復元
BB9720
↑とりあえずBB本体をPCにつなぎ、復元作業だけやってみます。
ん、日本語キタ?
BB9720
↑ちょっと期待してしまいますね。
使用許諾も日本語に
BB9720
↑思いっきり中華フォントですが。ただ、日本語フォントは入っていたので、あとでシステムの設定を変更すれば大丈夫でした。
やはり日本語化されず……
BB9720
↑どうもJは飾りだったようで、日本語化されませんな。むろん、日本語入力も行なえません。
やむなくKKJConvで
BB9720
↑コピペ入力なので実用的ではありませんが、こちらのアプリを用いれば一応、日本語入力できます。手段が一切、残されていないというわけではない、ということで……。

 ん~ザンネン!! でも、もしかしたらやり方が変わっているのかもしれませんし、今後のアップデートでひょっとするという一縷の望みも捨てきれません。情報お持ちでしたら、ぜひTwitter: @ACCN宛てに共有していただけましたら幸いです!

 さて、続いて通信周り。BlackBerryは特殊な仕様で、BIS契約とセットのホスティングサービス加入が必須です。しかし、満足に日本語化できなかったうえ、スペック的にもメインにしにくい端末に月々のお金をかけるのは少々気が引けますよね……。MVNO事業者が出している流行りの格安SIMが使えれば少しは気が楽なのですが……。

BIS契約SIMが必要
BB9720
↑SIMロックはかかってませんが、APN固定なのでドコモのBlackBerry用(BIS契約)SIMが必要です。
MVNOのSIMで使うには…
BB9720
↑TCP IPの設定でAPNを編集すれば一応、使えますがWebブラウザーを含め、標準アプリのほとんどがMVNOの3G回線経由では使えません(無線LANでは利用可)。
サードパーティ製アプリなら大丈夫な場合も…
BB9720
↑Twitterクライアント『UberSocial』やウェブブラウザー『Opera Mini』なら、MVNOの3G回線経由でも問題なく使えます。っても、まぁ、これだとBB使う価値がもう……という感じですよね。

 正直、かなり敷居は高いですね……。ハード的にもカメラはザンネン、ブラウザーはモッサモサと、スマホとしては使えない感じですが、キーボードは相変わらず超いいので、日本人の友達がいない人がメールやTwitter専用に使うにはいいんじゃないかしら。どうしても人と同じじゃイヤというのでしたら。

 いじょ。かつてのNokiaユーザー以上に虐げられている感の否めないBBファンのみなさまへ、少しでも慰みになればと筆を執った次第でございます。たぶん、これが最後。iPhoneに機種変したらスグ幸せになれるというのに……。

■追記(2013/09/18/23:44)
情報いただき、なんとか無事に日本語化できました!→関連記事

※著者および編集部は、技術基準適合証明(技適)を受けていない通信機器の利用を勧めるものではございません。通信機器は各国の法律に基づいて利用してください。各国の法律に反して利用しても、著者および編集部は一切責任を負いません。

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