2013年09月10日16時45分

次世代カラー電子ペーパーを搭載したColor Luxが展示:IFA2013

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 アマゾンのKindleを代表に電子ペーパー利用の電子ブックリーダーが増えています。PocketBookは次世代のカラーの電子ペーパーを採用した『Color Lux』を出展していました。

タブレットや電子ブックリーダーを展示するPocketBook

Color Lux

 ロシアやヨーロッパで電子書籍リーダー端末を展開するPocketBook。同社はAndroidタブレットの新製品も出展していましたが、電池の持ちがよく軽量な電子書籍リーダーも各種展示。その中でも7月からロシアで販売を開始したカラー電子ペーパー採用のColor Luxに注目が集まっていました。

カラー電子ペーパー採用のColor Lux

Color Lux

 Color Luxは8インチ600×800ピクセルのカラー電子ペーパーを搭載。電子ペーパーはE Ink Holdingsの“E Ink Triton 2”を採用しています。これは従来の“E Ink Trition 1”の次世代モデルの製品で、16階調、最大4096色のカラー表示が可能。より高品質かつ高コントラストな表示が可能になっているとののこと。

タッチパネルも搭載

Color Lux

 また電子ペーパーの上にはタッチパネルも搭載しているので、指先で画面をタッチしての操作が可能です。操作するアイコンがカラー表示されているだけでも見やすくどこを操作すればよいか視覚的にもわかりやすいのですが、タッチ操作もできるとなればさらに使いやすそうです。

コミック表示レベルなら実用的か

Color Lux

 写真の表示はまだ“カラーで見える”というレベルかもしれませんが、電子書籍の挿絵やイメージ写真レベルであればこの階調での表示でも十分かもしれません。一方、コミックであれば色数は数色ですからこちらの表示は問題なし。カラー電子ペーパーはコミック用途として先に市場が広がるかもしれません。

画面の上部にはフロントライト調整のスライダーも

Color Lux

 カラー電子ペーパーは色の表示のためにカラーフィルターを使いますが、暗いところではそのぶん画面が暗く、見にくくなってしまいます。そこでColor Luxはフロントライトを搭載。ただし明るい場所ではライトは不要ですので、最適な画面の明るさをカンタンに調整できるように、画面の上部にフロントライトを調整するタッチ式のスライダーも搭載しています。

電子書籍リーダーとしてのスペックは必要十分

Color Lux

 Color Luxの主なスペックは800MHzのCPU、256MBのRAM、4GBのROMおよび最大32GB対応のマイクロSDカードスロット、WiFiなど。バッテリーは3000mAhで待機時間は1ヵ月以上、フロントライトをオフにした状態で5400ページの表示が可能。表示対応フォーマットはPDF、EPUB、DJVU、FB2、FB2.ZIP、DOC、DOCX、RTF、PRC、TCR、TXT、HTMLなど。ブラウザーを内蔵しているのでウェブページの表示も可能とのこと。

 Color Luxの価格はロシアで9900ルーブル(約2万9800円前後)。今後はヨーロッパやアジア市場への展開を予定しているとのことです。

●関連サイト
PocketBook 公式ページ(英文)

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