東芝がIFA 2013で発表した、8インチのウィンドウズタブレット『Encore』。東芝ブースでお披露目していたので、早速チェックしてきました……が、まだまだシークレットな部分が多いためか、ブースでは触らせてもらえず、写真を撮らせてもらうのが精一杯でした。
↑縦が標準のスタイルのため、Windowsボタンは底辺登載。カメラは右上です。
↑幅は136ミリと女性の説明員さんでも十分につかめるサイズ。
↑背面はエンボス加工が施されているので、滑らずに持ちやすそうです。
↑本体上部にはイヤホンジャックとHDMI、マイクロUSBの端子を装備。充電はこのマイクロUSBからとのこと。
↑本体底面にはステレオスピーカーを登載しています。
デザインなどの雰囲気としては、これまで東芝がリリースしてきたアンドロイドタブレットに似ている印象です。残念ながら触ることができないため、使用感は分かりません。ところが、上記の撮影終了後、別の会場へ移動するとバンバン触れる『Encore』が展示してありました!
↑やっと触ることのできた『Encore』! 液晶の視野角も広く綺麗で見やすいです。
試作機なので現段階では、タッチ操作の反応などがちょっとモッサリしています。ディスプレードライバーまわりにまだまだチューニングが必要のようですが、製品版ではキッチリと仕上げてくると思われます。ちなみに、PCのプロパティーから未公開のプロセッサー情報などをチェックしようと画面を切り替えたとたんに、説明員に怒られて止められてしまいましたので、詳細は東芝からの発表待ちです。
価格は299ユーロで、11月発売を予定。日本ではビジネス向けに年内にはリリースしたいとのことです。
●Encoreの主なスペック
CPU 不明(Latest Intel Atom architecture)
液晶ディスプレー 8インチ(1280×800ドット、5点タッチ)
メモリー 2GB LPDDR3
グラフィック Intel Gen 7 graphics
ストレージ 最大64GB eMMC
内蔵カメラ 2Mピクセル(フロント、1080p動画撮影)、8Mピクセル(リア、)
インターフェース microUSB、microHDMI、microSD、イヤホン/マイク兼用ジャック
通信機能 IEEE802.11a/b/g/n、Bluetooth
付属ソフト Microsoft Office Home & Student 2013
OS Windows8.1
サイズ 136(W)×10.68(D)×213(H)mm
東芝ブースではそのほか、13.3インチでウィンドウズ8.1登載の『Satellite W30t』シリーズと、11インチでウィンドウズ8登載の『Satellite NB10』シリーズが展示してありました。 どちらのモデルも第4四半期に欧州でリリース予定。日本での展開は未定とのことです。
↑『Satellite W30t』はCPUにHaswellを採用。ストレージはSSDではなく、500GBのHDDを登載しています。
↑ディスプレー部分を取り外せるので、Haswell登載のタブレットとしても利用可能。
↑インターフェース類もディスプレー側にほとんどが登載されています。
↑11.6インチ(1366×768ドット)のタッチディスプレーを登載した『Satellite NB10t』。
↑『Satellite NB10t』のCPUは、ネットブック向けのBay Trailと思われる『PentiumR N3510』。
そのほか東芝ブースでは、4Kテレビを大々的にプッシュ。すでに発売済みの84インチ、65インチ、58インチに加え、参考出展として50インチのモデルが展示してありました。4Kテレビを活用するための、アップスキャン対応BDプレーヤー『BDX6400KE』などもあり、4Kテレビ市場もヒートアップしそうです。
↑50インチの4Kテレビの試作機『M9/L9』シリーズ。50インチサイズの4Kテレビはユーザーからの要望が多いとのこと。
↑HDやSD画質でも4Kで綺麗に映し出せるアップスキャン対応BDプレーヤー『BDX6400KE』。無線LANを登載しMiracastに対応しています。
■関連サイト
Toshiba UKプレスリリース(英語)
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