2013年08月19日22時20分

KADOKAWA、新選書レーベル『角川EPUB選書』を10月10日に創刊

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 株式会社KADOKAWAと子会社7社は、8社合同で新たな選書レーベル『角川EPUB選書』を2013年10月10日に創刊すると発表した。各界の専門家を起用し、これからの時代の行方と新しいビジョンを具体的に予見する内容としている。創刊タイトルには、ドワンゴ川上量生会長の初単著やKADOKAWA会長角川歴彦らの著作、4点をラインナップ。10月以降は隔月に2点づつ刊行し、紙と電子での同時発売を予定。

 参画する7社は、株式会社角川書店、株式会社角川学芸出版、株式会社中経出版、株式会社アスキー・メディアワークス、株式会社エンターブレイン、株式会社メディアファクトリー、株式会社ブックウォーカー。株式会社KADOKAWAは10月1日に連結子会社9社の吸収合併を控えており、『角川EPUB選書』はKADOKAWAにとって初の新規事業となる。以下、リリースより転載。

角川EPUB選書

【角川EPUB選書概要】

・名称:角川EPUB選書(かどかわいーぱぶせんしょ)
・創刊日:2013年10月10日(木)
・発行・発売:株式会社KADOKAWA(10月1日にて連結子会社9社を吸収合併)
・編集長:永井草二
・刊行日:2013年10月10日創刊、以降偶数月10日発売予定
・体裁:B6判ソフトカバー
・価格帯:本体1400円前後
・公式サイト:http://www.kadokawa.co.jp/epub/
・Twitter公式アカウント:@KADOKAWA_EPUB


【刊行に際してのご挨拶】

 ソーシャル時代を迎え、新しい智が必要とされています。
 ネット上には、学者による最新の知見や、かつては情報の受け手でしかなかった人たちによる提言などが溢れ、刻々と更新されています。しかし、単なる一元的な情報のままでは流動していくだけで活用はできません。情報は固定化されたものほどそこに価値が生まれてきます。編集力により「最新の情報」を読みやすい「知識」へと価値を高める。「最新の情報」から「知識」へと価値を見出すという試みが「角川EPUB 選書」です。
 情報の双方向化と爆発的な増大により、「何が」「どう変わったのか」を把握すること。その変化のなかで、今後を指し示してくれる新しい知識とはどのようなものか。新旧両世代の人たちの〈智の架け橋〉となる意義あるテーマと最先端の情報を「角川EPUB 選書」は発信します。加速化する技術革新の時代、混迷する世界を、気鋭の執筆陣が徹底分析し、新しい指針を照らしていきます。
 そして、読者の皆さんと未来を考え覗いていきましょう。


永井草二(角川EPUB選書編集長)

・永井草二(ながい・そうじ)
1992年角川書店入社。新書レーベル「角川one テーマ21」編集長兼ノンフィクション単行本編集長を経て、2012年角川EPUB選書編集長に就任。


 時代には変り目というものがあります。
 知識人がヒエラルキーのトップにおかれるこれまでの社会は「知識社会」と呼ばれています。知識人がよき指導者として社会をよりよく導くことは、それはそれでよいでしょう。しかし昨今ツイッターなどの新しいメディアで知見を発信する人びとが大衆の支持を背景に台頭して、社会に大きな影響を与える「ソーシャル社会」が到来したのです。
 平成生まれが社会の働き手として活躍するようになったいま、私は新しい時代に新しい出版の器を用意しなければならないと感じるようになりました。デジタルネイティブといわれる新世代に、私たちが旧来の権威をおしつけ、伝統的な出版スタイルにこだわっていても、いずれそれは廃れる運命をたどるでしょう。そこで、新しい時代の新しい読者にふさわしい智の出会いの場としてここに角川EPUB選書を発刊します。一方で加速化する技術革新は、時代の変り目の根幹を見えにくくもしています。本シリーズが、混迷する現実を分析し、自らの行動の指針を照らし出す役割を果たすことを願っています。

角川歴彦(株式会社KADOKAWA取締役会長)

・角川歴彦(かどかわ・つぐひこ)
1943年東京生まれ。早稲田大学第一政経学部卒。株式会社KADOKAWA取締役会長兼CEO。内閣官房知的財産戦略本部本部員、文化庁文化審議会臨時委員(著作権分科会)、社団法人日本経済団体連合会理事、東京大学大学院特任教授、早稲田大学客員教授、東京藝術大学大学院客員教授、神戸芸術工科大学客員教授なども務める。


【創刊ラインナップ】 

■『ルールを変える思考法』 
著:川上量生(株式会社ドワンゴ代表取締役会長)  
予価:本体1400円
予定頁数240ページ
発行・発売株式会社KADOKAWA(編集:中経出版)

勝てないなら、「ルール」を変えればいい――。後発の「ニコニコ動画」で「YouTube」を迎え撃ち、GoogleやAppleとは異なる路線で注目のサービスを生み出す思考を公開。ドワンゴ・川上量生会長、初の単著!

 

■『HTML5で描く未来 クラウド2.0が社会を変える』
著:西村卓也(角川アスキー総合研究所 客員研究員)
予価:本体1400円
予定頁数216ページ
発行・発売株式会社KADOKAWA(編集:アスキー・メディアワークス)

次世代ウェブ技術「HTML5」がリアルを飲み込もうとしている。最安値で給油できるビッグデータ自動車、パーソナライズされる街頭広告など、あらゆる業界で起こる破壊的イノベーションを現役技術者が大胆予測!

 

■『グーグル、アップルに負けない著作権法』
著:角川歴彦(株式会社KADOKAWA取締役会長)
予価:本体1400円
予定頁数320ページ
発行・発売株式会社KADOKAWA(編集:アスキー・メディアワークス)

 アメリカのIT企業が世界を席巻するなか、日本のコンテンツ産業を振興させるために、21世紀の知的財産制度はどのように変わるべきなのだろうか? 著作権の現在・過去・未来を徹底的に検証する渾身の1冊。

 

■『アルゴリズムが世界を支配する』
著:クリストファー・スタイナー(起業家・ジャーナリスト) 訳:永峯涼
予価:本体1600円
予定頁数384ページ
発行・発売株式会社KADOKAWA(編集:角川書店)

古代から存在はしたが、2000年代、ウォール街で金融商品開発に活用されたことで一気に進歩したアルゴリズム。映画や音楽のヒット予測に限らない、生活のあらゆる場面に浸透しているアルゴリズムの最前線を追う。

 

【今後の予定執筆陣】
中村伊知哉(慶應義塾大学教授)、喜連川優(東京大学生産技術研究所教授)、伊藤穰一(マサチューセッツ工科大学メディアラボ所長)、村上裕一(批評家)、津田大介(ジャーナリスト/メディア・アクティビスト)

 

■関連サイト

角川EPUB選書公式サイト

角川EPUB選書公式Twitter

角川EPUB選書 創刊記念 ルールを変えよう!キャンペーン 特設サイト

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