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文字化けをスッキリさせるMac用テキストコンバーター

2013年08月16日 11時30分更新

MultiTextConverter

MultiTextConverter
バージョン:3.5.5
価格:無料
(バージョンと価格は記事作成時のものです)
(c) アールケー開発(ダウンロードはこちら

 みなさんこんにちは。“Mac大好き”な新米編集者のケイガです。仕事中は『MacBook Air』に外付けのメカニカルキーボードをつないで使っています。

 さて、今日の仕事はインタビューの録音のテキスト起こしか。お、インタビューの最中の簡易メモも添付されてるぞ。まずはこれを読むか……。

MultiTextConverter

なんじゃこりゃぁあああああああああああああああ!!!

 ……といったやりとりが実際あったかどうかはさておき、ウィンドウズで書かれたテキストファイルをMacで開こうとすると、たまにですが文字化けが発生します。ウィンドウズで一般的に使われる文字コードは“Shift JIS”ですが、Macだと“UTF-8”です。そのため、MacでShift JISのテキストファイルを開こうと思ってもUTF-8で開こうとしてしまい、先ほどのような文字化けが発生してしまうのです。

 そんな残念な事態を回避してくれるのが、今回紹介する『MultiTextConverter』です。アプリ名のとおり、様々なテキストを変換してくれます。

 まずはアールケー開発(外部サイト)からアプリをダウンロードしましょう。特に複雑な作業は必要なく、ZIPファイルを解凍し、中に入っているアプリを“アプリケーション”フォルダに移すだけです。

MultiTextConverter

 フォルダに移し終わったらアプリを立ち上げ、メニューバーの“MultiTextConverter”→“環境設定”を選択します。

MultiTextConverter

 ここで文字コードを選択します。今回はウィンドウズからもらったファイルをMacで読めるようにしたいので“UTF 8”を選択します。

MultiTextConverter

 あとは、Dockにある『MultiTextConverter』のアイコンにテキストファイルをドラッグ・アンド・ドロップすれば、それだけでテキストが変換され、上書き保存されます。これだけで文字化けが直っちゃいます。設定はアプリに保存されるので、一度設定しておけばまた次にテキストファイルをもらっても簡単に変換できます。また、『MultiTextConverter』をDockに登録しておくと、いつでも変換できて便利です。

 この『MultiTextConverter』、普通のテキストファイルだけでなく、HTMLやCSSのファイルも変換できます。また、Macからウィンドウズにテキストファイルを送る際にも便利です。私は以前、「ッターン!」っと景気よくテキストを書いてファイルを送信したところ、後から自分のウィンドウズPCで確認したら改行が一切されていなかったという恥ずかしい経験をしたことがあります。きっとあのテキストを受け取ったあの人は、ファイルを見て「うわっ……」と思ったに違いありません。だって自分で見てもドン引きですもん。でも、そんな体験とも、この『MultiTextConverter』があればオサラバです。改行コードを“CR+LF (Windows)”に設定しておけば、ちゃんと改行してくれます。テキストファイルをウィンドウズ相手に送るときにも、変換しておくといいでしょう。

 それではみなさん、よいMacライフを。

■関連サイト
MultiTextConverter @ アールケー開発

MultiTextConverter
バージョン:3.5.5
価格:無料
(バージョンと価格は記事作成時のものです)

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