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Facebookが米でグラフ検索、DMMが3Dプリンターなどソーシャルニュース13本

2013年07月15日 09時30分更新

 先週の話題になったソーシャルのニュースの中から厳選してお届けする週刊ソーシャルニュース(WSN)。Facebookが米でグラフ検索、DMMが3Dプリンター開始など、ニュース全13本をダイジェストでお届け。先週1週間のウェブの主要ニュースをチェックして、今週をスタートしよう。

【7/3】

■DMM、個人向けの3Dプリントサービスを開始
 DMM.comは、個人が作成し、アップロードした3Dモデルデータを3Dプリンターで出力して自宅に送ってくれるサービス“DMM 3Dプリント”を開始した。素材は“石膏フルカラー”、“アクリル樹脂”、“ナイロン”、“シルバー”、“チタン”の5種類から選択でき、最短7~9日で自宅に発送される。料金は素材やサイズにもよるが、先行する海外サービスと同等価格での提供を目指すという。(関連サイト

【7/5】

■クラブニンテンドーに不正ログイン
 任天堂は、同社の会員サイト“クラブニンテンドー”に他社サービスから流出したと思われるID、パスワードを使って2万3926件の不正ログインがあったと発表。会員登録者の氏名、住所、電話番号、メールアドレスの情報が閲覧された可能性があるという。個人情報改ざんや、ポイントの不正使用などは確認されていないが、不正ログインが行なわれたIDとパスワードでのログインを停止し、該当するユーザーにはメールが送信された。(関連サイト

■Twitter、新ターゲティング広告を発表
 Twitterは、企業が取得したユーザーのメールアドレスやブラウザーのクッキーを使った新たなターゲティング広告の表示を米国ユーザー向けにまもなく開始すると発表した。これにより企業は潜在顧客のタイムラインにプロモツイートを表示できる。また、プロモツイートの表示を望まないユーザーに向け、設定で無効にする方法も用意されている。(関連サイト

【7/8】

■Facebook、グラフ検索機能を米国で提供開始
 Facebookは、今後数週間かけて“米国英語”を選択しているユーザー全員に“グラフ検索(Graph Search)”の提供を開始すると発表した。この数ヵ月間行なわれていたベータテストユーザーからのレスポンスを反映し、検索速度、質問への対応力、検索精度、インターフェイスなど様々な機能の改善が行なわれたという。また、公開に先立ち共有するコンテンツとその共有範囲の管理方法に関する通知がユーザーに表示された。(関連サイト

週刊ソーシャルニュース2013年7月15日
週刊ソーシャルニュース2013年7月15日

■ユニーとソフトバンク、Facebookクーポンを使ったO2Oサービスを開始
 中部地方で小売店アピタ・ピアゴを運営するユニーはソフトバンクテレコムとFacebookクーポンを使ったO2O(Online to Offline)サービスを導入したことを発表。第一弾として『太陽のマテ茶』(500ml)をもらえるクーポンの配布を開始した。ユーザーは太陽のマテ茶のFacebookページからメール経由でクーポンを入手し、店舗に設置されたクーポン発券機“CouponGATE(クーポンゲート)”にスマホをかざすことによって、引換券と交換できる。(関連サイト

週刊ソーシャルニュース2013年7月15日

【7/9】

■6月度Twitter話題度ランキング、30日間のうちLINEがトップの日が11日
 NECビッグローブの調査によると、6月の日本のツイート(19億4670万件)のうち、最も話題にのぼった言葉は“サッカー”だった。ベスト10内には“PK”、“ホンダ”、“ブラジル”などもランクインし関心の高さがうかがえる。また、デイリー話題度ランキングでは30日間のうち11日間が『LINE』となっており、「LINEするね」、「LINEしていい?」など、ユーザーがTwitterとLINEを使いわけている様子が見られた。(関連サイト

■Dropbox、“Dropbox Platform”を発表
 Dropboxは、サンフランシスコで開催された開発者会議DBXでDropboxの機能を他のアプリに統合するクロスプラットフォーム基盤“Dropbox Platform”と、その一部となる“Datastore API”と“Drop-in”を発表。採用例として先日買収した『Mailbox』の新バージョンをあげ、新規メールに作成画面から直接Dropbox内のファイルを添付する機能が紹介された。また、現在のユーザー数が1.75億人に達していることも合わせて報告された。(関連サイト

週刊ソーシャルニュース2013年7月15日

■Blinkエンジンを採用したGoogle Chrome 28提供開始
 Googleは、ウェブブラウザー『Google Chrome』の最新バージョンChrome 28を正式版として提供開始した。ウィンドウズ版にはウェブサイトやChromeアプリ、拡張機能からの“デスクトップ通知”機能に画像や書式付きテキストを使える“リッチ通知”に対応。また、セキュリティー機能も大幅に強化された。また、今回のバージョンからレンダリングエンジンが従来の“WebKit”からGoogleが拡張した“Blink”に変更されている。(関連サイト

週刊ソーシャルニュース2013年7月15日

【7/10】

■楽天スーパーポイントが不正移行被害が相次ぐ
 楽天グループのポイントサービス“楽天スーパーポイント”で5月から行なわれていたEdyの交換キャンペーンが終了予定日を前倒しにして終了した。当初、楽天は理由について明らかにしていなかったが、他人のアカウントにEdyが不正移行される被害があったためと発表された。被害者数や被害額については詳細がわかり次第公表され、不正移行されたポイントは補填されるという。(関連サイト

週刊ソーシャルニュース2013年7月15日

■アドウェイズとCyberZ、“LINE フリーコイン”の販売でLINEと提携
 アドウェイズとCyberZは、LINEと代理店契約を締結し、特定のアプリをインストールすることでLINE内の仮想通貨“LINEコイン”を獲得できるAndroid向けリワード広告“LINE フリーコイン”の販売を開始した。ユーザーは獲得したコインを有料スタンプの購入などに利用できる。なお、海外販売についてはすでにメタップスが提携を発表している。(関連サイト

■Instagram、写真や動画のウェブ埋め込み機能をリリース
 Facebook参加の“Instagram”は、スマホから投稿した写真や動画をウェブサイトやブログに埋め込んで表示する機能をリリースした。利用するにはPCから共有したい写真や動画を表示し、右側にある“共有”ボタンをクリックすると表示される埋め込み用のコードをコピーし、このコードをHTMLに埋め込めばよい。表示される写真や動画にはInstagramのユーザー名が表示される。(関連サイト

週刊ソーシャルニュース2013年7月15日

【7/11】

■ソフトバンク、米Sprintの買収を完了
 ソフトバンクは約216億ドル(約1.8兆円)を投じ、米国でVerizon、AT&Tに次ぐ携帯電話事業者Sprintの株式の約78%を取得、買収を完了した。ソフトバンクの孫正義社長はSprintの会長に就任する。また、Sprintは高速無線通信サービスを提供する米Clearwire Corporationを買収して完全子会社化しているため、ソフトバンクは両社のネットワークを傘下に収めたことになる。(関連サイト

■mixi、個人間の売買をサポートする“mixiマイ取引”を提供開始
 mixiは、ユーザーどうしで商品やチケットなどを売買するためのサービス“mixiマイ取引”の提供を開始した。ユーザーは売りたいものを登録すると発行されるURLをコミュニティーに投稿するだけで取引を開始できる。売手と買手の間には専用の連絡ツールが提供され、決済は品物が届いてから料金が支払われるエスクローサービス“mixiあんしん支払い”を利用する。売り手側の手数料は無料だが、商品代金の銀行口座への振込手数料に105円、買い手側はmixiあんしん支払いの手数料として商品金額の4.2%(1000円未満は一律42円)を支払うことになる。(関連サイト

週刊ソーシャルニュース2013年7月15日

■著者紹介-田口和裕
 ソーシャルの話題を常に追いかけている“ソーシャルライター”。Facebookで、ソーシャルの関連の話題を追いかける“ソーシャルメディアニュースクリップ”(関連サイト)を運営。

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