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iPhoneをザクティ化&シンクロ撮影可能にする海外アクセがスゴイ

2013年07月03日 12時00分更新

 スマートフォンのなかでも周辺機器やアクセサリーの数の多さはiPhoneがダントツ。今回は海外で見かけたちょっと面白そうなiPhoneのカメラ周りの周辺機器をご紹介。

ハイテク(死語)な香りのする“ABGRIP”
iPhoneのカメラをちょっと便利に使うアクセサリー

 最初の1品はこちら。グリップに装着されたiPhone、そしてそのグリップにはボタンや電源バーらしき表示があるなど、すごいことができそうな匂いがします。商品名は“AGRIPB”と書いてありますが、これで“ABGRIP”と読むようです。名前の下を見ると“Photo and Video Shooting Assistant Grip”。なるほど、何に使うものかなんとなくわかります。

SF映画に出てきそうなフォルムがナイス!
iPhoneのカメラをちょっと便利に使うアクセサリー

 どうやら写真撮影を楽にしてくれるグリップらしいのですが、このデザインはただのグリップというよりSF映画に出てきそうな近未来的な雰囲気が出ています。パワーボタンを押したら全体が青く光る、そんなギミックがあっても面白そう。

iPhoneの入るミゾ、ここがポイントね
iPhoneのカメラをちょっと便利に使うアクセサリー

 横から見るとちょうどiPhoneが入る大きさのスリットが空いています。その横にグリップとiPhoneの位置関係がちょっと違うようなイラストが書いてありますが、まぁここにiPhoneを入れるとグリップになるってことですね。

押しボタンは単純明快な動き
iPhoneのカメラをちょっと便利に使うアクセサリー

 この状態で、本体に3つあるシルバーの押しボタンを押してみましょう。するとスリットのなかからボタンの先が出てきます。この素材はゴムで、市販のiPhoneやiPad向けのスタイラスと同じもの。つまりボタンを押すと、ちょうどiPhoneのカメラのシャッターボタンを押してくれるってことなわけです。

ステップ1、iPhoneを上から挿して装着
iPhoneのカメラをちょっと便利に使うアクセサリー

 iPhoneの装着は簡単です。このスリットに上からiPhoneを挿すだけ。反対側に本体が抜けることなく止まるので装着は難しくありません。

ステップ2、iPhoneを側面から固定
iPhoneのカメラをちょっと便利に使うアクセサリー

 このままでは遊びがあってiPhoneが抜けてしまうため、側面にあるダイヤルを回してスリット内にあるiPhoneを押さえる部分を狭めていくと、iPhoneがしっかり固定されます。この状態で横にして持っても、もうiPhoneははずれません。

あとは自由に撮影しよう
iPhoneのカメラをちょっと便利に使うアクセサリー

 これで準備は完了。被写体に向けてiPhoneをしっかり保持したまま撮影が可能です。これがこのABGRIPの全機能。では本体にある電源ボタンやインジケーターは何のためにあるんでしょ?

実は外部バッテリーにもなっちゃうのです
iPhoneのカメラをちょっと便利に使うアクセサリー

 本体の底面を見るとそこにはマイクロUSBとUSB端子が。そう、このABGRIPはバッテリーを内蔵していて外部バッテリーとしても使うことができるわけですよ。なお姉妹品としてバッテリーなしのタイプもあるようですが、グリップをしっかりホールドするにはある程度重さがあったほうがいいので、買うならバッテリー内蔵型のほうがよさそう。見た目もちょっとかっこいいですしね。

三脚にも固定できるのは便利
iPhoneのカメラをちょっと便利に使うアクセサリー

 そうそう、USB端子の反対側には三脚の固定穴があります。iPhoneで三脚撮影する際もこのグリップを使えるわけですね。旅行に行くときなどに持っていくと便利に使えそうです。

小さいストラップのようなCLIQ.R
iPhoneのカメラをちょっと便利に使うアクセサリー

 次に紹介するのはSmardiのCLIQ.r。小型のペンダント型のアクセサリーですが、これもiPhoneの写真撮影を便利にしてくれる一品です。こちらはiOS端末のほか、Androidでも利用可能なので両方の機種を持っている人にもお勧めです。

アプリが韓国語だけど使うのは難しくありません
iPhoneのカメラをちょっと便利に使うアクセサリー

 CLIQ.rを使うには専用のカメラアプリのインストールが必要です。なお日本のApp Storeから落としたらなぜか言語は韓国語。でも起動後はインストラクションが出るので使うのはそう難しくはないかも。とりあえず設定に入ったら一番上のメニューをタップして初期設定を行ないます。

音で動く? ペアリングは簡単
iPhoneのカメラをちょっと便利に使うアクセサリー

 初期設定画面になったら、CLIQ.rの背面のスイッチをONにしてから表側の大きいボタンを押します。ここでペアリングが完了すれば100%の表示になり初期設定は終了。なおCLIQ.rは高周波の音声で動くようで、この状態でiPhone側のマイクがCLIQ.r本体からの音を拾うようです。そのため騒音が激しいところでは使えないこともあるので注意。電車の中や普通に屋外に出ている程度ならもちろん問題ありません。

カメラのリモートシャッターとして使える
iPhoneのカメラをちょっと便利に使うアクセサリー

 あとはアプリのカメラ画面に戻り、被写体にiPhoneを向けて離れた位置からCLIQ.rのボタンを押せば、リモコンとして写真撮影が可能です。静かな環境であれば数メートルくらい離れても動作するようです。手振れ対策のリモコンにもなりますね。最初に紹介したABGRIPを使って三脚に固定し、このCLIQ.rを使うのもいいかもしれません。

複数のiPhoneで同時撮影も可能
iPhoneのカメラをちょっと便利に使うアクセサリー

 ここまでの機能ならBluetoothを使った製品などがあるかもしれませんが、CLIQ.rのメリットは別のところにあります。動作の原理はCLIQ.rから高周波の音が出て、それを専用アプリが音として聞いてシャッターを切ります。ということは、複数のiPhoneと同時にペアリングさせておいて、1台のCLIQ.rのボタンを押すことでそれら複数台のiPhoneで同時にシャッターを切らせることもできるのです。CLIQ.rのホームページには実際にそのデモが出ていますが、いままでとは違ったカメラの使い方ができるかもしれませんね。

山根康宏さんのオフィシャルサイト
香港携帯情報局

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