2013年06月22日20時00分

iTunes Storeで週末に観たい映画「6月後半の新作・注目作品」編|Mac

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • Pocket

 今週のテーマは、iTunes Storeの新着、注目作品。諸富デスクは「レッド・ライト」、藤村編集者は「エンド・オブ・ザ・ワールド」をチョイスしました。

レッド・ライト
iTunes Movie

 ひー、困った。今回ほぼジャケ買いというか、ロバート・デ・ニーロとシガーニー・ウィーバー、そして最近絶讃売り出し中のヌルッとしたイケメン、キリアン・マーフィーが共演してるってだけでこの作品選んだんですが……。あ、キリアン・マーフィーは「バットマン・ビギンズ」や「ダークナイト・ライジング」でスケアクロウを演じた人です。なんかこう、期待しちゃうじゃないですかキャストだけで。あらすじくらいはちゃんと読まないとね。いくらデ・ニーロ好きでもね。ていうかジャケに「サイキックスリラー」って書いてあんじゃん。はい、そうです僕の目が節穴でした。

 とか書いちゃうと、駄作と思われるかもしれませんが、意外とそんなことはないです。単なる好き嫌いの問題で、個人的に好きになれないテーマだったってだけです。超能力とかスプーン曲げとか、え、念写? テレパシー? 昭和ど真ん中世代狙いですか、ハリウッド映画なのに? デ・ニーロ出てんのに? 超常現象とかオカルトとかそういうので、しかもギャグならまだしもシリアス系。僕あんまり得意じゃなくて。そういうの苦手な人にはお勧めしません。「パラノーマル・アクティビティ」とか好きな人は楽しめるんじゃないでしょうか。想像ですが。

 映像とカメラワーク、これは素晴らしいです。役者陣の演技、これまあソツのない感じ。脚本、クソ。演出、やり過ぎで引く。サスペンス映画とかスリラーもので、大きな音で観客を脅かす映画はダメという証拠作品が、またひとつ増えました。いやもちろん、この種の映画ではお約束ではありますよデカイ音。でもやり過ぎたら引くって。映像は素晴らしいのになあ、演出は最悪ですこの監督。ここまで落差のある作品も珍しい。撮影監督が特別に優秀だったのかな。デイヴィッド・リンチとか北野武の作品を彷彿させるシーンがあって、そこらへんはちょっとゾクゾクしましたね。

 あとビックリしたのは、シガーニー・ウィーバーがものすごくお婆ちゃんになっていたこと。シワがすごくて、特殊メイクであることを祈りたい感じでした。デ・ニーロは肩の力を抜いてゆるーくお芝居してる感じ。もう歳なんだから作品選べ、コノヤロー。キリアン頑張ってました。やや力入りすぎな感もありましたが、役柄とマッチしていたのでOKです。あとナニゲにヒロインがかわいかった。誰だと思って調べたらエリザベス・オルセンという女優さんらしい。これは今後に期待大。あとそうだ、ダメ脚本のくせに、あのオチだけはまったく予想だにしなかった。そこはちょっと加点ポイントかな。

 えー、そういうわけで散漫な感想文になってしまいましたが、まあ、あまり期待せずに見たら結構楽しめるんじゃないかと思います。テキトーこいてるわけじゃなくて、クソ脚本の割りに、約2時間、それなりに集中力保って見られましたからね。まあ、僕の感想がどれくらい的を射ているか、それとも外しているか、御用とお急ぎでない方は確かめてみてくださいませ(諸富)。

レッド・ライト(字幕版)」をiTunesで見る
(HD版レンタル:500円、SD版レンタル:400円)

エンド・オブ・ザ・ワールド
iTunes Movie

 数日後に小惑星が地球に衝突することがわかり、人類の滅亡が避けられない状況になったら。よくあるテーマですが、本当にそうなったとしても、身近な人が衝突を防ぐためにNASAに乗り込んだり、初恋の人が最後に会いたかったと訪ねてきたり……。なんて映画やドラマみたいなことは自分の身には起こらないと思うのです。

 と言ってしまえばこの映画のような、話したこともなかったアパートの隣人と世界滅亡までともに過ごすことになり、一緒に最愛の人や家族に会うための飛行機を探しているうちにいい仲になる——なんてこともきっとないんじゃないかと思います。

 ですが、そんなドラマチックな展開の端々に、移動中という日常の空間で世界滅亡のニュースを聞く、もう死ぬのだからと思いながらも出社してしまう、最後のあがきに友人にパーティーを開いてもらうもなじめずに帰ってくる、のような、自分の身に降り掛かったときに起こりそうな、リアルな描写が見られます。

 こんな風に普段の生活にゆっくりと世界の終わりが近づいてくるなら、ひょんなことがきっかけでかわいいお隣さんと一緒に終末を迎える展開もあるのかも、と思わせてくれるのです。終焉がテーマなのに、なぜだか希望みたいなものを感じさせてくれる作品です。

 そして期待を裏切らないラストシーン。もし途中でつまらなくなっても、絶対に最後まで見てもらいたいです。途中のリアルな描写やロマンスだけでなく、ラストにこの作品が伝えたかったことがすべて詰まっていると思います(藤村)。

エンド・オブ・ワールド(字幕版)」をiTunesで見る
(HD版レンタル:500円、SD版レンタル:400円)

エンド・オブ・ワールド(吹替版)」をiTunesで見る
(HD版レンタル:500円、SD版レンタル:400円)

【MacPeopleデジタル版をNewsstandでも配信中!】

Newsstand 電子雑誌をダウンロード

関連記事

あわせて読みたい

最新のニュース

アスキーストア人気ランキング

アクセスランキング

Like Ranking