2013年04月25日20時00分

ニコ動が引きつけた才能“ケーキ姫☆優海”【ニコ動今昔物語】

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 週刊アスキーの連載ページ『ネット早耳かわら版』に掲載している“ニコニコ動画 今昔物語”クロス連載。週刊アスキー5月7-14日合併号(4月22日発売)では、海外ユーザーの“ニコニコ国際交流”について取り上げました。ゲストは、ニコ動運営で“ニコニコ超パーティーII”を始めとするイベントを担当しているあべちゃん。来日されていたオーストリア人の“ケーキ姫☆優海”さんにもSkypeでご出演いただきました。

ニコ動今昔物語ニコニコ国際交流編

 今回は、ケーキ姫さんについて。何はともあれ、まずはこちら3つの動画をチェック。

 彼女はオーストリア出身の17歳で、“踊ってみた”や“ユーザー生放送”などのジャンルで活躍しています。ニコ動への初投稿は'10年1月1日(なんと14歳のとき!)。ニコ動を知ったきっかけは、“他の動画共有サービス”で流れていた踊ってみた動画をみたことから。「コメントが流れるのが楽しかったし、“弾幕”(コメントが集中して重なった状態)とかいろいろあった。ニコ動もいろいろなカテゴリーの動画があって、いる人たちもおもしろいと思った」と、その魅力を語っていました。

 日本語もニコニコ生放送で覚えたとのこと。もともと語学は好きで、ラテン語も習うような語学の中学校にかよっていて、母語となるドイツ語のほか、英語も習得されています。それらに加えて、オンラインだけで日本語の実践会話まで覚えてしまうのが今ふうです。この取材のための生放送でも流暢に受け答えされていました。「最初は全然できずに、『こんにちは』とかをアニメを観て覚えていたぐらい。ニコ生のコメントを観て覚えましたが、観てる人が教えてくれた日本語が、使わなそうな“魑魅魍魎”とかばっかりで……」と、当時を振り返えるケーキ姫さん。

 筆者的にはオーストリアにいてなぜ日本に興味を持ったのかが気になりましたが、きっかけはクリスマスプレゼントにもらったゲーム『テイルズ オブ シンフォニア』のドイツ語版だったそうです。調べたら日本のものだと知って、日本のアニメやマンガにも興味を持ちます。ちなみに一番最初に読んだ漫画は『ああっ女神さまっ』で、最近は『みなみけ』や『僕は友達が少ない』が好きだそうです。

 さらに大好きなのがアイドルで、“ハロヲタ”を自称するほどハロー!プロジェクトにハマっているそうです。「“Berryz工房”を見て、『若いのにこんなに踊っていてすごいな』って思ったんです。その振り付けを真似したかった。オーストリアにはアイドルがいないんです。周囲にもひとりぐらいしか日本のアイドル好きがいなくて、ハロプロの話をするのも日本人の友達のほうが多いです。アイドルのおかげで日本に行きたくなりました」

'11年には初来日をはたします。日本とオーストリアの違いは、「町がめっちゃきれい。どこにいってもきれいだし、田舎もすごい好きだった。日本人は、マナーとかがすごくいいですね。人の性格でいえば、オーストリア人はみんなにハグしたりとかすごいオープン。日本人は優しいけど、シャイ」とのこと。さらに昨年8月には、“トーンジュエル”という女子高生アイドルユニットのひとりとして、ビクターからメジャーデビューを果たします。

 そして27日、ニコニコ超会議の夜に行われるライブ“ニコニコ超パーティーII First Night”への出演が決まっています。あべちゃんいわく、「ケーキ姫さんは日本語も達者だし、ビジュアルも印象的なので出てほしかった。ステージ上に国内の人と海外のユーザーが乗っているさまって、僕はすごく感動すると思うんです。ニコ動ユーザーというひとつの軸だけで国籍を越えちゃっているというステージはすごく素敵」とのこと。

 ケーキ姫さんは「すごい人がいっぱい来て緊張するけど、がんばりたいと思います。やっぱり日本を好きになったきっかけはアイドルなので、私もそうなりたい」と意気込みを語っていました。ぜひ現地やニコニコ生放送で、“海外から舞い降りた天使”の姿を目に収めてください!

■関連サイト
週刊アスキーチャンネル(ニコニコチャンネル)
ニコニコ超会議2

■週刊アスキー 連載ページ『ネット早耳かわら版』
 リニューアルしてパワーアップしたネット情報満載の連載ページ。SNSを使いこなすテクニックやウェブアプリやサービスの紹介、ソーシャルメディアの話題など、盛りだくさんの4ページでお届けしている。

■著者紹介-広田稔
 ウェブサイト“ASCII.jp”でMacやネットサービスなどのネタを担当。初期からニコニコ動画を取材し、2007年には笛のお兄さんの「Fooさん」を取材(関連サイト)していたりして、有り体にいえば“ニコ厨”(ニコ動好きな人)、好きが高じて『ニコニコ動画めもりある ~ニコニコ大会議編~』という書籍を執筆。

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