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世界最小アンテナなどを搭載した11ac(Draft)ルーターをNECアクセステクニカが発表!

2013年03月27日 16時36分更新

世界最小アンテナなどを搭載した11ac(Draft)ルーターをNECアクセステクニカが発表!

 NECアクセステクニカは、“μ(マイクロ)SRアンテナ”や“μ(マイクロ)EBG”といったNECの先端技術を搭載し、新規格802.11acに対応した無線ルーターを発売する。

 最上位の『AtermWG1800HP』はアンテナを3つ搭載し、5GHz帯の転送速度が最大1300Mbps、2.4GHz帯が450Mbpsを実現。価格は1万9800円前後。1台をイーサーコンバーターとして利用できる2台セットの『AtermWG1800HP/E』が3万5000円前後。アンテナが2つの『AtermWG1400HP』は、5GHz帯の転送速度が最大867Mbps、2.4GHz帯が450Mbpsで、価格は1万6000円前後。1台をイーサーコンバーターとして利用できる2台セットの『AtermWG1400HP/E』が2万9800円前後。いずれも4月初旬発売予定。

AtermWG1800HP
世界最小アンテナなどを搭載した11ac(Draft)ルーターをNECアクセステクニカが発表!
AtermWG1400HP
世界最小アンテナなどを搭載した11ac(Draft)ルーターをNECアクセステクニカが発表!

 価格2万3000円前後のUSB子機とのセットモデル『AtermWG1400HP/U』と、価格9000円前後のUSB子機単体の『AtermWL900U』は、5月中旬発売予定だ。

AtermWL900U
世界最小アンテナなどを搭載した11ac(Draft)ルーターをNECアクセステクニカが発表!

 本製品は、NECが独自に開発した“マイクロEBG”を世界で初めて採用。“マイクロEBG”は、特定の周波数のノイズのみをカットできる直径約3ミリの人口媒質。アンテナ付近に搭載することで、内部を伝搬する不要ノイズを遮断し、アンテナの受信感度が従来製品より最大で約10倍に向上するとしている。

 同じくNECが独自に開発した米粒サイズと小型の“マイクロSRアンテナ”を採用したことで、従来製品と比較してアンテナ占有面積が88%削減され、小型化が実現されている。

 また、市販の無線LANルーターでは初めてIPv6ルーター機能に対応。NTT東日本、NTT西日本が提供する“フレッツ光ネクスト”のIPv6インターネット接続も利用可能だ。

 QRコードを読み取りカンタンにスマホなどを接続できる“AtermらくらくQRスタート”やボタンひとつでノートパソコンを接続できる“らくらくスタート”が利用できるのは従来製品どおり。

 訪問者が一時的にインターネット接続可能なSSID“ゲストSSID”機能をAtermシリーズで初搭載し、高速性のみならず高い利便性も考慮されている。

■関連サイト
NECアクセステクニカ

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