2013年03月15日18時12分

GALAXY S4の8コアより注目すべきポイントは?

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 ニューヨークで現地時間3月14日19時から開催された“SAMSUNG UNPACKED 2013 Episode 1”の現地レポートをお届けします。

会場となったラジオシティミュージックホール
サムスン『GALAXY S 4』発表会続報

 GALAXY S 4の発表会となった“SAMSUNG UNPACKED 2013 Episode 1”。関係者及びプレス約3000人が集まった本イベントはエミー賞など数々の有名なイベントの会場としても知られる、ニューヨークはマンハッタンのロックフェラー・センターにあるラジオシティミュージックホールで行なわれました。

GALAXY S 4は“Life Companion”
サムスン『GALAXY S 4』発表会続報

 サムスンのIT&モバイルコミュニケーション部門トップのJKシン氏は「GALAXY S 4は生活を豊かにサポートするための、ライフ・コンパニオンを目指して開発した製品」と話しました。

 メインカメラとサブカメラの同時利用、視線コントロールや指先を画面に浮かせての非タッチコントロール、8台までのGALAXY S 4を接続してコンテンツを共有できるなど、新しく加わった機能はいずれも日常生活に新しい体験を提供してくれるものばかりです。

よりスリムに軽く、そしてスタイリッシュ
サムスン『GALAXY S 4』発表会続報

 JKシン氏のプレゼンテーションで印象的だったのは、本体スペックについての説明がほとんどなかったこと。GALAXY S 4は8コアCPUを搭載したという点だけでも大きな特徴なのですが、プレゼンではCPUについての説明はありませんでした。

 これはCPUは端末の新機能を実現させるための裏方であり、GALAXY S 4のアピールポイントはハードウェアそのものよりも様々な新機能である、ということなのでしょう。またGALAXY S IIIよりもスペックアップしているにもかかわらず、本体は薄く軽量になり、デザインも角を出したソリッドでスタイリッシュなものになっています。

LTEはデュアル方式対応、赤外線も搭載
サムスン『GALAXY S 4』発表会続報

 最新のスマートフォンであるGALAXY S 4はもちろんLTEに対応しています。最大速度はLTEカテゴリー3の100Mpbs。また世界で広く普及しているFDD-LTEに加え、TDD-LTEへの対応も予定しているとのこと。TDD-LTEはソフトバンクが互換方式のAXGPを提供していますし、インドや中国で本格的な普及が予定されています。

 GALAXY S 4は最大5バンドのLTEに対応し、LTEの国際ローミングにも対応できるとのことです。そして家電とスマートフォンの連携が進むなか、これまで非搭載だった赤外線が搭載されます。テレビなど家庭内のAV機器をGALAXY S 4から手軽にコントロールすることができるようになるわけです。

グローバルの発売は4月末……日本はいつになる?
サムスン『GALAXY S 4』発表会続報

 発売は4月末からの予定。アメリカや韓国、そしてアジアやヨーロッパの一部の国などLTEの普及が進む国にはLTEバージョンが投入され、他国には3Gバージョンが発売される予定です。気になるのは日本への投入時期ですが、日本向けの仕様変更や日本のキャリアの発表時期を考えると、早くて5月に投入されると予想できるのではないでしょうか? 1日も早く日本での発売日を確定してほしいものです。

GALAXY S 4 ブラックミスト(Black Mist)
サムスン『GALAXY S 4』発表会続報

 深い青みも感じさせるブラックミスト。GALAXY S IIIのぺブルブルーよりも濃い色合いで、より上品な印象になっています。フレームの枠部分は小さいハッチングの入った表面処理になっています。

GALAXY S 4 ホワイトフロスト(White Frost)
サムスン『GALAXY S 4』発表会続報

 ホワイトもブラックと同様の表面処理。そのため光沢が抑えられた感じになっています。

GALAXY S 4 ブラックミスト背面
サムスン『GALAXY S 4』発表会続報

 背面側を見ると、GALAXY S IIIとの表面処理の大きな違いがわかります。これまでの光沢感ある表面から、網目模様状になったことで滑りにくく、持ちやすそうです。

GALAXY S 4 ホワイトフロストの側面
サムスン『GALAXY S 4』発表会続報

 スペックアップしたにもかかわらず本体は7.9ミリと薄くなっています。側面の金属調の仕上げも高級感があります。

GALAXY S III SC-06Dとのサイズ比較
サムスン『GALAXY S 4』発表会続報

 両者高さは136.6ミリと同じですが、横幅はGALAXY S 4のほうが狭く69.8ミリに。ディスプレーが約5インチ(4.99インチ)にサイズアップしたにもかかわらず、GALAXY S 4は片手で持ちやすい大きさになっています。

Android 4.2.2を搭載
サムスン『GALAXY S 4』発表会続報

 OSは最新のAndroid 4.2.2を搭載。展示モデル型番はGT-I9505でしたが、CPUに2モデルあるGALAXY S 4のうちどちらのモデルであるかは説明なし。なおベンチマークテストも残念ながら行なえませんでした。

2600mAhのバッテリーを搭載
サムスン『GALAXY S 4』発表会続報

 バッテリーは大型の2600mAh。バッテリーカバーははずれるので交換も簡単です。なおQi方式のワイヤレス充電に対応するという情報もありますが、バッテリカバーも別売品に交換する必要があるようです。標準のバッテリカバーにはワイヤレス充電用のアンテナなどはありません。

カメラ機能が大幅に強化
サムスン『GALAXY S 4』発表会続報

 GALAXY S 4は13メガピクセルのメインカメラと2メガピクセルのサブカメラを搭載。画素数が高いだけではなく、機能も大きく強化されています。

メインとサブカメラで同時撮影できるDual Camera機能
サムスン『GALAXY S 4』発表会続報

 カメラを起動し、右上から2つめのアイコンをタップするとメインカメラのプレビュー画面中に、小さい画面でフロントのサブカメラの映像が同時に現われます。サブカメラの表示枠は切手やハートなど複数のものから選ぶこともでき、場所もドラッグして自由に移動できます。集合写真を撮影するとき、これなら撮影者も一緒に写ることができるわけです。

Eraserで写った邪魔者をあとから消せる
サムスン『GALAXY S 4』発表会続報

 Eraser機能は撮影した写真に余計な人が写りこんでしまったときなど、指先タップで簡単に消去できる機能。人の往来が多い場所での撮影時に威力を発揮しそうです。

指先をかざすと内容が読めるAir View機能
サムスン『GALAXY S 4』発表会続報

 GALAXY Noteで利用できるAir View機能がGALAXY S 4にも備わりました。しかもペンは不要。指先をメール一覧画面の上にかざすだけでメール本文がポップアップして表示されます。ギャラリーならアルバムの内容が、そしてSノートならノートの内容がそれぞれポップアップされます。指先を画面上で動かすだけで次々に内容を見ることができるのは便利です。

動画をゆっくり見るならSmart Pause機能
サムスン『GALAXY S 4』発表会続報

 Smart Pauseは目の動きに追従して、動画再生中に横を向くと自動的に動画が一時停止される機能です。映画を見ている最中に友人に声をかけられたり、宅配便の人がドアをノックしてそちらを向いても、その場で映画が一時停止されるわけです。

視線で画面をスクロールできるSmart Scroll
サムスン『GALAXY S 4』発表会続報

 長いメールを読むのに指先で画面スクロールさせるのは面倒……というときに有用なのがSmart Scroll機能。こちらも視線を認識して、メールを読んでいるときに端末を傾けると本文が自動でスクロールしていきます。

画面を見ているときだけ反応するから使いやすい
サムスン『GALAXY S 4』発表会続報

 視線を認識しているので、画面から目を離せば本体を上下左右に傾けてもメールの本文はスクロールしません。ソーシャルサービスのタイムラインを読むときなどもこれは重宝しますね。

日本語も使えるS Translator
サムスン『GALAXY S 4』発表会続報

 7ヵ国語に対応し日本語も利用できる相互翻訳機能のS Translator。実際にブースのスタッフの英語とこちらの日本語で簡単な会話を行なうことができました。お互い話に夢中になって画面の写真を撮るのを忘れてしまいましたが、旅行に必要な約3000のフレーズも入っているなど、海外旅行時に活用できそうです。

新機能はまだまだ盛りだくさん
サムスン『GALAXY S 4』発表会続報

 ほかにもカメラ周りだけでも連続写真を簡単に撮影できるDramaモードや、撮影した写真を簡単にアルバム化、そして実印刷サービスもあるStory Albumなど、GALAXY S 4に加わった機能はまだまだあります。発表会後のプレス向けのタッチ&トライコーナーでもそれらの機能をすべて試せないほどでした。実機を使ったレビューを改めて行ないたいものです。

スマートフォンの未来を感じるGALAXY S 4
サムスン『GALAXY S 4』発表会続報

 高スペックなハードウェアのパワーをソフトウェアやユーザーインターフェースの進化に活用し、より使いやすいスマートフォンとなったGALAXY S 4。これからのスマートフォンの目指すべき方向性を明確にした製品と感じられます。

 スマートフォンが日用品となり、誰もが使う時代だからこそ製品の使い勝手はより重要なものとなっていきます。GALAXY S 4の新機能はスマートフォンを使いやすくするだけではなく、使うことの楽しさを多くのユーザーに提供してくれるでしょう。実機が登場する4月末が非常に楽しみです。

●スペック
OS:Android 4.2.2(Jelly Bean)
CPU:Samsung Exynos 5 OCTA(オクタコア、1.6GHz)またはQualcomm Snapdragon 600(クアッドコア、1.9GHz)
RAM:2GB(LPDDR3)
ストレージ:16GB、32GB、64GB
外部ストレージ:マイクロSD(最大64GB)
ディスプレー:4.99インチ Full HD Super AMOLED(1080×1920ドット、441dpi)
カメラ:リア1300万画素(AF、フラッシュ、Zero Shutter Lag、BIS)、フロント200万画素(30fpsフルHD録画、Zero Shutter Lag、BIS)
バッテリー:2600mAh(取り外し可能、ワイヤレス充電対応)
ネットワーク:3G[HSPA+ 42Mbps]:850/900/1900/2100MHz、4G[LTE Cat 3 100/50Mbps]:up to Hexa band
インターフェース:WiFi a/b/g/n/ac(HT80)、GPS/GLONASS、NFC、Bluetooth 4.0(BLE)、IR LED(Remote control)、MHL 2.0
センサー:Accelerometer、RGB Light、Digital compass、Proximity、Gyro、Barometer IR Gesture、Temperature&Humidity
サイズ/重量:69.8(W)×7.9(D)×136.6(H)mm/130g
発売日:2013年4月末

●関連サイト
サムスン
READY 4 THE SHOW(Facebook)
製品公式サイト

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